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FFは大体知ってるけどマジックザギャザリングを全然知らない人間がFFコラボ剥いてみた

 まぁ、完全にタイトル通りの記事なんですが……「マジック・ザ・ギャザリング」を全くプレイしたことがないのに、ミーハーすぎて話題のFFコラボのパックを剥いてしまいました。

 最初は「いや、そもそもマジックやったことないし(笑)」とか思ってたのに、発売が近づいて、どんどんカードのイラストとか発表されたら……ほしくなっちゃった。そこから知り合いに誘ってもらって、1箱開けてみることになりました。ミーハー、極まってます。

 そして実は私、FF1~16までのナンバリングタイトルをひと通りプレイしたことがあって……まあ、人並みにファイナルファンタジーは知ってるんです。「FFは結構知ってる」感じの人間です。でも、マジックは知らん。

 そんな「FFしか知らない」側の自分から見て面白かったカードについて、いくつか書いてみました。特に深い感想とかはないのですが……まあ、よろしければぜひ。とにかくMTG知識ゼロなので、温かい目で見てください。



バラムのアルケオダイノス

 こんなとこカード化してくるの?

 パックを剥き始めて、最初に「このコラボ……だいぶマニアックなのでは?」と思わされたのが、この「バラムのアルケオダイノス」

 全く知らない方からすると「謎の恐竜」って感じだと思うのですが、FF8を遊んだことがある人間は絶対忘れないこの恐竜。要は、「序盤のステージに、なぜか絶対勝てない恐竜がウロついている」という、ちょっとしたトラウマ的存在のモンスターです。でも、だいぶマニアックじゃない?

 しかもこれ、学校の中をウロついてる恐竜なんです。
 FF8って、学園が舞台なので……。
 とにかく、結構ニッチなカードだと思います。


ゼノス

 「唯一の友」でだいぶデカい声出ました。

 FF14のキャラクターで、プレイヤーである光の戦士に「友よ……」とか言いながら襲いかかってくる変人です。一応ライバル格……いやライバルキャラって言っていいのか? 「戦闘狂のセフィロス」みたいなヤツです。

 この「対戦相手がコントロールしているクリーチャーを1体選び……」という効果は、たぶんゼノスの「光の戦士以外どうでもよい」という強烈な思想が出ている効果ですね。マジックでも友探してんのかよコイツ。迷惑な男。

 で、パックからゼノスを引いたときに、「え、これ神龍に変身するのかな?」と思って裏面見てみたら、ホントに神龍に変身する能力持ってたのが感動でした。そう、コイツ原作でもドラゴンになるんですよ。すげえ。


 「鳥」って。

 なんかもともとマジックに「鳥」という種別のカードが存在しているらしく、そのトークンらしい。ただ、世界広しと言えどもチョコボを「鳥」呼ばわりするゲームはマジックザギャザリングだけなのではないか。

 まあ、鳥だけども。
 どこからどう見ても鳥だけども。


ザックス

 これ、「効果だけで感動したカード」です。

 左側にいる「ザックス」ってキャラ、FF7でも屈指の人気キャラなのですが……こいつ、「クラウドにバスターソードを託して死んでいく」という超絶おいしい男なんです。たぶんみんなザックス大好き。

 で、マジックのザックスが持ってるこの能力。

ザックス・フェアを生け贄に捧げる:
あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは破壊不能を得る。ザックス・フェアの上にあったすべてのカウンターをそのクリーチャーの上に置き、ザックス・フェアについていた装備品1つをそのクリーチャーにつける。

 要するにこれ、「ザックスが命がけでクラウドを守る=破壊不能を付与する」「ザックスがクラウドにバスターソードを託す=装備品をつける」という形で、原作の感動ポイントを能力に落とし込んでるわけです。普通にテキスト見てるだけでちょっとグッときた。効果で感動することあるんだ?

 しかも、実際にクラウドと並べれば原作再現もできる。
 おい、このコラボ熱すぎ! マジックありがとう!!


