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Ryoji Ikeda ultratronics Japan Tour 2025.02.07 (Fri) Zepp Namba

先日、日本が誇る音響系芸術家の雄Ryoji Ikedaのライブに行ってきました。

会場は、Zepp Nambaで個人的に初めての会場でした。

2階指定席は間隔が少し狭いですが、ゆっくり鑑賞できました

結論から先に述べますと、

ここまで天に召されるような気持ちになる瞬間はない

そんなライブでした。

goat

18:30、ほぼ定刻通りゲストのgoatが演奏開始。

goatは大阪を拠点に活動する日野浩志郎によるエクスペリメンタル・プロジェクトである。

ほぼ前情報なしに観たが、かなり良かった。

しんと静まり返った会場でgoatが奏でるその音は、原始的でありながらもどこか電子的鼓動が根底で垣間見られ、トライバルでありながらもプログレッシブでした。

Ryoji Ikeda目当てでしたが、これはすごく良い体験ができたなぁ、と。

19:25頃、終演。

Ryoji Ikeda

約15分に転換の後、19:40頃演奏開始。

冒頭から爆音の電子の音と映像の嵐、嵐、嵐。

ライブ用耳栓と普通の耳栓を持っていましたが、音圧がすごかったので普通の耳栓をしていても音がデカかったです笑

光の激しい点滅も結構あり、ポケモンショックどころではなかった。

そういう精神と肉体の極限状態から導き出されたトランス状態からは、自分は単なる一個体の人間であり、細胞の塊であり、DNAの塩基配列でしかないことを想起させる。

特にラスト10分間が怒濤だった。

ミクロな電子の海から広大なる大地、そして遥かなる宇宙へ…

我々は0と1である

間違いなく、観客全てが悟りの境地に入っていました。

それこそがRyoji Ikedaの真骨頂というべきだ。

20:35頃、終演。

終わったかと思ったが、アンコールに答え5分間ほど追加でパフォーマンスを行った。(勉強不足で曲は何か判別できなかった)

20:45頃、終演。

感想

そもそも私自身には、ここまでアート的側面の強いミュージシャンのライブに行くということは想定できなかった。

何故参加したかと言えば、現代社会の複雑性である。

1970年代から現代音楽、電子音楽はあった。
その頃から脈々と受け継がれているが、このところ意味合いが変わってきていると私自身は実感している。

今まで視えなかったものが視えてきた

という実感である。

ここまで科学技術が発達していなかった頃、パソコンが存在しなかった頃を思い出してほしい。

その頃は何を視ていたか?――人、自然、感情

今は何を視ているか?――画面、情報、文字

全てを明らかにせんとする人類の底知れぬ欲望は、我々の創造主である"神"さえも凌駕しようとしている―――

Ryoji Ikedaが明らかにしたのは、そういう人類の愚かさではなかろうか。


マーチは会場限定の黒ロゴTとトートバッグを