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店内放送、本当に必要?


飲食店で流れているオリジナル番組。

あれ、誰のためにあるんだろう。



例えば、「やよい軒」や「すき家」。

番組内では、
本当にリクエストやメールが届いているとは思えない視聴者からのメッセージが、
新メニューの情報とともに流れている。

情報としては理解できるし、
お店側の意図もよくわかる。

でも、やっぱり思う。



これ、本当に必要なんだろうか。



僕は仕事柄、
プロデュースやコンサルティングの視点で
物事を見ることが多い。

だからこそ気づく部分もあると思うけど、

それを抜きにして、
一人の消費者として考えても、

この店内放送を“ありがたい”や“面白い”と感じたことは、
正直ほとんどない。



食事の時間って、

・少し落ち着きたい
・会話に集中したい
・自分のペースで過ごしたい

そんな時間だったりする。

その中で流れてくる“情報”は、
邪魔とまでは言わないけど、
少なくともプラスにはなっていない気がする。



もちろん、お店側の目的は明確で、

・追加注文の促進
・キャンペーンの認知
・売上の向上

いわゆる「店得」の設計。



ただ、

その設計が、
お客様の体験の質を少しだけ削っているとしたら、

それは本当に最適なんだろうか。



もし僕がこの空間を設計するなら、

“伝える”ことよりも、
“感じさせる”ことを優先する。



例えば、

・時間帯によって音の密度を変える
・BGMと一体化させて違和感をなくす
・情報は音ではなく、視覚に逃がす



情報を押し込むのではなく、
体験の中に溶け込ませる。



何を提供するかより、
どう感じさせるか。



店内放送ひとつで、
その店の“空気”は変わる。

僕が言うところの「水質」。



「誰得?」と一度立ち止まる。

その問いにちゃんと向き合うだけで、
設計はもう一段上がるはず。

正直、僕なら
BGMは既存の有線放送にして、
その番組制作費を別の体験価値にまわす。



そしてもう一つ。

本来、こういう設計は
「三方よし」であるべきだと思う。

・お店にとって良い
・お客様にとって良い
・世の中にとって良い

どれか一つだけが得をする設計ではなく、
全体のバランスが取れているかどうか。



その視点で見た時に、
この店内放送は
まだ伸びしろがあるように感じる。



とはいえ、
やよい軒もすき家も、
日常の中で当たり前に選ばれている、すごいブランドだと思う。

だからこそ、
こういう細部が整ったら、
さらに一段上の体験になるはず。

応援してます♡



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