GPT-6 AstraでつくるARでの家づくり
おはようございます。内堀雄平と申します。ジブンハウスというデザイン規格住宅ブランドの会社をやっています。
今回のテーマは『GPT-6 AstraでつくるARでの家づくり』です。
数日前から話題のGPT-6 Astraを使い、ARを作ってみました。
私がやったのは、まずはジブンハウスのAMEという規格住宅商品をベースにしてBlenderモデリングデータをつくってもらいました。

そこから、Blenderモデルを使って、AR化するよう指示しました。
iPhoneなら、モデルをUSDZ形式に変換し、Safariなどから「AR Quick Look」で表示できます。専用アプリの開発は不要です。

今回は簡易的にやりましたが、プロンプトの工程は以下が良いです。
① 最初に、完成形を伝える
平面図・立面図・寸法・外観画像を添付して、こう指示します。
添付資料をもとに、ジブンハウスのAMEを
iPhoneで見られるARにしたいです。
最初は机の上に置ける建築模型としてつくり、
後から実寸での配置にも使える構成にしてください。
工程は、3Dモデリング、形状確認、質感調整、
AR用データ出力、表示ページ作成の順で進めてください。
まず制作環境で実行できる範囲を確認し、
資料でわかる部分と、推測が必要な部分を整理してください。
② まずは形状をつくる
添付した図面を優先して、AR用の3Dモデルをつくってください。
Blenderが使える場合はBlenderで制作してください。
・実寸のメートル単位で作成
・屋根、外壁、窓、玄関を別部品にする
・建物の接地面を高さ0にそろえる
・まず外観のみを制作する
・資料にない部分は推定箇所として明示する
質感の作り込みに入る前に、
正面・背面・左右・斜めから確認できるプレビューを見せてください。
画像だけでなく、編集可能な3Dデータを残してください。
ここで屋根や窓の位置を修正します。形を確定してから質感を整えると、手戻りが少なくなります。
③ 素材を整え、スマホで扱いやすくする
確認済みの形状を維持して、
外壁・屋根・ガラス・玄関ドアの質感を整えてください。
スマホAR向けにモデルとテクスチャを軽量化し、
シルエットや主要な意匠は維持してください。
空や背景画像はモデルに含めず、
夕焼けなどの強い照明効果を素材に焼き込まないでください。
編集用データとAR用データを分けて残してください。
④ ARで開けるようにする
Phone向けにはUSDZ/Quick Look、Web上の3D表示やAndroid向けにはGLBなどを使う構成が一般的です。対応端末でARを起動する表示ページも作れます。
この3DモデルをARで見られるようにしてください。
・Web表示用のGLBを用意
・iPhoneのQuick Lookで表示できるUSDZを用意
・モデルを回転して確認できるWebページを作成
・「ARで見る」ボタンを設置
・卓上模型として使う縮尺を明示
・実寸モデルの寸法情報も維持
出力や変換が実行できない場合は、
未完了の工程と必要な操作を明示してください。
⑤ スマホで確認して仕上げる
ARの起動、縮尺、向き、接地位置、素材表示を確認してください。
実機で確認できない項目は、未確認として分けてください。
私がiPhoneで確認した画面を送るので、
その結果をもとに修正してください。
このように、ARをつくることは誰でも簡易的にできるようになってきました。このようなテクノロジーで大事なのは、それをどのように使うかということです。
ジブンハウスでは以下の動画のようにARを家づくりのプロセスに入れ込んでいます。
実際のARを敷地内で使用した動画はこちらです。
家づくりでARを利用する特徴
実寸大の配置確認: 実際の土地(敷地)にスマートフォンやタブレットをかざし、建物のサイズ感や外観の見え方をリアルタイムで確認できます。
間取りと土地の相性チェック: 担当者とプランを決める際、実際の場所に家を配置して日当たりや周辺環境との調和をシミュレーションできます。
※注意点としてこのように実際の敷地で利用する場合は、敷地の所有者や管理者の方の許可が必須です。
ARは家づくりで今まで平面的な資料や模型で確認する必要がありましたが、より現地で実寸でイメージが湧きやすい方法が可能になってきています。
今後の家づくりの参考にしていただければ幸いです。今回のテーマについては以上です。次週以降も家づくりなど様々なことを発信ができればと思います。
