【感想】『この恋を星には願わない』恋ねがの好きなところを7つまとめてみる
『この恋を星には願わない』、ついに連載の方は完結を迎えましたね。
いやーー、、寂しい。毎日のように恋ねがのことをXでつぶやいたり、更新日にはどうにかすぐに読んでフォロワーさんと感想祭りをするのが楽しかったり、ここ2年くらいは恋ねがが日々の大きな楽しみの一つでした。
終わってしまうのはやっぱり寂しいのと、大好きな作品の何が好きだったのかを備忘録的に残しておきたいと思って、Xの投稿をもとに「恋ねがの好きなところ」を7つまとめてみます。
恋ねがロスになりそうな方に「そうそう、恋ねがのココ、いいよね~!( ;∀;)」と思ってもらえたら本望です。
※本編を未読の方は、ネタバレも含まれるため回れ右でお願いします。
最終巻5巻の発売予定は2026年1月15日。楽しみですね。
恋ねがのココが好き!を7つあげてみる
(1)映画を観ているような漫画体験
もともと恋ねがに惹かれたのは、紫のあ先生の手がける絵の綺麗さでした。同じ物語だとしても、描き手が紫のあ先生でなかったら私は恋ねがをこんなに好きになっていなかったと思います。
実写にも思える光や風を感じる描写、キャラクターの脆さや強さまで一線一線で表現されている繊細な描き込み、心情を補足するかのように練られたコマ割りや構図、そのどれもがいい感じに作用してか、漫画を読んでいるのに映画を観ているような不思議な体感をよく感じていました。描写がいつもとてもリアルで、臨場感と迫力があって、キャラクターの声もサントラも脳内再生されるもんね()
コマ割り、構図、言葉選び、二人の息遣いまで聴こえてきそうな繊細な描写、映画を観ているかのような体感。自然に涙が出ました。この漫画、すごくない???(いつも言ってる)
— えむ (@emu_piyon) November 14, 2025
「この恋を星には願わない 第24話」(COMIC it)を読んでいます! https://t.co/6aZeoAKlcA #カドコミ
もともと綺麗で丁寧で繊細な絵が、最終話②はさらに磨きがかかっているように感じます。全コマすごい、光や温度感も感じられてくるような描写、すごい。
— えむ (@emu_piyon) January 2, 2026
「この恋を星には願わない 最終話②」(COMIC it)を読んでいます! https://t.co/tlk2wIFXzT #カドコミ
(2)対比の構図が秀逸
恋ねがはよく対比が使われていると感じていました。構図だったり会話だったり。だから読み返すたびに発見があって、物語が進むにつれて作品の厚みがグングン増していくのが面白さの一つでした。
例えばここ、1巻では全く同じ構図で「ばいばーい 瑛莉ちゃん」だったな…!!とかね。
ここね、1巻と同じ二人で、同じ構図なんだけど、1巻の出会いでは「ばいばーい」だったセリフが、最新話ではまたね」になったのよね。。高校時代は冬葵を苦しめるだけの存在に感じていた瑛莉ちゃんを、妃咲さんなりに認めたというかエールを送ったというか、そんなふうにも感じましたまる https://t.co/InW1gRFM9H
— えむ (@emu_piyon) June 28, 2025
5巻の表紙も1巻と比べるとその素晴らしさが倍増よ、、うう、よかったねぇ冬葵( ;∀;)
うわーーー😭😭🌸🌼これ、1巻の表紙との対比がさ…!!隣り合ってはいるけど、本音は決して見せられない、視線は交わらない、つらいけど涙も見せられなかった冬葵が、嬉し涙を浮かべてるよ。。ここにきて本当の意味で二人は寄り添い合って、正面から支え合える関係になれたんだなと😭よかっ(文字数 https://t.co/5bVISN2y3U
— えむ (@emu_piyon) December 17, 2025
(3)あらゆる「好き」を包括する優しさ
