思春期の娘に、少しだけ置いていかれた気がした
少し前まで、
「一緒に行こう。」
そう言って、どこへ行くにも私の隣にいた娘。
それが今では、
私の言い間違いを見つけると、
すぐに訂正される。
勘違いをすれば、
少し冷たい言葉が返ってくる。
思春期だから。
頭では分かっています。
でも、少し前までの可愛かった娘を知っているからこそ、寂しくて、悲しくて、時には腹が立つこともあります。
「そんなに嫌なら、
全部自分でやってよ。」
そう思ってしまう日もあります。
「友達と行けばいいじゃない。」
そう口にしたくなる日もあります。
でも現実は、まだ親が付き添わなければいけない用事もあって、一緒に出かける。
そのたびに、スマホばかり見ていたり、嫌そうな顔をされると、
「私は何のためにここにいるんだろう。」
そんな気持ちになってしまうのです。
娘は少しずつ、
親から離れる練習をしている。
私は少しずつ、
手を離す練習をしている。
寂しさもあるけれど、
それはきっと、成長している証なのだと思います。
同じ時間を、違う立場で歩いているだけなのかもしれません。
だから今日も、
少しだけ寂しくて、
少しだけ嬉しいのです。
