資格と検定と認定、何が違うの?実体験で整理してみた。
正直に言うと、最初の頃はぜんぶ「資格」だと思っていました。
ITパスポートも、日商簿記も、キャリアコンサルタントも、ひとまとめに「資格」と呼んで、履歴書の欄に並べていた。
でも取り続けるうちに、「あれ、これって厳密には違うものなんじゃないか」と気になり始めて、調べてみたことがあります。
せっかく調べたので、ここで一度整理してみます。
難しい定義の話ではなくて、実際に14個取ってきた会社員目線での「体感の違い」として読んでいただけると、たぶんわかりやすいと思います。
「資格」——持っていないと、できないことがある
まず「資格」は、大きく分けると2種類あります。
ひとつは、持っていないとその仕事ができないものです。
医師免許、弁護士資格、宅地建物取引士など。これを国家資格と呼ぶことが多く、法律で「この資格がないと業務ができない」と定められています。
もうひとつは、持っていると信頼や箔がつくものです。
中小企業診断士、FP技能士、キャリアコンサルタントなど。こちらも国家資格ですが、資格がなくてもその仕事ができる場合があります(ただし、名称独占といって、資格者しか「〇〇士」と名乗れないことが多い)。
わたしが取ったキャリアコンサルタントは後者で、資格がなくてもキャリア相談の仕事はできますが、「キャリアコンサルタント」と名乗るには国家資格が必要です。
この違い、意外と知らない人が多いんですよね。
「検定」——知識やスキルのレベルを測るもの
「検定」は少し性格が違います。
「この検定を持っていないと仕事ができない」という縛りはほぼなくて、「この人はこの分野でこのレベルの知識がある」ということを証明するためのものです。
漢字検定、英語検定(英検)、簿記検定、化粧品検定——これらは全部「検定」です。
わたしが無料資格チャレンジで取ってきた化粧品成分検定や実用マナー検定も、この分類に入ります。
体感として言うと、検定は「守備範囲が明確」です。
「この範囲の知識があります」ということを示せるので、勉強の成果がシンプルにわかりやすい。
転職や昇進で直接評価されることは少ないかもしれないですが、自分の学習の記録として、そして相手に「興味の方向性」を伝えるものとして機能します。
「認定」——組織や団体が「OK」を出すもの
「認定」は少し毛色が違います。
試験に合格するというより、
「一定の基準を満たしていることを、組織が認める」
という仕組みです。
たとえば、GoogleのAI認定資格や、AWSの認定資格。
これらは試験形式を取っているものの、厳密には「Googleが認定する」「Amazonが認定する」という民間の認定制度です。
国が認めているわけではないけれど、業界内では高く評価されます。
体感として言うと、認定は「発行元の権威に価値がある」という感じです。誰でも発行できる資格じゃなくて、特定の会社や団体が「うちの基準を満たしている人だよ」と証明してくれるものなので、その組織の信頼性と一緒に評価されます。
結局、この3つをどう使い分けたらいいか
わたしが14個を取り続けてきて、今思っていることはこうです。
「資格・検定・認定、どれが偉い」という話じゃない、ということ。
キャリアとして使いたいなら国家資格や業界認定が効く。
知識の証明として使いたいなら検定が使いやすい。
勉強のきっかけやモチベーションとして使いたいなら、どれでもいい。
大事なのは「どう使うか」を先に考えてから取ること、だとは思います。
でも正直、わたしはそれをあまり考えずに取ってきて、あとから使い道を見つけることのほうが多かったです。
それでも複数取ってきて、何かが変わったという実感はあります。
「使い道があるから取る」だけじゃなくて、
「取ったから使い道が生まれる」という順番もある、
ということを付け加えておきたいです。
「無料で取れるもの」という選択肢
最後に少しだけ宣伝を。
資格・検定・認定の中には、受験料が完全に無料のものがかなりあります。わたしが現在チャレンジ中の「無料資格チャレンジ」シリーズでは、実際に受けてみた感想や勉強法を毎回まとめています。
「まずは試してみたい」「お金をかけずに学習の習慣をつけたい」という方は、ぜひ覗いてみてください。
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