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【家族で一緒に読むnote】君たちの立ち位置 — AI時代の夢の作り方 

【家族で一緒に読むnote】君たちの立ち位置たちいちAIエーアイ時代じだいゆめつくかた


こんにちは、ぜっとです。

今日は、これからの時代じだいを生きる君たちに向けて書いてみます。

そして、できればお父さん、お母さん、先生、おじいちゃん、おばあちゃんにも読んでほしい内容ないようです。

今の君たちは、少し特別とくべつ時代じだいに生きています。

なぜなら、君たちは「AIエーアイがある世界」で大きくなっていく世代せだいだからです。

おじいちゃん、おばあちゃんの子どものころには、スマホはありませんでした。

パソコンも、今のようにはありませんでした。

インターネットもありませんでした。

分からないことを、画面がめん入力にゅうりょくしてすぐに調しらべることもできませんでした。

お父さん、お母さんの子どものころにも、今のようなAIエーアイはありませんでした。

先生たちが勉強べんきょうしていたころにも、分からないことをAIエーアイに聞いたら、すぐに説明せつめいしてくれるような世界ではありませんでした。

でも、今の君たちはちがいます。

分からないことがあったら、AIエーアイに聞ける。

絵をくヒントももらえる。

物語を作る手伝てつだいもしてもらえる。

自由研究じゆうけんきゅうのテーマを一緒いっしょに考えることもできる。

外国のことも、宇宙うちゅうのことも、昔の歴史れきしのことも、すぐに調しらべられる。


君たちは、そんな時代じだいの入り口に立っています。

これは、すごいことです。

でも同時に、とても大事なこともあります。

AIエーアイがあるから、何もしなくてもゆめが見つかるわけではありません。

AIエーアイがあるから、勝手にすごい人になれるわけでもありません。

AIエーアイがあるからこそ、自分が何をしたいのかを考える力が、もっと大切になります。

今日はその話をします。




そもそも、AIエーアイって何だろう

ここで一度、AIエーアイについて考えてみたいと思います。

AIエーアイとは、何でしょうか。

すごいロボットでしょうか。

人間よりえらい先生でしょうか。

何でも正しい答えを出してくれる魔法まほうの道具でしょうか。

私は、少しちがうと思っています。

AIエーアイは、人間がこれまでにたくわえてきた知識ちしき情報じょうほうを、人間が使いやすいように、言葉にして返してくれる便利べんりな道具です。

たくさんの本。

たくさんの記事。

たくさんの説明せつめい

たくさんの文章。

たくさんの知識ちしき

そういうものをもとにして、私たちが分かりやすいように答えてくれます。

しかも、AIエーアイは人間と話しているような言葉で返してくれます。

だから、まるで人間の先生と話しているようにかんじることがあります。

でも、ここで忘れてはいけないことがあります。

AIエーアイは、人間そのものではありません。

心を持っているわけではありません。

本当に体験たいけんしたわけでもありません。

うれしい、悲しい、くやしい、楽しいとかんじているわけでもありません。

AIエーアイは、とても大きな計算けいさんをして、言葉を返してくれている道具です。

電卓でんたく計算けいさんすると、答えが出ます。

AIエーアイも、それに少しています。

もちろん、AIエーアイ電卓でんたくよりもずっと複雑ふくざつなことができます。

文章を書いたり、説明せつめいしたり、アイデアを出したり、相談そうだんにのったりすることもできます。

でも、基本的きほんてきには、人間が使うための道具です。

だから、AIエーアイが言ったことが、いつも全部正しいとはかぎりません。

AIエーアイ間違まちがえることがあります。

勘違かんちがいすることもあります。

古い情報じょうほうをもとに答えてしまうこともあります。

むずかしい問題もんだいでは、答えがずれてしまうこともあります。

もっともらしく聞こえるけれど、実は間違まちがっていることもあります。

だからこそ、人間には大切な役割やくわりがあります。

AIエーアイが出した答えを、そのまま信じるのではなく、

「これは本当に正しいのかな」

「ほかの考え方はないかな」

「自分が知っていることと合っているかな」

「先生や本にも確認かくにんした方がいいかな」

「この答えで誰かがこまらないかな」

と考えることです。

AIエーアイが出したものを見定みさだめる力。

たしかめる力。

くらべる力。

考え直す力。

最後に、自分で判断はんだんする力。

これが、これからとても大切になります。

君たちが学校で学ぶのは、ただテストで点数を取るためだけではありません。

AIエーアイが出した答えが、正しいのか、間違まちがっているのかをたしかめるためでもあります。

国語を学ぶと、AIエーアイの文章を読んで「少しへんだな」と気づけるようになります。

算数を学ぶと、AIエーアイ計算けいさん説明せつめいが合っているかたしかめられるようになります。

理科を学ぶと、自然や実験じっけんのしくみとくらべて考えられるようになります。

社会を学ぶと、人や町や世界のことを、いろいろな立場たちばから見られるようになります。

道徳どうとくや友達とのかかわりからは、「それは人をきずつけないか」「本当に大切なことは何か」を考えられるようになります。

つまり、勉強べんきょうAIエーアイけないためにするものではありません。

AIエーアイを正しく使うためにするものです。

AIエーアイうたがうためだけでもありません。

AIエーアイをもっとよい道具として使うためにするものです。

