ミモザがひらく一日

最近は、早朝の台所に立つまでの時間に
チャイを飲むことが多くなりました。
少しずつ明るくなる空。
このところ暖かくなってきているので、
やっぱり……と思いながら庭を見ると、
ミモザが開き始めていました。


ポンポンとした黄色い花。
庭と心とが、同時に明るくなります。

それにしても、1月の開花には驚きました。
暖かい季節は好きですが、
あまりに早いと、冬のありがたさも思い出します。
巡る季節の中で、
同じことを繰り返しながら、
ほんのわずかな変化に気づくこと。
それが、私の好きな時間です。
外を見た子どもたちも、
「わぁ」と声を上げていました。
—

朝ごはん。
息子のチーズトーストは、
顔にしてほしいと言われて作りました。
途中から、息子も一緒に手伝ってくれました。


鼻が高いね、と話すと、
そこだけが一番こんがりと焼けていました。
小さな発見。

目玉焼きには、ターツァイとスナップエンドウ。
昨日食べてサヤが驚くほど硬かったので、
豆だけを、ぽぽぽと転がしました。
グリーンが映える目玉焼き。
春の色です。

息子は癒され顔トーストとりんご。

娘はお餅とりんご。

私は、塩とオリーブオイルで和えた納豆の上に
グリーンエッグをのせました。
こちらも、少し春。

夫は、焼いておいた鮭と
作り置きのひじき、スープです。
同じタイミングで、
みんなで食べました。
—

コーヒーを淹れ、
夫のおにぎりを握り、
息子が小学校で作ってきた凧を
子どもたちと揚げました。


その流れで、靴も洗います。
空に上がる凧。
走り続ける子どもたち。

時間が、少し軽くなるようでした。
縄跳びもしました。
—

お昼ごはん。
夫が不在だったので、
より気軽な食卓です。

息子にはホットケーキ。
娘はおにぎり。


ごはんがすべてなくなったので、
私は冷凍庫にわずかに残っていた
自分の作ったパンを食べました。


甘いものが多かったので、
紫キャベツのラペとひじきも添えました。
こういう時にある作り置きが、
とても頼もしく感じます。
あるもので、満たされる。
それだけのことが、嬉しい日もあります。
—

暖かいのが嬉しいのと、
進みが早くて少し寂しいのと。
一日の中で、
ミモザの花はどんどん開いていきました。


でも。本当に、綺麗。

食べるのがゆっくりな娘は、
ミモザの前で
お花見をしながら食べていました。
窓を開けても虫を気にしなくてよく、
暖かくて、いい季節だなぁと思います。
—

習い事を済ませ、
その足で公園へ。

広いところで凧揚げをすると、
ここでも気持ちよさそうに空へ上がっていました。
子どもたちの足も、
ずいぶん速くなったと感じます。
夕方でも暖かく、
桜の蕾はどんどん大きくなっていました。
あちらこちらに花が咲く、
春がもうすぐそこにあるのを
色んな場所で感じます。
—
夕ごはん。
子どもたちにはラーメンを作り、
私はトムヤムラーメンにしました。

冷蔵庫にあるもので。
にんにく、生姜、ターツァイ、玉ねぎ、
油揚げ、ウインナー、えのき。

白菜漬けが出来上がっていて、
切ると美味しくて止まりません。
白菜の甘さと塩気が丁度いい。

トッピングは、
海苔、ミニトマト、スナップエンドウ、小葱、
そして白菜漬けも。

これだけ賑やかなのに、
きちんとトムヤムクンとしてまとまってくれます。
今日も、好きな味でした。
息子も飲んでみたいと言い、
小皿によそうと、
後から来る辛さにそれなりの反応をしながらも、
やめずに飲んでいました。
将来、
一緒に食べたいなぁ。

そのあと、
〆にみんなでデザートを嗜ぎました。
