ダメなママ、私。
長男が少し大きくなると
アイツは“長男がやりたいこと”よりも
“自分がかっこいいと思うこと”を
やらせるようになりました。
小さな長男は長男なりに
その期待に応えようと必死でした。
でもアイツは、いつも怒りながら教えるんです。
できても「当たり前だ」と言うだけで
一度も褒めることはありませんでした。
だから、長男は全然楽しそうではなくて。
私はアイツに何度も言いました。
「怒らないで教えてあげて。
楽しませながらやらせないと続かないよ。」
──でも、結局は聞く耳を持ちませんでした。
そのうち、私は長男に言いました。
「やめてもいいんだよ。嫌だったら、
もうやりたくないって言っていいんだよ。」
長男は勇気を出してアイツに言いました。
「もうやりたくない。好きなことじゃないから。」と。
離婚してから、長男にその頃の話を聞きました。
本当は、違う習い事をしたかったんだそうです。
でもアイツにそれを言ったら
「それを習うなら
もうキャンプもお出かけも連れていかない」
と脅されたそうです。
「子どもがそんなことを言われたら諦めるしかないよね」
大人になった長男がそう言っていました。
あのとき、もっと話を聞いてあげればよかった。
長男の味方でいてあげればよかった。
私ってダメなママだったな...そう思います。
色々な感情に振り回されて見えなかったことが
たくさんあって冷静でいられない日々もありました。
子供たちはそんな私にきっと気づいていたんだと思います。
時間は過ぎて、もうみんな大きくなったけれど──
今、私は遠くから子供たちを応援しています。
いつだってあなたたちの味方だよ。
どうか自分の人生を楽しんで。
それが、私のいちばんの願いです。
