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「自分の道を選ぶ」ということ中学2年生の娘とジブリパーク青春の丘へ

1月4日は、妻と中学2年生の娘と3人でジブリパーク「青春の丘」エリアを訪れました。


ここは、
『耳をすませば』
『猫の恩返し』
この2作品の世界観が、静かに、そして丁寧に息づいている場所です。


入ってみたら電話ボックスの受話器を取ってみてくださいネ

一歩足を踏み入れた瞬間、月島雫が通った坂道や、天沢聖司が自転車で駆け抜けていきそうな空気感に包まれて、まるで映画の中に入り込んだような感覚になります。

「コンクリート・ロードはやめた方がいいと思うな」
そんな聖司の言葉が、ふと頭に浮かびました。
効率や正解ばかりを求めがちな大人の世界で、自分の足で、自分の道を選ぶことの大切さを、この場所はそっと思い出させてくれます。



アンティークショップ「地球屋」に足を運ぶと、
そこにはあのバロン男爵が静かに佇んでいて、
『猫の恩返し』の物語へと、自然に心がつながっていきます。
誇り高く、礼儀正しく、でもどこか不器用で優しいバロン。

彼の存在は、「自分を信じる勇気」「誰かを想う強さ」
そんなメッセージを、言葉少なに伝えてくれているようでした。

娘は、バロンを見つめながら「かっこいいね」と小さく一言。
その表情は、雫が初めて物語を書く決意をした時の、
少し不安で、でも確かな希望を抱いた顔と重なりました。

中学2年生という時期は、
月島雫のように、
「自分は何者なんだろう」
「何が好きなんだろう」
と、心の中で何度も問いかける年頃。
親として、答えを教えることはできなくても、こうして同じ景色を見て、同じ物語に触れ、同じ空気を感じることはできる。

それだけで十分なんだと、青春の丘を歩きながら感じました。
天沢聖司が、夢に向かってバイオリン職人を目指したように、雫が、自分の未熟さを受け入れながらも物語を書き上げたように、それぞれのペースで、それぞれの道を進めばいい。

青春の丘は、派手なアトラクションがあるわけではありません。でも、心の奥に静かに残る余韻がある。
それはきっと、ジブリ作品がずっと大切にしてきた“生きることそのものの物語”が流れているから。

写真を撮りながら、「この時間も、きっといつか思い出になるんだろうな」そんなことを考えていました。

バロンが見守る中、雫が物語を書き、聖司が夢へと進んでいったように、今日のこの一日も、家族それぞれの物語の1ページになった気がします。
また季節を変えて、また少し成長した娘と、同じ場所を歩ける日を楽しみにしたいなと思う時間でした。

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