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ゴミ出しルールが守れない

ゴミ出しの日って、どうにも苦手だ。8時までに出さないといけないのに、僕は基本的に8時に起きない。

今は妻が几帳面でちゃんと生活してくれるから、ゴミまとめは彼女に任せきりで、僕はぼんやりと脳を起動させないままゴミ袋を外に運ぶだけ。やることは単純なのに、それすら結構ハードルが高い。

一人暮らしの頃はもっと酷かった。大学生の頃住んでいたマンションのゴミ置き場は、コンクリートのブロックで囲まれたタイプで、カラス避けの網が雑に被さっていたっけ。古い建物だったからか染みがいろいろついてて汚かった気がする。

あの頃は分別も適当で、名前入りの書類をそのまま突っ込んで大家さんにバレて、罰金を取られたりしてた。「これ、中田くんでしょ」って言われた記憶がある。若かったとはいえ、かなりズボラだった。大家さんごめんなさい。

さらに社会人の一人暮らし時代も、ゴミ出し日を逃して3袋くらい部屋に溜めたりしていた。幸い虫は湧かなかったけど、自炊をほぼしなかったから腐るものが出なかっただけ。あの頃は本当に「あ、また出しそびれた…まあいいか」が無限ループしてた。罪悪感もなにもなく、そもそもゴミがあることが僕の視界と記憶から消えて風景画になっていた。

ただ今は妻がいて、とりあえず準備は万端。僕は寝癖のまま、パジャマと無精ひげ姿でゴミを持っていくけど、別に恥ずかしくない。もうおっさんだし、5秒くらいで終わる作業に身なりを整える気力はない。

8時前後には同じマンションの人とたまに鉢合わせることがある。だいたい女性で、相手も寝巻きとスッピンだからお互い様、軽く会釈するくらい。男性とはほとんど会わないのは偶然かもしれないけど、不思議なパターンだ。考えてみると、こういう朝の無防備な時間帯に、無言のコミュニケーションが成立してるのはちょっと生活感があっていいかもしれない。

ちなみに妻からは「8時に全然起きてこない」とよく叱られる。段ボールを縛ったまま出すのを忘れたりした日は「なんでやねん」「意味わからん」と言われるし、「ごめんなさい」って謝るけど、あまり気にしていないのがバレてそうだ。妻がいなかったら、昔みたいにゴミが積もっていく暗黒時代に戻るのは火を見るより明らかだ。彼女が生活感あふれる人で本当に助かってる。

結局、僕はゴミ出しという小さなタスクでさえ、自発的にうまくこなせない人間らしい。ルールは単純なのに、「8時までに出す」という一点がなぜか越えられない壁になる。

たぶん人によって得意・不得意があって、僕は朝に決まった行動をとるのが苦手なんだろう。あなたはどうだろう?ゴミ出し日、ちゃんと守れてる?ちょっとした行動でも人柄が出るから不思議だ。

今はぼんやりとした頭でゴミ袋を持ち上げ、近所のゴミ捨て場まで行く。何の感慨もなく、朝の空気を吸いながら「朝の空気が吸えて気分がいいな」なんて思う程度。

昔ならそれすらもスルーして部屋にゴミを溜めてたけど、人は変わるものだ。妻のおかげで多少はましな暮らしになった。ここまできたら、あとは8時に起きるくらいか…と考えつつ、たぶんそれもやらないだろうな、と苦笑する朝。そんなところで落ち着いている。

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