商売は「誰のため」「何のため」
転職でも副業でも起業でも、頑張るかどうかは結構どうでもいい。それよりも、「誰のために何をやるか」が大事。この一点で収益がガラッと変わってくる。
— なぁさん|しょぼい起業家 (@nst_nakata) January 4, 2025
はじめに
ぼくはこれまで、副業や起業に関する情報発信をする中で、必死に「頑張る」ことに意識を置く人を多く見かけてきました。もちろん頑張ること自体は尊いし、必要な場面もあると思います。
でも実際にビジネスの成果が出るかどうかは、「頑張りの量」だけで決まるものではありません。それよりも、誰のために何をするのか、その軸を明確にしたほうが収益や結果は大きく変わる—これはぼく自身の体験からも強く感じていることです。
本記事では、「誰のために何をするか」を考えることの重要性を、もう少し深掘りしていきたいと思います。
「頑張り」の盲点
ぼくがSNSなどを見ていると、「頑張ったからこそ成功できる」「どれだけ自分を追い込めるかが勝負」といった発信を目にすることがあります。確かに、一定の結果は出るかもしれませんが、一方で「頑張っているのに成果が出ない」人も多いのも事実です。ではその違いはどこにあるのか。
多くの場合、頑張りのベクトルが“自己満足”に向いてしまっていることがあります。「これだけ作業した」「これだけ寝ないで努力した」といった、いわば“時間や労力の投下量”が主観的な達成感につながり、満足してしまうのです。すると、周りから求められていない努力を積み上げることになりかねません。結局、それは報酬や成果に直結しにくいのです。
「誰のために」がもたらす力
逆に、「誰のために何をするか」を考えると、行動の方向性がガラッと変わります。たとえば、
• 相手のニーズ: 相手が本当に欲しいものや、抱えている悩みにフォーカスできる。
• 提供価値: 自分の強みやリソースを、相手の問題解決に役立てようとする。
• 継続力: 「あの人を笑顔にしたい」「喜んでもらいたい」という想いが、精神的な原動力になる。
こうした軸があると、ただ漫然と頑張るのではなく、相手のニーズにしっかり応えようと行動をカスタマイズしやすくなります。結果として、得られる成果も質的に向上しやすいのです。
ぼくの体験:ターゲットを変えたら売上が上がった
ぼくの知人で、最初は「とにかく頑張る」を合言葉に副業に挑戦していた方がいました。毎日SNSを更新し、ブログも書き、商品の宣伝も熱心にやっていたものの、いまいち収益にはつながらなかったのです。しかし、あるとき「誰のために何をやりたいのか」を真剣に考え直したところから状況が大きく変わりました。
その人は“副業初心者”向けに情報発信していたのですが、実は少しアドバンスなマーケティングや広告運用のスキルを持っていたんです。それを「自分と同じレベルか、もう少し高い意識を持っている人」に向けて伝えたらどうなるだろう—そうターゲットを変えてみたところ、あっという間に売上が上がりました。
頑張る方向がずれていたときには成果が出ず、ターゲットや“誰に価値を届けたいか”を調整した途端に成果が出る。これは決して珍しい話ではありません。「収益がガラッと変わる」というのは、こうしたちょっとした軸の再設定で起きることなのです。
「何をやるか」の具体性
「誰のために」は分かったけれど、「何をやるか」はどう決めればいいのか。ここが曖昧なままだと、自分の強みやスキルがうまく活かせず、中途半端に終わってしまう可能性が高まります。
• 自分の得意な領域を洗い出す
ぼくはまず、自分が得意とする分野やスキルをリストアップしています。何が好きで、どんな作業なら苦にならないか、あるいはどんなジャンルの相談をよく受けているか。そこに、自分自身が意識していない強みが隠れている場合があります。
• 相手の課題と繋げる
次に、リストアップした得意領域が、どのように相手の問題解決に役立つかを考えます。たとえばライティングが得意なら、「商品販売のコピーに悩んでいる人」に向けてサポートを提供できるかもしれません。ここで具体的なサービスや商品に落とし込めると、はっきりとした収益構造が見えてきます。
• 明確な目的意識を持つ
「自分が相手にどんな変化をもたらしたいか」という目的を定義しておくのも大事です。目的があると、どれだけ忙しくても優先順位をつけやすくなり、最終的なアウトプットの質も高まります。
ビジネスを再定義する
副業、起業、転職のいずれをとっても、“ビジネス”とは「相手が望む価値を提供し、その対価を得る」行為です。たとえ転職であっても、雇用主にとっては「この人を雇うメリットがあるから採用したい」という価値のやりとりがあるからこそ、給料や待遇が変化してきます。
逆に言えば、「誰のために何をやるか」が明確でないと、価値の交換がうまくいかず、頑張りの割に結果が伴わない状況に陥りやすいのです。これが「根性論だけでは成果が出ない」理由でもあります。
おわりに
今回のXポストで伝えたかったことは、頑張るかどうかよりも「誰のために何をやるか」が肝心だということです。これはぼく自身も、数々のプロジェクトに携わる中で痛感してきました。どうせやるなら、無駄にエネルギーを消耗するのではなく、相手にとっても自分にとっても価値のある方向で行動したいものです。
もし、頑張っているのに成果が出ずモヤモヤしているのであれば、一度立ち止まって「誰のために何をやりたいんだろう?」と問い直してみてください。もしかすると、そこを少し変えるだけで、収益や評価がガラッと変わるかもしれません。ぼくはその瞬間を何度も目にしてきましたし、あなたにもぜひ体験してほしいと思っています。
