ハイライト動画編集~私なりの現時点でのベストプラクティス~
こんにちは、エンジニアのちからになりたいゆいでぃー@Yuidyyです。
SRE NEXT終わりましたね。といい続けて早3日目です笑
これが最後のブログになる予定です。
今回作った動画の撮影と編集体制について学びが多かったのでまとめます。
結論:
このぐらいの規模のカンファレンスの場合、 はじめまして!の人と
チームを組んで撮影するのであれば、チームは2人で良さそう。
前提条件
私たちのようなカンファレンス運営は
コアスタッフ
サポートスタッフ
当日スタッフ
の3種類のメンバーで運営しています。
コアスタッフは最初からの企画
サポートスタッフは方向性が決まったタイミングでのジョイン
当日スタッフは当日はじめまして!!よろしくお願いします!な方です。
会場オペレーション等は、3つ目の役割で参加される方が多いかと思うのですが、映像系やNOCに関してはふたつ目のパターンが多い気がするのですが、いかがでしょうか?
そういう状況が前提にあるオペレーションの中で
今回複数現場を体験して感じた、動画撮影のベストプラクティスをまとめます。
撮って出しの場合、2人チームが最適かも
チームを組んで、いろんなカンファレンスの撮影スタッフをやっている人たちもいますよね。
その場合は連携が強かったり、画角や構図、質感もお互いにわかっていることも多いと思うので、数のレバレッジが働くと思うのですが、
今回の様に「1+1=2」状態の我々が、撮影者の数を増やすとどうなるか。
そうです。
編集者 = 私が、映像選定で悶絶します。
ちなみに、今回2人で撮影を頑張った結果がこちら。
- 撮影: 500クリップ超
- セルフ選別後: 448
- 最終採用: 90カット
- 完成尺: 3分
約8割の素材は使わないということになります。
(枠はだいたい3分ぐらいが良いと思ってます。見てる人が飽きないダレない長さにしたい)
そして、「撮影した動画を撮影者の偏りなくまんべんなく使いたい」と思ってしまう質なので、、、撮影してくれた動画を選定する時には、全クリップを一度は見ないと選定できない(=視聴時間は撮影者数に比例)ですよね👀
さらに「どこに何が映ってるか」を知ってるのは撮った本人だけなこともあり。編集者は名前やサムネイルから探しあてるという宝探し状態が発生します。
そもそも、、ですがカメラをやってる人間には
それぞれの「美学」が有ると思ってます。
(文字にはせずに写真だけ貼ります)


そして、その上に、大人数で撮影をしてしまうと生まれるのが
「撮影しても撮影しても、自分の映像が使われない」という、状況が発生する可能性です。
せっかく映像撮影という重労働してくれるのであれば、成果として目に見える状態にしてあげたいという気持ちも強くわたしの中にあります。
そんなこんなで、、、撮影の負荷は人数で分散できるものですが、
選定の負荷は編集者1人に全部乗ってしまいますよね。どうしても。
それ故に「はじめましてチーム」かつ撮って出しに近いスピード感で編集するハイライト動画作成では、撮影者を増やすほど編集がボトルネックになると思っています。
編集者もつらい、撮影者も報われない。
だーれも幸せになれない(泣)な状況ではなく、みんなが心穏やかに、最後を迎えるには、撮影者は2人などの少人数が理想なんじゃないかなと思っています。
撮影本番までにしたこと
曲選び
フレーム作り
エンディングロール箇所の文字と動き作成
良い絵と思う動画の共有
撮影出来たら良さそうな構図のアイディア出し
動画作成の準備には一人でできる作業と、二人でやっておかなければいけない作業があります。
一人でできる作業はモクモク系。
二人でやるべき作業はわいわい系作業です。


