今日も、自分のためじゃないUFOキャッチャー。
うちの娘はUFOキャッチャーが大好き。
……まあ、その原因は全部私たち親だ。
一度取れないと意地になるタイプ。
気づけば10円や100円のUFOキャッチャーにもハマってしまった。
今日も100円玉を握りしめ、
いざUFOキャッチャー。
なんと一回でお目当てをゲットした。
「やったね!もう帰ろう!」
……とはならない。
「300円までね。」
そう約束していたので、
「まだできる!」
と次の景品を探し始めた。
どれにしようかなあと見ていると、
隣で遊んでいた小学生くらいのお姉ちゃんが、
何度も挑戦したものの取れず、
諦めて帰っていった。
すると娘が、
「これやる!」
と、そのお姉ちゃんが遊んでいた台へ向かった。
でも、なかなか取れない。
約束の300円も使い切った。
「さあ、帰ろう。」
そう声をかけると、
娘が泣き出した。
「あーあ、やっぱり。」
UFOキャッチャーで、
すんなり帰れる子なんているのだろうか。
お目当ては最初に取れていても、
最後取れなければすんなりとはいかない
終わりよければすべてよしだよね笑
そう思いつつ
「帰るよ!」
と言うと、
娘は涙を流しながら叫んだ。
「違うの!!!
私が取りたいんじゃないの!!!
お姉ちゃんのために取りたかったのぉ……!」
……え???
そういうこと?
そういえば少し前、
夫と娘がUFOキャッチャーをしたとき。
取れずに帰ろうとしていた子の代わりに、
娘が景品を取ることができて、
その景品を譲ったことがあった。
きっと、そのときの「ありがとう」が
娘の心に残っていたんだろう。
私は言った。
「〇〇は優しいね。
でも、お姉ちゃんはまだ
自分で取りたかった気持ちがあるかもしれないよ。
それに今日はママのお金だから、
ママは〇〇のために使いたいな。」
娘は少し考えて、
「うん…」
と頷いた。
……そして。
「はい、あと100円。」
なぜか私が渡していた。
いや、なんで?
「もしかして100円もらう作戦だった……?」
なんて一瞬でも疑ってしまった私は、
娘より、ずいぶん心が汚れていた。笑
