【元限界保育士】 でも保育士って、本当に尊い仕事だと思うんです。
私は保育士を辞めました。
こんにちは、y先生です。
私は年度末で保育士を辞めました。
でも、不思議なことに。
保育の仕事を嫌いになったことは、一度もありません。
むしろ辞めた今の方が、
「保育士って本当にすごい仕事だったな。」
と思うことが増えました。
子どもが初めて「ありがとう」と言えた日。
苦手だったピーマンを一口食べられた日。
今まで泣いてばかりで参加していた運動会やお遊戯会で、自信を持ってニコニコと発表できるようになった日。
花や虫に興味を持ち始めた日。
友だちに応援してもらい、何かを克服できた日。
「せんせい、だいすき!」と抱きついてくれた日。
保護者の方から、
「先生がいてくれて安心でした。」
「本当にありがとうございました。」
と言っていただけた日。
そんな小さな出来事を、本気で喜べる仕事って、他にあるのかなと思います。
私は、この職業を選んで本当に良かったと思っています。
でも、正直に言うと。
保育士時代は、心身ともにかなり限界でした。
こんなに素晴らしい仕事なのに。
こんなに尊い仕事なのに。
どうしてこんなにも苦しいんだろう。
そう思う日が何度もありました。
給料が高いわけではない。
慢性的な保育士不足。
ギリギリの人数で行う保育。
子ども一人ひとりに寄り添いたいのに、現実は時間にも人員にも追われる毎日。
もちろん、どの職場にも合う・合わないはあります。
でも、保育士が疲弊しやすい環境にあることは事実だと思います。
最近ではSNSで、
「限界保育士」
という言葉もよく目にします。
でも、私はその言葉を見るたびに、
「分かる。」
と思ってしまいます。
だって、私も限界保育士だったから。
毎日、家と職場の往復。
休日は体力回復のために寝て終わる。
ご飯を作る体力もない。
愛犬と思いっきり遊ぶ体力もない。
仕事はどんどん溜まっていく。
「今日は早く寝よう。」
そう思っても、頭の中は仕事のことでいっぱい。
気づけば、仕事のために生きているような感覚になっていました。
それでも。
次の日、子どもたちが
「せんせー!!」
と笑顔で走ってきてくれると、
また頑張れてしまう。
だからこそ、保育士という仕事は尊いし、同時にとても過酷な仕事なんだと思います。
私は保育士を辞めました。
でも、保育を嫌いになったわけではありません。
むしろ、保育が好きだからこそ、
今でも子どもたちの笑顔や、保護者の方との思い出を思い出してしまいます。
そして、これからも私は、
「保育って本当に素敵な仕事だな。」
と、胸を張って言い続けたいと思っています。
