空があまりに澄んでいると
心の影まで
見透かされそうになる
逃げ場のない陽射しが
古い記憶を熱に変え
遠い蝉の声が
胸の奥を揺らしている
行き先を告げる灯りは
何度も瞬くけれど
魂の道に
正しい曲がり角などない
窓をひらけば
夏の風が入り込み
こわばった腕を
そっと撫でてゆく
わたしらしさは
守り抜く形ではなく
失いながら
生まれ直してゆく光
眩しさに目を細めてもいい
今日を走るこの鼓動だけは
まだ誰のものでもない
青空よ
もう笑わなくていい
わたしは今
光の向こうへ向かっている
#空音の詩
#魂の旅
#夏の光
#生まれ変わる
#自分らしさ