瑛莉→ふゆの巨大感情も、妃咲→ふゆの巨大感情も、手っ取り早く「(恋愛として)好き♡」としたほうが「すれ違い片想いだね」「三角関係だね」と、よくある作品として読者の理解や共感も得られるし、作品として売れやすいのかもしれないけど、恋ねがはあえてそうはせずに、マジョリティからは理解されにくい、いわゆる恋愛とは少し違う、でも確かに愛情は存在するという性的少数者の姿を一貫して丁寧に描ききってくれたのが、私はとても嬉しかったです。
恋ねが最終回を前に、瑛莉ちゃんが急に瑛莉ちゃんらしくなく「冬葵、わたしも恋愛として好きだと気づいたよ」とはならずに、瑛莉ちゃんはあくまで瑛莉ちゃんのままで、でも、それとなくどことなく瑛莉ちゃんから冬葵への確かな強い愛がいたるところに感じられて最高of最高。
— えむ (@emu_piyon) November 15, 2025
瑛莉ちゃんの気持ちが恋愛感情と呼べるものになったのか、冬葵も読者もわからないままだけど、それでこそ瑛莉ちゃんという気がする。性愛に縛られずとも愛情を持って触れ合うことはできるし、一緒に人生を歩むこともできる。恋愛至上主義の世の中にあって、それを二人は証明してくれた👰♀️👰♀️
— えむ (@emu_piyon) January 2, 2026
明示されていないし、する必要もないと思うけど、作中には、レズビアン、アロマンティックアセクシュアル、デミロマンティック、パンセクシュアルにあてはまりそうな人物描写があって、みんなそのままの姿で、それぞれ魅力的なまま結末まで駆け抜けてくれたと思うので。
商業百合ってどうしても性的少数者の生き方を記号的に消費されてると感じることもままあるのだけど、恋ねがは、多様な性的当事者への優しいまなざしのようなものを感じました。
恋ねが、メリバな終わり方も正直覚悟してたのだけど、まさかここまで後味のいい終わり方になるとは…🥲✨私のようなレズビアン含め、色々な思いで人知れず悩む性的少数者にとって救いになる作品だと思いました。紫のあ先生、関係者の皆さま、連載ありがとうございました。多くの人に読まれてほしい🙏
— えむ (@emu_piyon) January 2, 2026
(4)花言葉やキスの場所が象徴的
何気なく描かれた花言葉の意味がそのまま物語の核心をついていたり、キスの場所がキャラクターの心情を表していたり、よくありましたね。それを想像したり連想したり、検索して出てきて答えにうなるのも楽しかった思い出。扉絵に花が描かれたら光の速さでフォロワーさんたちが次々に花言葉を調べるの面白かったし、勉強になりました笑。
こんなの泣いてしまう、、おめでとうふゆえり😭
— えむ (@emu_piyon) December 17, 2025
恋ねが5巻の表紙について🌷 pic.twitter.com/oJQ3Xldjzl
今の二人の状態で、いわゆる恋人同士がする安易なキスの展開にはならず、瑛莉ちゃんが冬葵のこめかみに優しく口付けたの、すごくよかったな。そのあとの「でも、だって…」の冬葵を見つめる眼差しも相まって、より深い愛情を感じたよ。 pic.twitter.com/u4f4Om4QL6
— えむ (@emu_piyon) September 26, 2025
(5)鮮やかなタイトル回収
『この恋を星には願わない』のタイトル回収、めっちゃ好きでした。1巻ではどこまでも報われない、星にすら願うこともできない感情を表していた言葉が、最後の最後で瑛莉ちゃん自らひっくり返してくれるとは。このシーンの瑛莉ちゃんかっこよかったよ。
『この恋を星には願わない』か、、
— えむ (@emu_piyon) November 14, 2025
片想いが苦しすぎるから、どうかこの恋が終わるようにと星に願った冬葵。
対する瑛莉ちゃん、星に願ったって何も叶えてはくれない、星になんか願う必要はない、冬葵の願いは他でもない瑛莉ちゃんがぜーんぶ叶えてあげる、と。タイトル回収が鮮やかすぎる。眩しい。
(6)帯やアオリまで余白を楽しめる
恋ねがの帯やアオリ、いいですよね。そぎ落とされて研ぎ澄まされた言葉から、あれこれ想像を巡らせるのも楽しかったです。編集ふわさんの力量や、先生との上手な連携も大きいのだろうなと想像します。
