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『GRIT やり抜く力』はAudibleで聴く価値がある?続かない人へ|購入前の注意点

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はじめに

何かを始めても、思ったような成果が出ない。

周りからの反応も少ない。

すると、

「自分には才能がないのかもしれない」
「このまま続けても意味がないのではないか」

と考えてしまうことがあります。

そんな「続けること」に悩んでいる人が購入を検討する一冊が、アンジェラ・ダックワースさんの『やり抜く力 GRIT』です。

結論からお伝えすると、本書は、根性で何でも続けるための本ではありません。

自分にとって大切な目標を見つけ、興味・練習・目的・希望を育てながら、長い時間をかけて取り組むための本です。

一方、Audible版は11時間33分と長く、聴き放題対象外です。内容を何度も確認したい人は、価格の安い紙・Kindle版の方が向いている可能性があります。

なお、私は過去の記事で本書を参考文献として扱ってきましたが、この記事はAudible版を最後まで聴き終えた体験談ではありません。

noteを続けてきた自分の経験と、出版社・Audibleの公式情報をもとに、購入判断の材料を整理しています。

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『GRIT やり抜く力』をおすすめできる人

本書は、次のような人に向いています。

  • 成果が出ないと、すぐに才能のせいにしてしまう

  • 新しいことを始めても長く続かない

  • 目標が何度も変わり、努力が積み上がらない

  • 自分に合う仕事や活動を探している

  • 努力しているのに、成長を感じられない

  • 子どもへどこまで継続を求めるか悩んでいる

  • 後輩やメンバーの成長を支えたい

  • 通勤や家事をしながら、長く聴ける本を探している

特に、「続けられない自分は意志が弱い」と考えている人に、新しい見方を与えてくれる一冊だと思います。

『GRIT やり抜く力』はどんな本?

出版社によると、本書では「やり抜く力」を、自分の中で伸ばす方法だけでなく、子どもや周囲の人の力を育てる方法まで扱っています。

本書の中心にあるのは、「才能があるか」だけで結果が決まるわけではないという視点です。

目次は、大きく次の内容で構成されています。

  • やり抜く力とは何か

  • 才能と努力はどう関係するのか

  • 興味をどのように育てるか

  • 成果につながる練習とは何か

  • 自分の目的をどう見つけるか

  • 失敗しても続ける希望をどう持つか

  • 子どもや周囲の人をどう支えるか

  • 環境や集団が継続へ与える影響

「とにかく我慢して続ける」という話ではなく、続けられる目標や環境をどのようにつくるかまで扱っているのが特徴です。

反応が少なくても、noteを続けられた経験

私は、日常の気づきや仕事で感じた違和感を、noteへ約2年書き続けてきました。

文章を書くことが、得意だったわけではありません。

始めた頃から、すぐに大きな収益が発生したわけでもなく、記事への反応が一桁で終わることもありました。

もし、数字だけを目的にしていたら、途中でやめていたかもしれません。

それでも続けられたのは、日常で気になった言葉を抜き出し、自分の経験と重ねながら深掘りすること自体に、面白さを感じていたからだと思います。

文章にすることで、自分の考えが整理される。
仕事で誰かと対話するときの材料にもなる。
同じ悩みを抱えている人へ、何か一つでも残せるかもしれない。

こうした小さな意味があったから、反応が少ない日も次の記事を書けたのだと思います。

『GRIT』で扱われている「興味」と「目的」は、この経験と重なる部分があります。

ただ長く続けるのではなく、

「なぜ、自分はこれを続けたいのか」

があることが、次の一歩につながるのかもしれません。

本書の特徴をメリットへ変える

特徴①才能だけで自分を判断しなくなる

何かを始めたとき、最初から上手にできる人がいます。

その姿を見ると、

「自分には向いていない」

と感じてしまうことがあります。

しかし、最初の能力と、その後の成長は同じではありません。

本書の考え方を知ることで、現在の上手・下手だけで自分の可能性を決めにくくなります。

文章も、最初からきれいに書ける必要はありません。
一つの記事を書き、読み返し、次の記事で少し修正する。

その積み重ねによって、自分なりの書き方が生まれていくのだと思います。

特徴②「続ける」と「頑張り続ける」を分けられる

本書の目次には、「ものすごくがんばること」と「やり抜く力」は違うという趣旨の項目があります。

一日だけ無理をして大量に進めることと、翌日も取り組める形で続けることは同じではありません。

私も、noteを毎日長時間書いているわけではありません。

子どもの宿題を見ている時間に一緒に進めたり、迎えの時間までと区切ったり、短い時間でも気づきをメモしたりしています。

継続するには、気合いだけでなく、生活の中へ入れられる大きさにすることも必要です。

本書を読むことで、自分を追い込み続ける方法ではなく、続けられる仕組みを考えやすくなります。

特徴③「何を続けるか」を考えられる

すべてのことを、最後まで続ける必要はありません。

興味を持てないことや、自分の目的とつながらないことまで無理に続けると、本当に大切なことへ使う時間がなくなります。

本書では、ひとつのことへ長く関心を向ける「情熱」も、やり抜く力の一部として扱われています。

続けられないときは、すぐに自分の意志を責めるのではなく、

「これは本当に、自分が長く向き合いたいことなのか」

と確認する必要があるのかもしれません。

特徴④子どもや後輩への関わり方を考えられる

本書は、自分の努力だけでなく、子どもや周囲の人のやり抜く力をどう育てるかも扱っています。

しかし、続けさせることと、本人の意思を無視することは違います。

子どもが途中でやめたいと言ったときも、

「嫌だから逃げたい」のか、
「自分には別にやりたいことがある」のか、
「難しすぎて支援を必要としている」のか、

によって関わり方は変わります。

高い期待を持ちながら支えることと、親の理想を押しつけること。
その違いを考える材料にもなると思います。

Audible・Kindle・紙はどれがおすすめ?

