田中達也展 みたてのくみたて in 鹿児島 に行ってきた

鹿児島の黎明館で開催している『田中達也展 みたてのくみたて MINIATURE LIFE・MITATE MIND』に行ってきた。


私の知る田中達也さんについての事前情報はあまり多くなく、ミニチュアを題材にして世界的に活躍しているクリエイターという印象で、作品をいくつかを拝見したことがあるという程度だった。そのうえで妻に誘われたので展示会に家族で行ったのだが、行けてとても良かったと思う。

展示会タイトルになっている「みたて」は見立てのことで、毎日投稿を続けられている田中達也さんの作品の作り方と「アイデアのつくり方」を、氏の作品とともに紹介するというコンセプトの展示会だった。


そうとは知らずに、単純に作品を楽しむつもりで展示会へ赴いたのだが、展示会に入ってすぐに掲載されていたウェルカムメッセージを読んで、強烈に興味を惹かれて震えてしまった。

同じようにアイデアも、表現のアウトプットをすればするほど、減っていくどころか、掛け算で膨らんでいくものなのです。今回7つに分けて展示したのは、私の作品づくりのレシピです。どうぞ、あなた自身の想像力と対話しながら「みたてのくみたて」をお楽しみください。

『田中達也展 みたてのくみたて MINIATURE LIFE・MITATE MIND』 - "はじめに" より一部抜粋


紹介されている7つのゾーンに展示されている作品らと田中達也さんの言葉が繋がり、なるほど「レシピ」と表現されていた理由がよくわかった。

  • HOME 暮らしから考える

  • FORM 形から考える

  • COLOR 色から考える

  • SCALE スケールを変える

  • MOTION 動きや変化から考える

  • LIFE 生き物におきかえる

  • WORLD 世界共通のことから考える


展示されている作品は然ることながら、そのキャプションや所々に田中さんの言葉も魅力的で、クリエイションや田中達也さんに詳しくない私でも世界観に引き込まれた。

当初は誘ってくれた妻を主として私が娘と一緒に回ろうと考えていたが、途中から逆転してしまって私のほうがゆっくり見させてもらった。とても良かった。


展示会を回りながら、「アイデアのつくり方」や「センスは知識からはじまる」の内容を思い起こしていた。高度に実践されている具体例を見せてもらっているような、そんな時間を過ごす。


ポップアップストアで著書『みたてのくみたて 見るだけでひらめくアイデアの本』 (ダイヤモンド社) を購入。この展示会を本にしたような、またはこの本を展示会にしたのだろうが、そのような本である。体験もあり、思い入れがある一冊になりそうだ。また、帯の推薦文を最近ハマっているヨシタケシンスケ氏が書かれており、このようなこともあるのかとまた思うところがあった。


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