エメトセルク

 効果だけで感動したカード第2弾。

  こいつ、「FF総選挙でセフィロスを超えた男」として名が知れ渡っているかもですが……とにかくFF14プレイヤーからしたら、たまらん男なわけです。引いた瞬間「やったーエメトセルクだ!!」とか叫ぶレベルで。

 で、このカードのなにが感動ポイントかって、「あなたの墓地に14枚以上のカードがある場合、これを変身させてもよい」という能力。これを満たすことで、ハーデスに変身する。このワンセットで14プレイヤーは頭がクラクラしてくる。さすがに原作愛しか感じない。マジックありがとう。

 これ、完全にイチから説明しようとすると、それだけで日が暮れるレベルなのですが……このエメトセルクっておじさんは、すごい昔に「十四人委員会」という組織に所属してました。それがすごい昔のことなので、エメトセルク以外のメンバーはほとんどいなくなってます。

 そんな十四人委員会のいろんなものを背負って、エメトセルクおじさんが敵として立ちはだかってくる。そのバックボーンを含めて、「14人以上が墓地にいたら、ハーデスになる」という感じです。細かい部分だいぶすっ飛ばしてるので怒らないでください。いいから漆黒やれ。


レガリア

 「伝説のアーティファクト」なんだ。

 このカード、どうやら「クリーチャーをレガリアに乗せられる」らしく、それがめちゃくちゃ面白かった。しかも「4/4」だからステータスもそこそこ強いらしい。エメトセルクより強いやんけこの車。

 だから、クラウドもエメトセルクもレガリアに乗せられるらしい。
 なんか夢あるわー。いいなこれ。


エアリス救出作戦

 もはやここまで来ると「細かすぎて伝わらないファイナルファンタジー」だろと思ったカードです。

 これはFF7のイベントをモチーフにしたカードで、原作的には「エアリスを救出するために神羅カンパニーに乗り込む」というシーンです。で、この神羅カンパニーに突撃するときに、「エレベーターに乗るか」「階段でのぼるか」を選べるんです。

 エレベーターに乗ると、敵とエンカする代わりにサクッと到着する。階段で行こうとすると、ガチで59階まで徒歩で行くハメになる。クッソ長い階段を徒歩で上らされる。人によってはトラウマイベントかもしれない。

 で、そのイベントを「エレベーターに乗って敵とエンカする=クリーチャー・トークンを3体生成する」「階段で上ってめちゃくちゃ疲れる=クリーチャーを麻痺させる」という効果に落とし込んでいる。完全に細かすぎて伝わらないファイナルファンタジー。これって「原作愛」なのか?


セフィロスの介入

 シンプルに人の心がない。
 多分これ、セフィロスがエアリスを殺すシーンですよね。

 なので、効果も「クリーチャー1体を対象とする。それを破壊する。」。シンプルにひどい。なんちゅうデーモンハンドだ。


ジタン

 特にこれはFF的なネタがあるわけではないのですが……私も、多少カードゲームの知識はある方なんです。デュエマとかめちゃくちゃやってた。

 そんな私のTCG勘が言っている。

 このカード、強すぎねえ?

 マジック知識ゼロでふんわりとしか効果を理解できない自分でもわかる、なんか下にヤバいテキストが書いてある。純粋にダメージを与えるたびに宝物・トークンを生成できるだけでも強そうなのに、追加で「あなたはそのカードを唱えてもよい」とかいう異常な能力が書かれている。

 どうやらこれが「もともとマジックに存在しているカードに、ジタンの絵が描かれている」という特殊なカードであるらしいことは聞いたけど……とにかくヤバいカードなことだけわかる。ジタンを嫌いになる人が出そうだ


メテオストライク

 これもだいぶ「オタク!」って感じのカードです。
 要は、FF的には「2枚で絵柄が繋がってる」的なやつ。

 「魔列車」がFF6に出てくるボスで、「メテオストライク」はその魔列車にマッシュというキャラが立ち向かっている構図。これ、なんで繋がってるかっていうと……「魔列車にメテオストライクを使うと、マッシュが列車ごと持ち上げる」というのが、ちょっとしたネタになってるからです。

 実のところ、ストーリー的にはそこまで関係ありません。
 ただ、列車を持ち上げたマッシュに、プレイヤーが「すげええええ」って言ってるだけ。でも、「メテオストライク=魔列車」みたいになってる風潮がある。そういう小ネタを取り入れた2枚ですね。よく見ると、魔列車からマッシュとカイエンとシャドウが逃げてるのも芸が細かい。


吉田

 吉田きたあああああああああああ!!!!!!!!!!!