比較表

価格だけで比較すると、2026年8月5日時点ではKindle版が最も安く、次に紙版です。

Audible版は、会員価格でも紙・Kindleより高くなります。

また、プレミアムプランの無料体験へ登録しても、本作は聴き放題対象外なので、別途購入が必要です。

それでもAudibleを選ぶメリットは、376ページある本を通勤や家事の時間に少しずつ進められることです。

「本を読む時間は取れないけれど、耳なら使える」という人には、価格差以上の価値があるかもしれません。

付属資料・PDFも用意されているため、診断や内容を確認したいときに併用できます。

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『紙1枚!独学法』との違い

『紙1枚!独学法』との違い

『GRIT』は、長い時間をかけて成長するための考え方を扱っています。

一方、『紙1枚!独学法』は、一冊の本や一つの学びを、自分の言葉で使える状態へ変える方法が中心です。

続ける意味を見失っているなら『GRIT』。
学んだ内容を整理できずに困っているなら『紙1枚!独学法』。

両方に悩んでいる場合は、まず『GRIT』で続けたい目的を考え、その後に『紙1枚!独学法』で日々の学びを残す流れもよいと思います。

購入前に知っておきたい注意点

Audible無料体験だけでは聴けない

本作は、聴き放題対象外です。
Audibleへ初めて登録する人も、無料体験とは別に作品を購入する必要があります。

「無料体験で聴けると思って登録した」という行き違いが起きないよう、購入前に表示を確認してください。

長い本なので、結論だけ知りたい人には重い

紙版は376ページ、Audible版は11時間33分あります。
短時間で要点だけを知りたい人には、長く感じる可能性があります。

具体例や研究背景も含めて理解したい人向けの一冊です。

続けることを正義にしない

継続には価値があります。
しかし、心身を壊したり、家族や生活を犠牲にしたりしてまで続ける必要はありません。

また、途中で目的が変わったなら、やめることも選択の一つです。

「やめたら負け」と考えるためではなく、何を長く大切にしたいのか考えるために読む必要があります。

他人へ根性を求める材料にしない

部下や子どもが続けられない理由を、「やり抜く力が足りない」で終わらせるのは危険です。

目的が共有されていない。
難易度が合っていない。
必要な支援がない。
安心して失敗できない。

そのような環境側の問題も確認する必要があります。

おすすめできない人

次のような人は、購入の優先度が低いかもしれません。

  • すぐに使える習慣化のチェックリストだけが欲しい

  • 数十分で読める短い自己啓発書を探している

  • Audibleの聴き放題作品だけを探している

  • とにかく我慢する方法を知りたい

  • 部下や子どもを強制的に継続させたい

  • すでに自分の目的が明確で、具体的な作業管理だけを知りたい

  • 研究事例や人物のエピソードを読むことが苦手

よくある疑問

『GRIT』は根性論の本ですか?

単に「つらくても我慢しよう」と伝える本ではありません。
興味、目的、練習、希望、周囲の環境など、長期的な継続を支える要素を扱っています。

ただし、読み手が「何でも最後まで続けるべき」と解釈すると、根性論になってしまう可能性はあります。

Audible版は聴き放題ですか?

2026年8月5日時点では、聴き放題対象外です。

プレミアム会員は非会員価格の30%引きとなり、2,303円で購入できます。非会員価格は3,290円です。

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Audible無料体験で無料になりますか?

本作自体は、無料になりません。

無料体験中も、会員価格で単品購入する必要があります。無料体験後は月額1,500円で自動更新されるため、条件を確認してから登録してください。

音声だけでも理解できますか?

全体の考え方は理解できます。

ただし、やり抜く力の測定や、自分の目標を書き出して考えたい場合は、付属PDFやメモを併用した方が実践しやすいと思います。

子育てにも役立ちますか?

本書には、子どもの興味、課外活動、親の期待と支援などを扱う章があります。

ただし、「始めたことは絶対にやめさせない」というための本ではありません。

本人の興味や意思を確認しながら、どのような環境なら挑戦を続けられるか考える材料として読む方がよいと思います。

自分に才能がなくても意味がありますか?

本書の中心にあるのは、才能だけで達成が決まるわけではないという視点です。

一方、努力すれば何でもm必ず成功するという意味でもありません。

結果だけでなく、努力によってスキルが育ち、以前よりできることが増える過程へ目を向ける本だと捉えた方がよいと思います。

まとめ|続けられたのは、意志が強かったからなのか

noteを書き始めた頃、すぐに大きな反応があったわけではありません。
それでも続けられたのは、自分の意志が特別に強かったからではないと思います。

日常の違和感を言葉にすることが面白かった。
仕事や子育てを振り返る時間になった。
書いた言葉が、誰かとの対話につながる可能性があった。

続ける理由が、数字だけではなかったからなのかもしれません。

『GRIT やり抜く力』は、すべてを無理に続けるための本ではありません。

自分は何に興味があるのか。
何を少しずつ上達させたいのか。
その行動は誰や何のためにつながっているのか。
失敗しても、もう一度試したいと思えるか。

こうした問いを通して、自分が長く向き合いたいものを考える一冊です。

価格を抑えて何度も読み返すならKindle。
書き込みながら目標を整理するなら紙。
読む時間が取れず、移動や家事中に進めたいならAudible。

ただしAudible版は聴き放題対象外です。価格差も含め、自分が最後まで使える形式を選ぶことをおすすめします。

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▶︎私が、収益や反応がすぐに得られなくてもnoteを続けられた理由については、こちらの記事で整理しています。


摩擦を、構造に。
問いを、資産に。
Yuta


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