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「枕元に雨漏りしてる。雨の音が怖くて、家が壊れないかずっと考えてる。」

今、これを書いている場所は、ガレージ。
外では、ものすごい勢いで雨が降っている。
屋根に雨が叩きつけられる音が、ずっと
している。

ザーッ、ザーッ。

ときどき、さらに強くなる。

そのたびに、ガレージ全体が雨の音に
包まれる。

静かな夜だったら、少し落ち着いて
眠れるのに。

今日は違う。

雨の音が大きすぎて、頭の中まで
響いてくる。

ずっと、ずっーと、聞こえている。

そして、怖いのは音だけじゃない。

雨漏りしている。

しかも、私が寝る場所の近く。

枕元。

いつもなら何も考えずに眠る場所に、
雨が入ってくる。

雨が落ちる。その音を聞く。また強くなる。

「大丈夫かな」そう思う。

「もっと雨が強くなったらどうなるんだろう」
「屋根、大丈夫かな」
「この家、壊れたりしないかな」
そんなことが頭から離れなくなる。

外は真っ暗。強い雨は止まない。

ガレージの中にいても、安心できない。
ただ雨が止むのを待っている。

正直、怖いよ。

すごく怖い。怖い。怖い...。

____________________

こういう夜になると、普段考えない
ことまで考えてしまう。

これからどうなるんだろう。
学校は大丈夫かな。
卒業できるかな。

やらなきゃいけないレポート、
終わるのかな。

私はちゃんと前に進めているのかな。
最近の私は、身体も思うように動かない。
やらなきゃいけないことは分かっている。

頭では分かっている。

「やらなきゃ」
「今日こそやろう」
「少しだけでも進めよう」

何度も思う。

でも、身体がついてこない。
机に向かおうとしても、動けない。
時間だけが過ぎていく。

気づいたら夜。

そして、
「今日も何もできなかった」と思う。

また自分を責める。
明日こそやろうと思う。
でも、またできない。
___________________

学校のレポートも、まだたくさん
残っている。

終わらせなきゃいけない。
卒業するためにも、やらなきゃいけない。
そんなことは分かっている。

分かっているのに、何もできない。

これが一番苦しい。
「やりたくない」わけじゃない。

「どうでもいい」わけでもない。

むしろ逆。
ちゃんと終わらせたい。
ちゃんと卒業したい。

自分が進みたい方向にも進みたい。
やりたいこともある。

こうなりたい、というものもある。
だからこそ、
動けない自分が苦しい。
頭の中では何度も走っているのに、
現実の自分はその場から動けない。
時間だけが先に進んでいく。
___________________

そんな状態のところに、今夜の雨。

雨の音。
雨漏り。
暗いガレージ。
終わっていないレポート。
思うように動かない身体。
これからのこと。

全部が一気に頭の中に入ってくる。

「私、このままで大丈夫なのかな」
そう思ってしまう。

怖い。
不安。
どうしたらいいのか分からなくなる。

でも、今は無理に強がりたくない。
「大丈夫、大丈夫」
って何度も言って、怖い気持ちを消そうと
するんじゃなくて、怖いものは怖い。
そう認めたい。

今の私は、本当に怖い。
雨が止んでほしい。
家が大丈夫であってほしい。
はやく、朝になってほしい。

ただ、それだけを思っている。
___________________

私は「ガレージからの挑戦」という名前で
発信している。

だから、前に進めた日だけを書きたい
わけじゃない。

何かを成し遂げた日だけを残したい
わけでもない。

何もできない日もある。
身体が動かない日もある。
不安でいっぱいになる夜もある。

雨漏りするガレージで、怖くて眠れない
夜もある。

それも全部、今の私。
綺麗じゃない。かっこよくもない。
でも、これが今の現実。
___________________

それでも、私には叶えたいことがある。

家族に「もう大丈夫だよ」って言える
自分になること。


これが、私が前に進みたい理由の一つ。

今はまだ言えない。
自分自身のことで精一杯だから。
学校のことも。
生活のことも。
これからのことも。
まだまだ不安なことがたくさんある。
家族に心配をかけることもある。

だからいつかじゃなくて、
ちゃんと自分の力で「もう大丈夫だよ」って言えるようになりたい。

「心配しなくていいよ」
「私、自分でやっていけるよ」って。

家族が安心できるくらい、自分が
強くなりたい。

そのために、私は前に進みたい。
___________________

でも今日は、前に進めなくてもいい。
今夜は雨が怖い。
家が心配。
身体も思うように動かない。
レポートも終わっていない。

そんな自分を、今夜くらいは責めない
ことにする。

雨が止むのを待つ。
朝が来るのを待つ。

そして、明日になったらまた一つずつやる。
レポートを一つ。
できることを一つ。
本当に小さくてもいい。

昨日より少しでも進めたら、それでいい。

今も雨が降っている。
屋根に当たる音がする。
枕元の雨漏りも気になる。

怖い。本当に怖い。

でも、私はここからいなくなる  
わけじゃない。


明日もここから始める。
今は何もできていないように見えても、
この夜を越えて、また一歩ずつ進んでいく。

家族に、「もう大丈夫だよ」
って笑って言える自分になるために。

その日まで、私は諦めない。
今日は怖くてもいい。
動けなくてもいい。
泣いてもいい。

それでも明日になったら、また一つやる。
ガレージから、また始める。

今はただ、
雨が止んでくれますように。
家が無事でありますように。
そして朝が来ますように。

___________________

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