【境界認知マップ CASE 02|美容・健康】高い化粧品を次々試しても「これでいい」と思えないのはなぜか|自分の美と健康を定義し、商品・生活・使い方・根拠・相性を整理する境界認知マップ
【境界認知マップ CASE 02|美容・健康】
高い化粧品を次々試しても「これでいい」と思えないのはなぜか
自分の美と健康を定義し、商品・生活・使い方・根拠・相性を整理する境界認知マップ

こんにちは、ぜっとです。
美容や健康について調べていると、本当にたくさんの商品と情報が出てきます。
高価格帯の美容液。
ドラッグストアで買える化粧品。
美容家電。
サプリメント。
健康食品。
オールインワン商品。
さらに、
新しい成分。
新しい美容法。
専門家の解説。
口コミ。
SNS。
ビフォーアフター。
昔より、私たちは多くの選択肢から、自分に合うものを探せるようになりました。
これは、とてもよいことだと思います。
でも、選択肢が増えたからこそ、別の問題も生まれます。
「結局、私には何が合っているのだろう。」
という問題です。
高い化粧品を買っても、また次の商品が気になる

今回、一人の女性を例に考えてみます。
Bさんは42歳。
美容に強く執着しているわけではありません。
でも、年齢を重ねても、自分なりにきれいでいたい。
健康的に過ごしたい。
そう思っています。
これまでにも、
評判のよい美容液。
少し高価なクリーム。
美容家電。
サプリメント。
SNSで話題になった商品。
百貨店で勧められた化粧品。
など、いろいろなものを試してきました。
全部が悪かったわけではありません。
香りが好きだった商品もある。
使い心地がよかった商品もある。
「少し調子がよくなったかもしれない」と感じたものもある。
高級な化粧品を使う時間そのものを楽しめたこともあります。
それなのに、しばらくすると、また別の商品が気になります。
「もっと自分に合うものがあるのではないか。」
「もっと良い成分があるのではないか。」
「もう少し高いものなら違うのではないか。」
新しい商品を見る。
口コミを読む。
成分を調べる。
そして、また別の商品が気になる。
あるとき、Bさんはふと思います。
「私は、何をもって『自分に合っている』『効果があった』『これで十分』と判断しているのだろう。」
CASE 02は、この問いから始まります。
化粧品を替えること自体が、問題なのではない
化粧品や美容商品を替えること自体は、悪いことではありません。
今の商品が本当に合わないこともあります。
生活が変わることもあります。
予算が変わることもあります。
もっと使いやすい商品が見つかることもあります。
今回参考にした調査でも、スキンケアなどでブランドを替える背景として、「ブランドへの飽き」や「費用対効果への疑問」など、複数の理由が報告されています。
※調査結果の扱いについて
この先、化粧品選びや購買行動について、いくつかのアンケート調査を参考にします。
ただし、これらは消費者の意識や行動の「傾向」を見るための資料です。特定の商品や成分の医学的効果を証明するものではなく、対象者や調査条件もそれぞれ異なります。
本稿では、「すべての人がそうである」と一般化せず、自分自身の判断を考えるための観測材料として扱います。
問題にしたいのは、
商品を替えるか、替えないか
ではありません。
むしろ、
「私は、なぜ今の商品を替えようとしているのか。」
を、自分で説明できるかどうかです。
今の商品に、具体的な不満があるのか。
それとも、新商品そのものに興味を持ったのか。
価格に期待しているのか。
口コミを見て不安になったのか。
「もっと良いものがあるかもしれない」と思っただけなのか。
ここを分けるだけでも、商品を見る位置が少し変わります。
このnoteは、「高い化粧品を買うな」という記事ではありません

ここは最初に明確にしておきます。
このnoteは、
高い化粧品を買うな
という記事ではありません。
「安い化粧品で十分」
と主張する記事でもありません。
メーカーやブランド、美容業界を批判することも目的ではありません。
高価格の商品には、機能だけではなく、使用感やデザイン、サービス、ブランド体験、美容そのものを楽しむ時間など、さまざまな価値が含まれていることがあります。
そこに価値を感じてお金を払うことも、一つの選択です。
だから、問題は、
高いか、安いか。
ではありません。
CASE 02で考えたいのは、
「私は、何を求めて、この商品を選んでいるのか。」
そして、
「その商品について分かっていることは、どこまで自分自身にも届いているのか。」
です。
商品の前に、「自分の基準」が曖昧なのかもしれない
Bさんは、
「きれいでいたい。」
と思っています。
でも、ここでもう一つ問いがあります。
「きれい」とは、どんな状態でしょう。
乾燥感が少ないことか。
メイクがきれいに仕上がることか。
自然体でいられることか。
清潔感があることか。
鏡を見たとき、自分自身が納得できることか。
美容の時間を楽しめることか。
答えは、人によって違います。
そして、
「もっときれいになりたい。」
と、
「今の私は、具体的に何を改善したいのか。」
も同じではありません。
「もっときれいに」には、明確な終点がありません。
新しい商品が出れば、また新しい「もっと」が生まれます。
だから、良い商品を探す前に、
自分は、そもそも何を求めているのか。
を一度確認する必要があります。
「変えたいこと」だけではなく、「変えなくてよいこと」もある
美容情報を見ていると、いろいろなものが改善すべき課題に見えてきます。
毛穴。
シミ。
乾燥。
ハリ。
ツヤ。
透明感。
フェイスライン。
年齢に伴う変化。
でも、その全部を自分自身が問題だと思う必要はありません。
例えば、
「乾燥感は改善したい。」
でも、
「年齢相応の細かな変化は、それほど気にしていない。」
という人もいるでしょう。
それでよいと思います。
新しい美容情報によって、今まで知らなかった問題に気づくこともあります。
だから、情報を否定する必要はありません。
ただ、
「新しく知ったこと」
と、
「今の自分が本当に解決したいこと」
は、一度分けてみる。
そして、
「これは今のままでよい。」
と言えるものも残しておく。
この境界を持たないと、新しい情報を見るたびに、自分の「足りないところ」が増え続けることがあります。
CASE 02で作るのは、「正しい化粧品ランキング」ではない

