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ちいかわは湊かなえだと言われて、覗いてみたら沼だった


ちいかわ大好きの知り合いにプレゼンされるまで、全く興味がなかった。
すみっこぐらしやカナヘイのうさぎたちと大して区別がついていない、ゆるっとふわっとかわいいキャラクターを頭に浮かべていた私の好奇心を動かしたのは、「ちいかわって湊かなえって言われてるんだよ」の一言だった。  


あの見た目で、イヤミス?はてなでいっぱいになりながら、少し前にXで物議をかもしていたのは知っていたので、闇を覗いてみたくなった。
かくして、スタンプでよく見るくらいの知識しかない私は、キャラの名前と簡単な紹介だけを予習した状態でちいかわムービーデビューすることになった。 


見終わって、確かに湊かなえだ……と何とも言えない気持ちになったものの、その結末よりも私はすっかり彼らの世界にはまってしまっていた。


最初に驚いたのが、主人公のちいかわがほとんど喋らないこと。登場人物の半分かそれ以下しか言葉を話さず、彼らにしかわからない音声でコミュニケーションを取る。
代わりに友だちのハチワレが視聴者に翻訳してくれるのだが、このハチワレがツボだった。
優しくてしっかり者なのに、ちょっと、いや結構ズレてる。「え?そこ???」とつっこんでしまうズレが好きで、見ているだけで楽しい。


気になったのは、くりまんじゅうというキャラクター。
ひたすらお酒を飲んでいる。
あんなかわいい世界の中で、割とガチで飲んでいて、二日酔いにもなる(そんなことある?!)。これは私じゃないか。

  


見終わった後、まるで舞台を見た後のようにずっとちいかわのことを考えていた。
ストーリーを、キャラクターを、答えのでない問いを。
ただかわいいを愛でることもできる、推しを見つけることもできる、考察もできる。
この間口と楽しみ方の広さは、人気が出るよなーと納得しながら、その夜寝不足になりつつ全話読みあさったのである。



#好奇心実験室
#エッセイ
#ちいかわ
#日記

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