作品の中身だけでなく、こうした作品全体のプロモーションやコミックスの仕上がりも好きでした(コミックス、カバー袖のところも凄いよね)
恋ねが、5巻の帯も楽しみだね!(気が早い) https://t.co/4z5aCwOvfG
— えむ (@emu_piyon) July 12, 2025
最終巻の帯で「星」を絡めるセンスよ…😭✨そしてまたこの帯も、ふゆ↔︎えり双方の気持ちに見えるね。
— えむ (@emu_piyon) December 19, 2025
「愛してるを
星の数ほど伝えたい
私とあなたの好きが
同じ意味ではなかったとしても」
世間一般の恋愛の定義に縛られない、二人ならではの愛の形が端的に表現されている気がする。すごいね。 https://t.co/3ET6YDTIoT
アオリのように使われている、
— えむ (@emu_piyon) January 2, 2026
"夢に見た日"
は、掛け言葉なのかなと思った。
「冬葵がずっと夢見ていた瑛莉ちゃんとの結婚式」であり、
「冬葵が式の朝に夢に見たあの頃(1巻から今までの全て)」でもあるのかなと。辛かったあの頃があって今があるものね。おめでとう💐 https://t.co/QwGd08ilIz
(7)ふゆえりはもちろん、ふゆさきもいいんです
恋ねがの主人公カプはふゆえりだし、ふゆえりの恋路を心から応援はしていたものの、妃咲さんという人物が私は好きすぎて、ふゆさき描写があるたびに喜んでいました(というか先輩が一コマでも出るたびに沸き立っていました笑)
Xでの感想を見ていても、先輩好きな読者は多かったと思います。ビジュアル、雰囲気、佇まい、思慮深さ、視線、言動の一つ一つ、全部好きなのよ。
この立ち位置のキャラクターが魅力的だど、一気に作品の厚みが増すというか面白くなるよね。
妃咲さんのスピンオフ、永遠に待っております。
この二人の歩みもほんと…泣けちゃう😭😭😭 https://t.co/XL9wDcp07d pic.twitter.com/iIX895l9Ks
— えむ (@emu_piyon) September 24, 2025
恋ねがの短編でいちばん好きなお話🌸
— えむ (@emu_piyon) August 10, 2025
好きな人に対しては最も大切な部分をずっと言葉にできなくて苦しい想いをしてきた冬葵だけど、先輩とは様々なことを言葉にせずともこんなにわかり合えてる。先輩との関係も唯一無二。 https://t.co/OcOREMytqs
#この恋を星には願わない pic.twitter.com/ZaHN2pdJ0x
— この恋を星には願わない公式 ◇5巻発売予定◇ (@koinega_info) July 30, 2025
この一枚ほんと好き🙏先輩のやさしい眼差しと慈しみ溢れる左手よ🙏 https://t.co/0sNlS01xlk
— えむ (@emu_piyon) August 10, 2025
以上、恋ねがの好きなところ7つでした!
本当は、
・番外編や描きおろしイラストがもはや本編なところ!
・書店特典が豪華なところ!
・デフォルメイラストがいつもかわいい!
なんかも好きなところとして挙げたかったけど、際限がなくなりそうなので7つということで。
あと恋ねがの好きなところ、Xやnoteで見かけるファンの方の感想がやたら解像度が高くてバチバチに熱量も高く、素敵で面白いところ。
わーー!名文だから全恋ねがファンの皆さん読んでー! https://t.co/BfOzvC1YHI
— えむ (@emu_piyon) June 20, 2025
推し活なんかと一緒で、いい作品にはいい読者がつくものなんだろうと思います。
私もいい読者でありたいし、これからもいい作品に出会っていきたいと恋ねがにハマって思えました。紫のあ先生、出版関係者の皆さま、ありがとうございました。
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