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マルシェで真珠のネックレスを受け取った。息子の結婚式まで、あと少し。

マルシェに行った。
あの作家さんから、ネックレスを受け取るために。

「お待ちしてました」と笑顔で迎えてくれた。小柄で可愛らしい彼女が、丁寧に手渡してくれた小さな袋を開けると――写真で見ていたはずなのに、実物はもっと、やわらかく光っていた。
想像以上だった。

つけてみると、首元に沿うように、ちょうどいい長さで落ち着いた。鏡を見て、じんわりと胸が熱くなった。
ずっと待っていたから。
ずっと、楽しみにしていたから。

いびつで、やわらかくて、それぞれがちゃんと光っている真珠たち。中央の大粒は、ほんのりピンクがかっていて、まるで小さなハートみたい。完璧じゃないところが、いい。
今の私に、よく似合う気がしている。

このネックレスを作ってくださったのは、Mimi-Belleさん。
レジンやインド刺繍など、毎日気軽に使えるハンドメイドアクセサリーを作られている作家さんだ。マルシェやバザールに定期的に出店されていて、インスタグラム(@mimi_belle_musee)でも作品を見ることができる。

最初に出会ったのも、マルシェだった。あの日、いびつな真珠のピアスに一目惚れして、それからほぼ毎日つけている。そのご縁で、今回のネックレスもお願いすることができた。

丁寧な仕事と、あたたかいやりとり。素敵な作家さんに出会えて、本当によかった。

息子の結婚式まで、あと1ヶ月。
あの日、小さかったあの子が、自分の人生を歩いていく。その晴れの日に、私はこの真珠をつけて立つ。いびつで、やわらかくて、光る真珠と一緒に。

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