ここまでで、今回扱いたい問題が少し見えてきました。
CASE 02で探すのは、
「誰にとっても正しい美容商品」
ではありません。
自分自身。
生活や環境。
商品。
使い方。
価格と価値。
科学的な根拠。
口コミや専門家の情報。
そして、まだ分からないこと。
これらを一つの地図の上へ置き直します。
つまり、
商品だけを見るのではなく、商品を選ぶ自分まで一緒に観測する。
ということです。
この地図を、私は
美容・健康の境界認知マップ
と呼んでいます。
1分チェック|今のあなたは、どこで迷っていますか?


ここで、自分に近いものを一つ探してみてください。
A|「もっと良いものがある気がする」
今の商品に大きな不満はないのに、新商品を見ると替えたくなる。
→ 第1章・第10章
B|「高いものなら違うかもしれない」
価格が高いほど、効果も大きいように感じる。失敗もしたくない。
→ 第1章・第3章・第9章
C|「調べれば調べるほど分からなくなる」
成分、口コミ、専門家、SNS。情報を集めても判断できない。
→ 第6章・第7章
D|「以前はよかったのに、最近は合わない気がする」
商品は同じなのに、自分の感じ方や状態が変わった。
→ 第2章
E|「本当にこの使い方でよいのか分からない」
量、頻度、順番、期間などを何となく自己流で使っている。
→ 第4章
F|「美容も健康も、全部なんとかしたい」
化粧品、健康食品、美容家電などが少しずつ増えている。
→ 第5章
G|健康食品やサプリメントも含めて考えたい
美容だけでなく、健康や医療との境界まで整理したい。
→ 第4章・第6章・第11章
もちろん、一人が一つのタイプに固定されるわけではありません。
商品によって変わってよいのです。
この分類は人をタイプ分けするためではなく、
今、自分の判断がどこで曖昧になっているのか
を見つけるための入口です。
境界認知は、「何でも疑うための方法」ではない
境界認知という言葉から、
広告を疑う。
メーカーを疑う。
口コミを疑う。
専門家を疑う。
という方法を想像するかもしれません。
でも、目的はそこではありません。
分かっていることを、分かっているところまで。
分からないことを、無理に分かったことにしない。
そのうえで、必要なら情報を増やし、観測し、判断を更新する。
それだけです。
美容や健康について、すべてを購入前に完全に知ることは難しい場合があります。
だからといって、
「分からないから何も選べない。」
となる必要もありません。
大切なのは、
何が分かっていて、何がまだ分からないのか。
を区別することです。
その区別ができれば、不確実性が残っていても、自分なりの判断はできます。
この具体的な方法を、有料部分で一つずつ使っていきます。
ここから先では、「自分自身の美と健康の地図」を作ります

ここから先では、いきなり商品を比較しません。
まず第1章で、 「なぜ、もっと良いものを探したくなるのか。」 という探索の心理を整理します。
そのうえで第2章から、商品をいったん横に置き、 「自分にとって、美しいとは何か。健康とは何か。」 へ戻ります。
そこから、 自分が今改善したいこと。 変えなくてよいこと。
現在の生活や環境。 商品が本来何を目的としているのか。
自分は何を期待しているのか。 価格の中の何に価値を感じているのか。
使い方はどうか。 根拠はどこまで届いているのか。
口コミや専門家の情報をどう扱うのか。
まだ何が分からないのか。
そして最後には、 「どうなれば、私は『今はこれで十分』と言えるのか。」 まで整理していきます。
目指すのは、 一番良い化粧品を教えてもらうこと ではありません。
「今の自分なら、なぜこれを選ぶのか。」 を、自分自身の言葉で説明できる状態です。
実際に自分で使えるワークシートも付けています

このCASEは、読んで「なるほど」で終わるだけにはしません。
有料部分の最後に、
CASE 02専用「美容・健康 境界認知マップ実践ワークシート」

を用意しています。
今使っている化粧品。
買おうか迷っている商品。
健康食品。
サプリメント。
などから一つを選び、
自分は何を求めているのか。
何が分かっていて、何がまだ分からないのか。
何をもって「続ける・替える・やめる」と判断するのか。
を、自分自身で整理できます。
さらに、商品購入や乗り換えで迷ったときに短時間で確認できる、
「5分でできる境界認知チェックシート」
も付けています。
「もっと良いもの」を探す前に、自分の地図を持つ
美容も健康も、ずっと同じ条件ではありません。
年齢も変わります。
生活も変わります。
環境も変わります。
自分が大切にしたいものも変わるかもしれません。
だから、一度見つけた商品を、一生の正解にする必要はありません。
反対に、
常にもっと良い商品を探し続ける必要もありません。
必要なのは、永久に変わらない正解ではなく、
今の自分を観測しながら、必要なときに更新できる地図
なのだと思います。
ここから、その地図を実際に作っていきます。
本編ではまず、第1章で「もっと良いものを探してしまう心理」を整理します。
そのうえで、判断の起点を商品・価格・成分ではなく、
「私は、そもそも何を求めているのだろう。」
という自分自身の基準へ戻します。
そして最終的に、
「今の自分なら、なぜこれを選ぶのか。」
を、自分の言葉で説明できるところまで。
ここから、
美容・健康の境界認知マップ
を作っていきます。
ここから有料です
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