 吉田ーー!!!
 やったぞーーー!!!!
 ちゃんと引き当てたぞーーーー!!!!!

 この「異邦の詩人」というカード、実のところ「FFコラボで狙ってるカード」のうちの一枚でした。

 FF14を知らない方からすると「なんやねんコイツ」って感じだと思うのですが……要するにコイツ、FF14のプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹なのです。吉田の分身みたいな? 見なよ、ウチの吉田を……

 ていうか、マジックって吉田出してもいいんですね。
 なんて懐の広いカードゲームなんだ。
 まあ、たしかにいろんな意味で「伝説のクリーチャー」だが。

 ちなみに、マジックを知ってる友人から、「(設定的に)全属性に干渉するカードは結構すごい」と聞いた。まあ、ある意味「神」だからね。とにかく、吉田引けてよかったです。吉田への信仰心が試されたか。


 「え、ただの森では?」と思う人がほとんどでしょう。
 この森、「FF11の森」なんですよ。

 だから、ちゃんと「為」がいるんです!
 これ結構感動した! うわっ、「為」いるじゃん!!って。

 ちなみに、「為」っていうのは、カード中央にいるヤドカリみたいなモンスターのことです。気になる人は下の用語辞典を見てください。

右が「為」

 FF11はひたすらモンスターを倒して経験値を稼いでいく感じのMMORPGなんですが、この「為」もよく倒します。だからもう、これは間違いなく「FF11の森」として描かれたカードなんです。これは本当に「愛」を感じました。こんな汲み取り方をしてくれるとは。一番好きなカードかも。


カイン

 マジックでも裏切る男。

 こいつ、原作のFF4でも何回か裏切るんです。
 それが、そのままカード性能になっちゃってる。
 正直そこは原作再現しないでほしかった。

 率直な疑問なんですが、これってマジック的に強いカードなんですか? カードゲーム的に考えたら、「攻撃のダメージが通ったら相手側に寝返る」ってクソカードでしかないと思うんですが……これは使い物になるのか? 


ならず者

 「ならず者」って。

 これも「鳥」と同じく、もともとマジックに「ならず者」という種族があるらしいことは聞いたのですが……一応コイツ主人公のひとりなんだぜ。

 まあ、実際「ロックがならず者か否か」と問われると、間違いなくならず者ではあるんだけど、にしたって「ならず者」って。じゃあジタンだって「ならず者」判定でいいだろとか思ったけど、ヤツは別にならず者じゃなかった。これがロックとジタンの差か。オマエ、ならず者なんだって。


エロいオスアウラ

 とんでもないスケベがキャラクリしたことはわかる。


ジャイアントビーバー

 絵柄はこのカードが一番好きです。
 かわいいから。

 しかもこれ、FF14じゃなくてFF2の方なんですよね。
 原典のジャイアントビーバーです。
 ビーバーでっけえ。もうタヌキじゃん。

 以上、カードの話おわり。


最後に

 「ほしいカード」でひとつだけ手に入らなかったのが……この「八百長試合」ってカードですね。なんかFF10やったことない人に「ワッカが八百長試合をしてる」と思われてるらしい。面白すぎる。

 でもこれレアカードなんですってね。
 結局1BOXでは手に入りませんでした。
 ワッカのくせにムカつくわ。

※追記
どうやら「八百長試合」は、このパックからは出ないカードだったらしい。ワッカごめん。

 まあ、今回はこんな感じで終わります。 

 想像以上に面白かったから、正直もうちょっと引いてみたかったですね。「イグニスとプロンプトとグラディオは揃ったのにノクトが引けなかった」とか、心残りはある。でも吉田とエメトセルク引けたから大満足。

 あ、オチとかは特にありません。
 あと、案件じゃないです。
 ただ趣味で引いただけです。おしまい。

最後にマジックのルールを教えてもらいながら対戦しました。
なんか吉田とヤシュトラとゾディアークが並んで勝った。
楽しかったです。


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