メイクをして感じる「今日の私、なんかいいかも」の「なんか」を大切にする理由
「今日の私、なんかいいかも」
鏡を見たときに、理由はうまく説明できないけれど、そんなふうに感じる日ってありませんか?
私は「今日の私、いいかも」よりも、「今日の私、なんかいいかも」、この「なんか」が好きなんです。
30年以上ヘアメイクをしていますが、毎日100点のメイクができるわけではありません。「今日は眉がうまく描けなかったな」。そんな日だってあります。
でも、不思議なんですよね。眉はちょっと気になるのに、「なんか、今日はいい感じ」。そう思える日もあるんです。
髪のまとまりがよかったのかもしれない。
昨日、よく眠れたからかもしれない。
姿勢がいつもより少しよかったのかもしれない。
呼吸が深かったのかもしれない。
その理由はひとつじゃないんですよね。いろんな小さなことが重なって、「今日の私、なんかいいかも」になる。
だから私は、メイクだけを見ません。髪も、肌も、表情も、姿勢も、呼吸も、全部つながっていると思っているからです。だから、メイクは最後。先に整えるものがある。
30年以上この仕事をしてきて、気づいたら、それが私の当たり前になっていました。
そして、本(『なんとなくの自己流から抜け出す 今の自分に合うメイクの正解』)を書いて、より言葉を意識するようになり、思ったんです。
「なんか」って、すごく曖昧な言葉ですよね。でも、その曖昧さが私は好きなんです。
「今日の私、最高!」では少し大げさ。
「今日の私、きれい!」は、なかなか自分では心の中でも言わなそう。
「今日の私、なんかいいかも」は、言葉にならない"自分なりの手応え"を表しているんじゃないかなって。
「今日は眉がきれいに描けた」「アイシャドーがうまくいった」、そういうことじゃなくて、「今日の私、なんかいいかも」。
それが、一番しっくりくるんです。
メイクは他人にどう見られるかの前に、まず、自分自身がふと感じる心地よさのためにするもの。
100点じゃなくていい。調子がいい日も、そうじゃない日も、鏡を見て、「今日の私、なんかいいかも」。

そう思えたら。
それで十分なんです。

私が書いた本、『なんとなくの自己流から抜け出す 今の自分に合うメイクの正解』でも、ヘアメイクとしての30年以上の活動からわかった「シャレる(年齢に抗わず自然体で、今を自分らしく輝いている)メイク」についてもお伝えしています。よかったら読んでみてくださいね。
これからのnoteでも、そんな「大人のための現実的なメイクや美容のヒント」をお届けしていきますね。
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