メイクでいちばん大切なのは「自分でできるチカラ」 〜なぜ、「オンラインのメイク講座」をはじめようと思ったのか?②〜
どんなメイクのテクニックでもアイテムでも解決できなかったこと
「メイクを習うなら対面でしょ……」
「オンラインで変われるわけがない!」
なぜ、そんな反対意見もあるなか、ヘアメイクである自分の手を加えることができない、オンラインのメイク講座をはじめようと思ったのか?
私はプロのヘアメイクアップアーティストです。30年以上、この仕事を続けてきました。
私の仕事は、女優やモデル、タレントさんを、その日の撮影に合わせて仕上げることです。撮影のテーマに合わせてヘアメイクをする。洋服や照明、カメラ、スタジオのセットとのバランスを見ながら、その瞬間のベストをつくる。

それが私の仕事です。
そんな私が、一般の方向けのメイクのオンライン講座をやるようになるなんて、思ってもいませんでした。
きっかけはインスタグラムによる発信でした。
コロナ禍を機に、何か自分も世の中に役に立ちたいと、メイクや美容のコツなどをインスタグラムで発信しはじめると、多くのDMをいただくようになりました。
「どのファンデーションがいいですか?」
「眉がうまく描けません」
「私の場合、何を買ったらいいですか?」
質問に対して、できる範囲でお返事をしていました。おすすめのアイテムをお伝えすることもありました。でも、しばらくすると、また同じような悩みが届くんです。
アイテムを変えても。やり方を伝えても。なかなか変わらない。
不思議でした。プロとしてちゃんと答えているのに、解決しない。
なんでだろう?

あるとき、思ったんです。
「あぁ、これはコスメやテクニックの問題じゃないんだな」と。
メイクは毎日するもの。だから、必要なのは「自分でできるチカラ」
プロにメイクをしてもらうと、その日はきれいになります。何か特別なイベントがある日、自分で頑張ってメイクをしてきれいになる。
でも、その人の毎日は続いていく。次の日も。その次の日も。
毎日のほうが圧倒的に長いんですよね。

だとしたら、本当に必要なのは何だろう?
私がいなくてもできること。誰かにやってもらわなくても、自分で整えられること。
私が誰かをきれいにする以上に、そのほうが大事なんじゃないかと思うようになったんです。
メイクでテクニックよりもセンスよりも大切なこと
雑誌の企画や、イベントなどで一般の方のヘアメイクを担当させていただくと、変わる方には共通点があることにも気づきました。
特別器用なわけじゃない。特別センスがあるわけでもない。ただ、自分の顔はちゃんと見ているんです。
それがヒントとなり、私はオンライン講座の根本となるメソッドを見出しました。
鏡を見る。写真を撮る。やってみる。鏡を見る。写真を撮る。またやってみる。
その積み重ねで、表情が変わる。顔つきが変わる。
そうやって、自分でできる人を増やしたい。
誰かに変えてもらうのではなく、自分で気づき、自分で整え、自分で変わっていく。
そのきっかけとなる場所をつくりたい。
それが、「自分に合うメイクが自分でできるチカラ」を伝えるオンラインのメイク講座をはじめようと思ったいちばんの理由です。

なぜ、プロのヘアメイクである自分の手を加えることのない「オンラインのメイク講座」をはじめたのか。noteで、はじめるきっかけから、今に至るまで、そのストーリーを綴っていきます。
・はじめるきっかけ
・なぜ、はじめようと思ったのか?
・最初からオンラインありきだったのか?
・周囲の反対は? それに対する自分の気持ちは?
・はじめるにあたっての準備、試行錯誤、壁、トラブル等は?
・どんなふうに続けていったか?
・どんなときがたいへんか? どんなときがうれしいか?
・続けてみて今思うこと、感じること
そして、「今の自分に合うメイクが、自分でできるチカラ」を伝えているのが、私が書いた本『なんとなく自己流から抜け出す 今の自分に合うメイクの正解』です。よかったら、読んでみてくださいね
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