あたえる人が、あたえられる
〜やさしさが、ビジネスの本質〜
「もっと成果を出したい」
「もっと評価されたい」
「もっと収入を増やしたい」
そう思って、努力を重ねている人は多いと思います。
でも、そんなときほど、ある大切な視点を見失いがちです。
それは・・・
「どれだけ受け取るか」ではなく
「どれだけ与えているか」
という視点。
山内あゆ子氏が訳した名著、
『あたえる人が、あたえられる(原題:The Go-Giver)』。
この一冊は、成功の本質を、驚くほどシンプルに教えてくれます。
成功の本質は「価値の総量」で決まる
この本で語られている考え方は、とてもシンプルです。
人の成功は、
「どれだけ得たか」ではなく
「どれだけ価値を与えたか」
で決まる。
ここでいう価値とは、
相手の役に立つこと
相手の問題を解決すること
相手をより良い状態に導くこと
つまり、
「相手の人生にどんな変化を生み出したか」
ということです。
5つの法則は、すべて「与える」に通じている
この本には、5つの法則が登場します。
でも、そのすべてに共通しているのは、「与えること」を軸にしていることです。
価値の法則
あなたの本当の価値は、どれだけ多く、受け取る以上のものを与えるかによって決まる。収入の法則
あなたの収入は、あなたがどれだけ多くの人に、どれだけ奉仕するかによって決まる。影響力の法則
あなたの影響力は、あなたがどれだけ相手の利益を優先するかによって決まる。本物の法則
あなたが人に与えることのできるもっとも価値ある贈り物は、あなた自身である。受容の法則
効果的に与える秘訣は、心を開いて受け取ることにある。
与えることは、やさしさであり戦略でもある
この本の魅力は、
「やさしさ」と「ビジネス」が対立していないところにあります。
むしろ、やさしさこそが最も強いビジネスの戦略になることを教えてくれます。
相手を思いやる
価値を惜しみなく提供する
信頼を積み重ねる
こうした行動は、短期的には見えにくいかもしれません。
でも、長期的には、確実に大きな差が生まれてきます。
与えることで、世界の見え方が変わる
与えることを意識し始めると、視点が変わります。
「この人から何を得られるか」ではなく
「この人に何を与えられるか」
という問いに変わる。
すると、不思議なことに、
人との関係が深くなる
チャンスが自然と巡ってくる
ビジネスが広がっていく
そんな流れが生まれてきます。
受け取ることも、大切な一部
この本がやさしいのは、ここです。
「与えること」が大切でありながら、「受け取ること」も否定していない。
むしろ、受け取ることで、また与えることができる。
この循環こそが、豊かさの本質なのだと教えてくれます。
そして、
成功とは、何かを奪い合うことではなく、互いの価値を広げていくこと。
その起点は、いつも
「自分が与えること」
から始まります。
与えることは、減ることではないです。
広がること、なんです。
今日、あなたは誰に何を与えますか?
今日もありがとう。
感謝です。
