粉末スポーツドリンク、最初の1箱は66本でいい
粉末のスポーツドリンクは、1本20円台で飲めます。
ただ、最初の1箱をどれにするかで迷います。粉末は買う単位が大きいからです。
前回、6種類141本の福袋を調べました。味を外さずに済む買い方としては、よくできています。
それでも、書きながら引っかかっていたことがありました。141本は、多い。1日1本でも4か月以上かかります。
そこで今回は、同じファインのシリーズから、基本形の1種類だけを66本にしたセットを調べました。1,417円で、1本あたり21円台です(2026年9月12日時点)。
扱うのは3つ。サイズの選び方、溶け残りのこと、味が割れるところです。
わたし自身はまだ飲んでいません。メーカーが公開している情報と、買った人の声を調べてまとめたものです。
66本で1,417円。中身はシリーズの基本形
やることは単純です。1包3.2gを、水500mlに溶かす。それが66回分入っています。
数字を並べておきます。
1包9.1kcal
糖類 0g
食塩相当量 0.5g
カリウム 96mg、カルシウム 10mg、マグネシウム 3mg
ビタミンC 150mg
浸透圧は80 mosm/L。メーカーはこれを「ハイポトニック飲料」と呼んでいます。
水やお茶には含まれない電解質が入るぶん、水分の吸収効率がよい。そういう説明です。
ひとつ、先に言っておきます。砂糖ゼロは、人工甘味料ゼロではありません。甘味料はアセスルファムKとスクラロースです。
ここは後半でもういちど触れます。
商品ページには「カロリー94%off」ともあります。ただしこれは、同じメーカーのスポーツドリンクパウダー(レモネード味)と比べた数字です。
市販のスポーツドリンクとの比較ではありません(2020年12月自社調べ)。
ちなみに3個セットは、箱ごとで336g。同じ66本をペットボトルで買うと33L、30kgを超えます。
なぜ「スポーツドリンク味」なのか
このシリーズには、ほかの味もあります。みかん味(亜鉛プラス)、ライチ風味(ビタミンプラス)、レモン味(ビタミンC・Dプラス)。
ただ、それらは基本形に何かを足したものです。ベースの味は共通しています。
つまり、ここが合わなければ、どの味を買っても同じところでつまずきます。最初に試すなら、足される前のこれでいい。
前回の福袋でいちばん本数が多かったのも、この味でした。
サイズが8種類ある。しかも×2個より×3個のほうが安い
ここがこの記事でいちばん伝えたいところです。
同じ商品ページで、22包×1個から33包×20個まで、8つのサイズが選べます。そして単価がけっこう変わります。

文字でも並べておきます。
22包×1個 524円 22本 1本23.8円
22包×2個 1,360円 44本 1本30.9円
22包×3個 1,417円 66本 1本21.5円
22包×4個 2,324円 88本 1本26.4円
22包×15個 7,650円 330本 1本23.2円
33包×1個 756円 33本 1本22.9円
33包×3個 2,200円 99本 1本22.2円
33包×20個 13,343円 660本 1本20.2円
気づくところが2つあります。
ひとつめ。×2個(1,360円)より、×3個(1,417円)のほうが安い。57円足すと、1箱ぶん22本増えます。
いま×2個を選ぶ理由がありません。
ふたつめ。22包×3個が単価でいちばん安い。これを下回るのは、660本の33包×20個だけです。
33包は通販専売の大容量タイプですが、99本の33包×3個でも単価では負けます。
ちなみにメーカー公式サイトでは、22包1個が720円。Amazonの3個セットは1箱あたり472円なので、こちらのほうが安く買えます。
ただし、これは19%オフのセール価格です。セールが終われば、×2個と×3個の逆転も消えます。買うときに単価を計算し直してください。
買う前に知っておきたい、溶け残りのこと
味の次に多い不満が、これでした。粉が底に沈んで溶け残る。
買った人の声には、こんな指摘が繰り返し出てきます。粉を入れてから水を注ぐだけでは沈む。シェイカーかマドラーで混ぜたほうがいい。
対処法もはっきりしています。販売店の説明書には、先に水を入れて、あとから粉を入れて混ぜると溶け具合がよい、とあります。
順番を変えるだけです。
メーカーの注意書きも、あわせて見ておくといいと思います。
固まりやすいため、開封時に固まっていればほぐしてからご使用ください。
水で満たされているペットボトルに、本品をそのまま入れると、水があふれる場合があります。
本品は吸湿しやすいので、開封後はすぐにご使用ください。
振って溶かすつもりなら、シェイカーボールを1個足すのが早いと思います。数百円で片づく話です。
味は「薄い」で割れる。そこは隠さない
買った人がいちばん多く語っているのは、味のことです。そして、評価が割れるのもここでした。
いいと言う人の傾向は、こうです。
市販のスポーツドリンクのように、口に甘さが残らない
だからごくごく飲める
甘いものが苦手な家族も飲めるようになった
いっぽうで、薄い、物足りない、人工甘味料の後味が気になる、という声もあります。「最初は薄いと思ったが数日で慣れた」という人もいました。
割れる理由ははっきりしています。砂糖を使っていないからです。市販のスポーツドリンクの甘さを期待すると、必ず物足りなくなります。
好みの問題であって、良し悪しではないと思います。
ただ、粉末には逃げ道があります。基準は水500mlですが、400mlくらいで作ると濃くなり、市販のものに近づくという声がありました。
ペットボトルを買う場合には、できない調整です。
6種141本と、1種66本。最初に買うならどっちか
整理しておきます。
福袋(6種141本)が向く人
どの味が自分に合うかを、一度で決めてしまいたい
家族や職場など、141本を消費する当てがある
この66本が向く人
そもそも粉末という買い方が自分に合うかを、先に確かめたい
置き場所も予算も、小さく始めたい
順番としては、こちらが先でいいと思います。基本形が合うとわかってから、みかんやライチを選べばいいからです。
まとめ:最初の1箱を小さくすると、決められる
粉末のスポーツドリンクに切り替えられない理由は、値段ではありませんでした。外したときの損が大きいことです。
66本で1,417円なら、その損は小さくなります。
向いているのは、こんな人。
甘くないスポーツドリンクを探している
毎日飲むものの単価を下げたい
500ml前後のボトルを持っている
まずは粉末という買い方を試したい
逆に、こういう人には向きません。
ポカリやアクエリアスの、あの甘さそのものが欲しい
人工甘味料が苦手
混ぜる手間をかけたくない
わたしは次に、ここから試すつもりです。
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