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複業の稼働が上限に来た。作業を切り出して人に頼むまでの手順

この記事でわかること

  • 発注の前に契約書のどこを確認するか(再委託・秘密保持まわりの確認箇所)

  • 案件の作業を判断・作業・確認の3層に分けて、渡せる部分を選ぶ手順

  • 発注メモに書く6項目(範囲・成果物・納期・報酬・修正回数・秘密保持)

  • 外注して得か損かを1件ごとに計算する式

  • 記入済みの切り出し表と発注メモの見本2枚(業種はぼかした架空の記入例)

読み終えると自分の作業のうち渡せる部分を選べるようになり、稼働の上限で案件を断る回数を減らせる状態に変わります。対象は複業の稼働が月の上限に届いていて、受けたい案件を断り始めた人です。

この記事で扱うのはAIによる自動化ではなく、契約を確認した上で作業の一部を人に依頼する流れです。


受けたい案件が来た週に、時間がない

火曜の昼休み。

知り合いから連絡が来ます。
条件も内容も悪くない案件です。

カレンダーを見ます。
今月の複業の時間は、すでに埋まっています。

「今は手一杯で」と返信する。
返信を送った直後に、少しだけ引っかかりが残ります。

断った理由は、能力ではなく時間でした。

原因は、全部を自分の手でやる前提のままでいること

複業を始めたときは、全部を自分でやります。
件数が少ないので、それで回ります。

件数が増えても、その前提だけが残ります。
自分の手が動く時間が、そのまま売上の上限になります。

上限に来ると、選べる道は2つに見えます。
断るか、寝る時間を削るか。

3つ目があります。
作業のうち、判断が要らない部分を人に渡すことです。

解決策は「切り出し表」

案件の作業を3層に分けて書き出します。
ここでは、この一覧を切り出し表と呼びます。

判断(自分が決める。渡さない)。
作業(手順が決まっていて、決めることがない。渡せる)。
確認(自分が見る。渡さない)。

この3層に分けると、渡せるのは真ん中だけだと分かります。
案件によっては、真ん中の作業層が稼働の大きな割合を占めます。

全体像

有料部分では、次の手順で作ります。

  1. 契約書の再委託まわりを確認する

  2. 作業を3層に分けて、切り出す候補を出す

  3. 発注メモを書く(6項目)

  4. 最初の1件を小さく試す

  5. 収支と品質を測って、続けるか決める

向いている人・向いていない人

向いている人。

  • 複業の稼働が月の上限に届いていて、案件を断り始めた人

  • 同じ手順の作業を毎月繰り返している人

  • 単価は上がったが、時間が増えて手取りの実感が変わらない人

向いていない人。

  • 契約で再委託が認められていない案件だけを持っている人

  • 手順がまだ固まっていない立ち上げ中の案件しかない人(先に自分で3回やってからにしてください)

  • 発注できる予算の余裕がない状態の人(無理に出すと、赤字と確認の手間だけが残ります)

有料部分に入っているもの

  • 発注前に契約書で確認する箇所のリスト

  • 切り出し表のテンプレ(コピペ用・3層)

  • 発注メモのテンプレ(6項目)

  • 試験発注のやり方(最初の1件の大きさと期間)

  • 外注の収支を1件ごとに計算する式

  • 記入済みの切り出し表・発注メモ見本2枚(架空の記入例)

  • よくある失敗5つと完了チェックリスト

ここから先は、作業を切り出して人に頼み、続けるかどうかを判定するための作業手順です。

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