子ども3人を育てながら、仕事を変えるということ
「子どもがいながら、キャリアを変えるなんて自分には無理だ」
そう感じている人に、今日は少し具体的な話をしてみようと思います。
私は31歳、シングルマザーで子どもが3人います。元看護師で、今はプログラマーとして働いています。
これまでの記事では、なぜキャリアを変えようと思ったか、その決断に至るまでの心の動きについて書いてきました。今回は、実際に子ども3人を育てながら、職業訓練・転職活動・そして今の仕事と、どうやって回してきたのかという話です。
■ 勉強や就活自体は、意外と苦労しなかった
職業訓練に通っていた期間や、転職活動をしていた期間、子どもたちは保育園と小学校・学童にそれぞれ通っていました。
正直に言うと、この期間の「勉強」や「就職活動」そのものには、そこまで大きな苦労は感じませんでした。子どもが園や学校に行っている間に、まとまった時間を確保できていたからです。
■ 内定から入社までの2か月、看護師として働いた話
職業訓練を終えたあと、すぐには条件のいい就職先が見つかりませんでした。次に勤める場所は長く続けたい、という思いがあったので、少しじっくり考える時間を取りました。
面接に受かってからも、実際に入社するまでには2か月ほど時間がありました。その間、金銭面の不安もあったので、派遣に登録し、介護施設で看護師として勤務していました。生活のために、たまに土日も働くこともありました。
「資格があれば、働き方や現場を変えながらでも、生活を支えられる」というのは、このときに実感したことです。
■ 一番大変だったのは、正社員になってから
私にとって一番大変だったのは、勉強していた時期でも、就職活動をしていた時期でもなく、実際に正社員として働き始めてからでした。
自宅から会社まで、交通機関で1時間ほどかかります。それに残業も重なると、仕事と家事を両立させることの大変さを、じわじわと感じるようになりました。
■ 忘れ物、病児保育、不器用な自分との闘い
転職活動をしていた頃、子どもが数回体調を崩したことがありました。1日は自分で看て、ある程度元気が戻れば、保育園に行けるようになるまでは病児保育を利用していました。
大変だったのは、体調不良そのものよりも、学校・保育園とのやり取りや、必要なものを計画的に準備することでした。持ち物を忘れてしまうことも、正直1回や2回ではありません。
もともと器用なタイプではなく、余裕を持って先回りして動くのが苦手な性格です。そんな自分の性格と向き合いながらの毎日でもありました。
ただ、正社員として働き始めてからは、子どもたちが体調を崩すこと自体が減っていき、急な呼び出しもほとんどなくなっていきました。
■ 離婚という選択も、この流れの中でした
この期間の中で、私は離婚も経験しました。詳しい経緯はここでは書きませんが、キャリアを変えていく過程と、家庭の形を変えていく過程が、私の中では同時に進んでいました。
決断そのものよりも、日々の生活を回しながらこの変化を乗り越えていくことの方が、想像していた以上に精神的にこたえるものでした。
正直に言うと、今が一番大変だと感じる時期でもあります。「これでいいのだろうか」と不安になることも、まだあります。
■ 「いびつでもいい」と思えるようになったこと
もともと、経済的にも状況的にも、余裕のあるスタートではありませんでした。人生を大きく変えようとしている以上、理想通りにすべてを決められたわけではありません。
一見すると、整った形には見えないかもしれません。それでも、今の自分が用意できる中で、一番現実的に、少しでも安定した生活を手に入れるために、日々やりくりしています。
もし今、「子どもがいるから」「一人だから」という理由で、キャリアを変えることをあきらめかけているなら、伝えたいことがあります。完璧に整った状況でなくても、動き出すことはできます。使える制度(病児保育のような仕組みも含めて)は、遠慮せず頼っていいと思います。
そして、いびつに見える形であっても、それが今の自分にとって一番現実的な選択なら、それでいいのだと、私は思うようにしています。
次回は、看護師からプログラマーに変わって、実際の働き方や仕事の内容がどう変わったのか、今の現実について書いていこうと思います。
#キャリアチェンジ #シングルマザー #プログラマー #未経験からの転職 #子育てと仕事 #30代の転職 #リスキリング #働き方の変化 #自分らしい生き方 #仕事と育児の両立 #病児保育
