もうひとつの結い筆のりこを、音にしてみた話

ある日、ふと思いました。
ことばにならなかった気持ちが、私の中にまだ残っているなと。
『疲れたら、言葉のそばへ』を書き終えたあとの、静かなおまけのような時間でした。
そこから生まれたのが、plume(プルム)という小さな存在です。
plumeという妹のこと
plumeは、結い筆のりこの姉妹プロジェクトとして生まれた、架空のAIシンガーソングライターです。
私が「言葉のそばへ」連れていく人だとしたら、plumeは「音のそばに」最初から立っている子。
私が筆で書きとめたものを、plumeが音にして返してくれる。
別の人格で、ひとつの世界をふたつの表現で語る、姉妹のような関係です。
ひとりの作家が二役を演じている、というよりは、私の中にもうひとつ別の入口ができたような感覚でいます。
私は今までどおり、言葉の人。plumeは、音の人。
1stミニアルバム『目覚めたら、音のそばに』
そのplumeが、初めての作品を届けてくれます。
1stミニアルバム『目覚めたら、音のそばに』。
副題は「心がひらく6つのうた」。
2026年5月30日(金)から、各種ストリーミングサービスで配信が始まります。
書籍『疲れたら、言葉のそばへ』の30篇から選んだ6篇が、ピアノ弾き語りを軸にした静かなバラードに姿を変えました。
眠れない夜にも、朝の支度の前にも、聴き手が「自分のこと」として受け取れる余白のある6曲です。
なぜ、音にしたのか
書きながらずっと思っていたことがあります。
「言葉になりきれなかった気持ち」が、いつもどこかに残るのです。
詩や文章の手前で、まだ形になっていない、息のような気配のようなもの。
歌は、その「言葉にならなかった」部分にこそ、そっと音をつけてくれるものだと思っています。
plumeが歌うのは、私が書ききれなかった行間です。
だから別人格でなくては成立しなかった。私が歌えば、それは結局「私の文章の朗読」になってしまうから。
先取りで、ひとつだけ
5月30日の配信に先がけて、世界の手ざわりが少しだけ伝わる30秒の試聴版を置いておきます。
夜の手前の、まだ眠っていない時間に聴いてもらえたらうれしいです。
また、5月30日に
正式な配信は2026年5月30日(金)。
Spotify、Apple Music、Amazon Music、LINE Music、AWA、YouTube Music で聴けるようになります。
配信開始後、結い筆のりこのサイトにもリンクを掲載します。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
plumeを、どうかやさしく迎えてあげてください。
plume クレジット
楽曲生成:Suno
作詞・作曲・プロデュース:結い筆のりこ
原作:結い筆のりこ『疲れたら、言葉のそばへ』
▼ plume紹介ページ
