朝露のなか
ひっそりと目を覚ます
青い光がありました
誰かに呼ばれなくても
意味を与えられなくても
花は空から届く合図を知っています
わたしたちは時折
誰かの物差しに心を預け
本当の色を見失います
けれど魂には
生まれる前から選んだ色があり
咲くべき季節があるのです
うまく説明できなくても
何者かになれなくても大丈夫
いま胸に宿っている
小さな願いを信じてください
あなたがあなたとして息をするたび
見えない世界に
たったひとつの花がひらきます
名札のない光ほど
天はよく覚えているのです
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