保護者と保育士は敵ではなく、最高のバディ。
クレームを言う保護者と、今は一緒に飲みに行っています。
保育士をしていると、
「クレームを言う保護者」
っていますよね。
正直、私も最初は少し身構えていました。
今でも忘れられない保護者の方がいます。
その方は、保育士さんで園に対して色々な意見を伝えていました。
当時の私は、
「大変だな…」
と思うこともありました。
しかし、私はどうやったら近づけるか、
少しでもその保護者と距離を縮めたかったですし、
その方は私に対して怒っていたわけではありませんでした。
その方が感じていたのは、
“園への不信感”
だったんです。
もちろん園にも考えはしっかりありましたし、
その園を私は全否定するつもりはありません。
そして今。
私はその保護者の方と、たまに飲みに行く仲になりました。
ある日、その方が私にこう言ってくれました。
「先生、本当にごめんね。」
「先生に言いたかったわけじゃないんだよ。」
「ただ、園に対して色々思うことがあって…。」
私はその言葉を聞いて、
「やっぱりそうだったんだ。」
と思いました。
だって、彼女も同じ保育士でしたし、
そして今は保育士を辞めたからこそ、
保護者の気持ちもより分かるようになった気がします。
大切な子どもを預けているんです。
不安になるのも当然です。
違和感を感じるのも当然です。
もちろん、中には理不尽なこともあります。
でも、多くの保護者は、
“先生を責めたい”
のではなく、
“子どものことを分かってほしい”
だけなのかもしれません。
私は昔から、
保護者と保育士は敵ではない。
そう思っていました。
むしろ、
“同じ子どもを愛するバディ”
だと思っています。
私も子どもたちを愛している。
保護者の方も、自分の子どもを誰より愛している。
だからこそ、
信頼関係を築いていきたい。
悩みも不安も共有したい。
そして、一緒に子育てを乗り越えていきたい。
そう思って、私は毎日保護者の方と向き合っていました。
子どもの小さな成長を一緒に喜んで、
悩みがあれば一緒に考えて、
困った時は一緒に乗り越える。
それが私の理想の保育でした。
そして今でも、
その保護者の方とは一緒に飲みに行きます。
「あの時はごめんね。」
「いやいや、私も勉強になりました!」
なんて笑いながら話しています。
保育士と保護者。
立場は違います。
でも、根っこにあるのは同じ。
“この子に幸せになってほしい”
という気持ちです。
だから私は今でも、
保護者と保育士は敵ではなく、最高のバディだと思っています。