実際に中に入れられたら良さそうだぞ!というアイディアを二人出だし合い、それを基に、わたしの方で映像全体の構図を考え直しました。
今回は、2日間の開催で有ることもあり、両日参加の方もいれば、片方だけ参加の方もおり、、、どちらか片方だけの参加の方だったとしても、「SRE NEXT2026」の1日を振り返れる状態にすることを目指し、構成を考えました。
実際にやったこと
最終的に落ち着いたのは「撮影メイン1人+撮影と編集を兼任1人」という形でした。
今回は、1個目のブログに書いた通り、DAY1の始まりは私がトラブル対応に忙殺されており、、撮影はもう一人の方にお任せっきりになってました。
が、動画の大枠部分はDay1で撮れるところは撮りきって、編集もある程度片付けたいこともあり、トラブルが終了してからは、二人で撮影→動画編集(わたし)→動画の整理(相棒)という動きをぐるぐる繰り返してました。
撮影映像選定
元々、動画自体はSSDに入れて保存するプロセスだったのですが、
二人で作業分担をして対応しようとした時に、SSDを抜いてしまうと、Premierに保存した映像が全部メディアオフライン状態になってしまい、作業を並列処理する難しさを感じていました。

相棒の臨機応変力で、共有サービスを使い
SRE NEXT自体のGoogle Driveを圧迫しまくること無く、動画の保存共有整理整頓ができる状態を作ることが出来ました。感謝。

残タスク管理
撮影したいと思った構図の実現が、現場都合でどうしても難しい場合、新しい構図や、形式の撮影が必要になるのですが、その管理はホワイトボードで実践していました。
パソコンを立ち上げて、一個ずつ状況を確認して!というのは手間なので、スタッフ控室に戻ってきた時に、残シーンがみえる状態にしておきたかったという背景です。
突発企画の対応
動画の最後どうしても30秒近く余りが出てしまいそうになったので、会期のサマリーだけでなく、カンファレンスそのものが参加者の人にどんな影響を与えているのかを(理事やChair、長く経験しているコアスタッフのみんなに感謝の気持を込めて)伝える企画を突発で考えて撮影に繰り出しました。
大きな画用紙が備品として、控室に置いてあったので、閃いて出来た企画でした。大感謝でした。
撮影にご協力いただいた皆さん。
本当にありがとうございました!!!
そんなこんなで、撮影→編集→追加撮影→選定をぐるぐると回した2日間でした!
どういう人と組めると良いのか
ハイライト動画の撮影は、チーム体制がすべての要だと思っています。
基軸になる人がどういう人なのかにもよるので、どういう人であれば向いているのか。という話ではなく「相性による」というところもありますが、、、今回は本当にはじめましての方だったので、本当にたまたま、相性が良かっただけだったと思ってます。
今回の相方さんもエンディング動画の撮影は初めての形でしたが、常日頃配信をコミュニティで担当されていたり、撮影も行われている方だったこともあり、とても柔軟に対応いただけたのがとても助かりました。
おや?と思ったことも、すぐ口に出してくれる方だったので、それもすごく助かりました。
編集に欲しい構図が素材の中になかった時に、私が撮影のたびに出ていたのですが、「あれ、使える絵なかったですかね?」ってストレートに聞いてくれたのもありがたかったです。(私は、笑ってごまかしてましたが・・・w)
「たまたま」と書きましたが、振り返って抽出すると、この3つは再現性のある条件な気がしています。
配信・撮影の現場経験値がある(初めてでも臨機応変に柔軟に動ける)
違和感をすぐ口に出せる
遠慮なく確認できる(欲しい絵の有無を編集者に直接聞ける)
ノイキャンヘッドホンをして、編集ゾーンに入ってる私を放って置いてくれたり、「この絵、追加で撮ってきて」って指示をだしても「はい<(`・ω・´)」と、取りに行ってくださる姿勢にもとても助けられました。大感謝。
最後に
繰り返しになりますが、これは「はじめましてチーム」で撮って出しのハイライト動画を作る場合の話です。
連携が育ったチームなら、きっと人数はレバレッジになります。
いつか、そっち側で撮影ができたらきっともっと楽しいんだろうなーと思ったりしています。
以上!SRE NEXT 2026の振り返り記事三部作でした!
またいつかどこかで、このチーム体制で撮影スタッフできるといいなー!!!
長々と続けてしまいましたが読んでいただいてありがとうございました!!
「機材構成のベストプラクティスがない」から始まったこのシリーズが、来年どこかのカンファレンスで映像を撮ることになった誰かの、最初の一歩を軽くできたら嬉しいです。
