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golchiki
患者 (patient) は、つらいよ。
若い頃、高校で英語講師をしていたことがある。
受験や資格取得のための英語の勉強は、個人的につまらないと思っていたので、教科書や参考書は使わず、好きな洋楽や洋画を教材にして、まず英語に興味を持ってもらうことを目指していた。ありがたいことに、自由に授業をさせてもらっていた。
大学を1年間休学して行ったオーストラリア滞在経験について、国際教養科の生徒たちを対象に、英語でプレゼンテーションをしたこともある。
コロナ前後から最近までは、主に企業研修のオンライン英語個人レッスンもしていた。
最近の若い人たちは、最初から抵抗なく、全部英語で受け答えできる力がある。そんな人たちと楽しく仕事をさせてもらっていた。
……と、前置きが長くなったが、ここからが本題。
patient という英単語には、名詞で「患者」、形容詞で「辛抱強い」という意味がある。
救急車で運ばれたことが二回ある。
二回目は、自転車で通勤中にトラックにはねられたとき。一回目は、仕事中に過呼吸になったときだった。
入院したのも、その二回。
一回目は4か月強、二回目は1週間ほどだった。
そして、一回目の入院以来、ずっと通院や検査を受け続けている。
そんな中で、いつも思うことがある。
患者って、けっこう辛抱強さを求められるな、と。
病院では、待ち時間が長い。
検査や治療では、いろいろな制限がある。
日常生活でも、24時間にわたる検査があったり、食事や行動に気をつけたり、何かと工夫が必要になる。
そのたびに、patient という英単語が、嫌でも頭に浮かぶ。
patient=患者。
patient=辛抱強い。
つまり、患者には、辛抱強さが必要なのだ。
……そやけど、
患者は、つらいよ。
