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声のしおり|保育士たちの本音集#001

積み重ねの「辞めたい」

(辞めたいと思った日の、もっと奥)

「辞めたい。」

そう思う日は、
たいてい“何か大きな出来事があった日”ではなく、
小さな出来事が、静かに積み重なった先にあります。


アンケートの中で、
特に印象的だった声があります。

「保育士としての自信を失う瞬間が多い」

この意見は、
決して少なくありませんでした。

その中のひとつが、こんな声でした。

子どもの前で、
保護者の前で、
平気で怒られる。

その環境に、
自信も、やりがいも、感じられなくなった。


・注意されるときは強く言われるのに、
 うまくいったときは何も言われない
・失敗だけが記憶に残る職場の空気
・相談しても「みんな同じだから」で終わる

そんな日が続くと、
少しずつ、心の中に言葉が増えていきます。

「私、向いてないのかな」
「ちゃんとできてないのかな」


本当は、
毎日子どもと向き合って、
悩みながら、考えながら、保育しているのに。

それでも、
否定され続ける環境にいると、
自分の頑張りが見えなくなっていく。


辞めたいと思ったとき、
多くの人が感じているのは、

「もう無理」よりも、
「これ以上、自信を失いたくない」。


保育士としての自信を失う前に、
立ち止まってもいい。
離れてみる選択があってもいい。


辞めたいと思うほど、
ちゃんと向き合ってきた証拠。

今日の声にも、そっとしおりを。

次回は、
子どもが好きで選んだ仕事なのに、
苦しくなってしまった瞬間の気持ち
を綴ります。


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