戦国時代がつながらない人へ|信長・秀吉・家康を『7つの転換点』で関ヶ原まで学び
はじめに。
戦国時代のことを思い返すと、
「桶狭間の戦い」
「本能寺の変」
「小牧・長久手の戦い」
「関ヶ原の戦い」
名前を知っている出来事はいくつもあります。
私もそうでした。
それぞれの戦いや人物については何となく覚えている。
でも、
「本能寺の変のあと、なぜ秀吉が主導権を握れたのか」
「長久手で家康が勝ったのに、なぜその後は秀吉に臣従したのか」
「秀吉が天下統一したあと、なぜ最後は家康と石田三成たちの対立につながったのか」
と前後をつなげようとすると、急に分からなくなります。
私が40代になって戦国史を学び直して、一番面白いと感じたのもここでした。
一つ一つの出来事を調べるだけではなく、
「なぜ次の出来事が起きたのか」
まで追ってみる。
すると、
点で覚えていた戦国史が、少しずつ一本の線につながってきました。
これまでこのnoteでは、
桶狭間から関ヶ原まで、30本を超える記事を書きながら順番に学び直してきました。
今回の記事では、それらを単純に短くまとめ直すのではありません。
信長、秀吉、家康。
三人の時代がどのようにつながり、
最終的に関ヶ原へ向かっていったのか。
その大きな流れを、
「7つの転換点」
に絞って、最初から整理し直します。
■ こんな方に向けた記事です
・戦国武将や有名な合戦の名前は知っているけれど、前後の流れがよく分からない
・信長、秀吉、家康の関係を一度整理してみたい
・昔学校で習った戦国史を、大人になった今もう一度学び直したい
・ゲームや漫画、大河ドラマなどをきっかけに戦国史へ興味を持った
・関ヶ原までの大きな流れを、あとから見返せる形で整理しておきたい
全部を暗記する必要はありません。
この記事では、
「この出来事の次に、なぜこれが起きたのか」
というつながりを中心に見ていきます。
■ 信長から関ヶ原までを「7つの転換点」で見る
まず、今回追っていく流れを先に見てみます。
① 1560年|桶狭間の戦い
② 1582年|本能寺の変
③ 1582〜1583年|山崎の戦い・清須会議・賤ヶ岳の戦い
④ 1584年|小牧・長久手の戦い
⑤ 1590年|小田原征伐・家康の関東移封
⑥ 1598年|豊臣秀吉の死
⑦ 1600年|関ヶ原の戦い

こうして並べると、
桶狭間と関ヶ原の間には40年あります。
その40年間に、
織田信長が勢力を伸ばし、
本能寺の変で突然その流れが止まり、
豊臣秀吉が主導権を握り、
徳川家康との対立と臣従を経て、
秀吉が全国統一を進め、
そして秀吉の死後、再び大きな権力争いが始まります。
つまり、
「信長が倒れたから秀吉の時代になり、秀吉が死んだから家康の時代になった」
というほど単純な流れではありません。
その間には、
戦争、
後継者問題、
同盟、
婚姻、
国替え、
朝廷との関係、
大名同士の駆け引きなど、
いくつもの転換点がありました。
そして、それぞれの転換点で、
「もし違う結果になっていたら、その後の歴史も変わっていたかもしれない」
と思える場面があります。
ここからは、
この7つの転換点を順番にたどりながら、
信長から秀吉へ。
秀吉から家康へ。
そして、なぜ関ヶ原へ向かっていったのか。
を一本につなげていきます。
ここから先では、
まず桶狭間の戦いから始めます。
ただし、
「桶狭間で信長が今川義元を破った」
という有名な話を、もう一度詳しく説明することが目的ではありません。
桶狭間によって何が変わり、
その後の信長と家康の関係へどうつながったのか。
そこから見ていきます。
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