AIエーアイは、君たちの味方みかたになります。

でも、AIエーアイ味方みかたにするためには、君たち自身が考える力を持っていることが大切です。

AIエーアイに聞く力。

AIエーアイの答えを読む力。

AIエーアイ間違まちがいに気づく力。

AIエーアイの答えを、自分の経験けいけんや人の気持ちと合わせて考える力。

そのために、学校で学ぶことには大きな意味いみがあります。

AIエーアイ時代じだいだからこそ、勉強べんきょうはもっと大事になります。

なぜなら、AIエーアイが答えを出す時代じだいには、その答えをどう使うかを決める人間の力が、もっと大切になるからです。




君たちは「AIエーアイと一緒に考える世代せだい」です

これからの時代じだいAIエーアイはどんどん身近になります。

宿題をするとき。

調しらべものをするとき。

絵をくとき。

文章を書くとき。

プログラミングをするとき。

動画を作るとき。

将来しょうらいの仕事を考えるとき。

いろいろな場面で、AIエーアイがそばにいるようになります。

でも、ここで勘違かんちがいしないでほしいことがあります。

AIエーアイは、君の代わりに人生を生きてくれるものではありません。

AIエーアイは、君の代わりにゆめを決めてくれるものでもありません。

AIエーアイは、君の道具です。

えんぴつみたいなものです。

ノートみたいなものです。

図鑑みたいなものです。

電卓でんたくみたいなものです。

自転車みたいなものです。

うまく使えば、遠くまで行けます。

でも、どこへ行きたいかを決めるのは、君です。

AIエーアイが答えを出してくれる時代じだいだからこそ、君自身が「どんな未来みらいにしたいか」を考えることが大切になります。




AIエーアイ味方みかたにするために、たくさん学んでほしい

君たちは、AIエーアイと一緒に考える時代じだいに生きています。

でも、AIエーアイがあるから勉強べんきょうしなくていい、ということではありません。

むしろ、これからは今まで以上に、学校でたくさん学ぶことが大切になります。

なぜなら、勉強べんきょうすればするほど、AIエーアイを上手に味方みかたにつけられるようになるからです。

AIエーアイは、いろいろなことを教えてくれます。

分からない言葉を説明せつめいしてくれる。

むずかしいことをやさしく言い直してくれる。

自由研究じゆうけんきゅうのアイデアを一緒に考えてくれる。

物語や絵のヒントを出してくれる。

知らない世界への入り口を教えてくれる。

でも、AIエーアイにうまく聞くためには、自分の中に言葉が必要ひつようです。

「何が分からないのか」

「何を知りたいのか」

「どこがむずかしいのか」

「どういうふうに説明せつめいしてほしいのか」

これを、言葉でつたえる力が必要ひつようになります。

AIエーアイは、心の中を勝手に読んでくれるわけではありません。

君がどんな質問しつもんをするかで、返ってくる答えも変わります。

だから、これから大切になるのは、ただ答えを覚える力だけではありません。

問いといを作る力です。

質問しつもんする力です。


「なんで?」

「どうして?」

「ほかのやり方はある?」

「もっと分かりやすく言うと?」

「もし自分がやるなら、何から始めればいい?」

こうやって問いといかける力が、AIエーアイ時代じだいにはとても大切になります。




問いといを作る力は、君たちの心から生まれる

そして、問いといを作るために一番大切なのは、君たちの心です。

好奇心こうきしん

興味きょうみ

面白いと思う気持ち。

楽しいと思う気持ち。

くやしかった気持ち。

これはおかしいと思う気持ち。

不満ふまんだと思う気持ち。

悲しかった気持ち。

さびしかった気持ち。

うれしかった気持ち。

こういう心の動きが、問いといの始まりになります。

「なんでこうなるんだろう」

「どうしたらもっと楽しくなるんだろう」

「なぜ自分はくやしかったんだろう」

「どうしたら友達が悲しまないんだろう」

「どうしてこれは不公平ふこうへいかんじるんだろう」

「もっと面白くするには、どうしたらいいんだろう」

こういう問いといは、ただ教科書を覚えるだけでは生まれません。

君たちが、真剣しんけんに遊んだり、真剣しんけんに学んだり、真剣しんけんくやしがったり、真剣しんけんに喜んだりする中から生まれます。

だから、AIエーアイを上手に使うために一番大事なのは、AIエーアイ操作そうさを覚えることだけではありません。

自分の心を大切にすることです。

自分が何を好きなのか。

何を面白いと思うのか。

何にワクワクするのか。

何がいやなのか。

何におこっているのか。

何が悲しかったのか。

何をもっと良くしたいのか。

そういう気持ちを、自分でちゃんと見つけることです。

AIエーアイは、たくさんの答えを出してくれます。

でも、最初の問いといは、君たちの中から生まれます。

AIエーアイは「何を知りたいの?」と待っています。

そのときに、

「これが好き」

「これをもっと知りたい」

「これが不思議ふしぎ

「これがくやしい」

「これを変えたい」

「こんな世界にしたい」

そう言えることが、とても大切になります。

それは、人間にしかできないことです。

うれしい。

悲しい。

くやしい。

楽しい。

さびしい。

面白い。

不思議ふしぎだ。

もっとやってみたい。

こういう喜怒哀楽きどあいらくの気持ちは、君たち人間の中にあります。

そして、その気持ちこそが、AIエーアイ問いといかける一番大きな力になります。

だから、AIエーアイこわがりすぎなくていい。

AIエーアイをすごすぎるものだと思って、自分を小さく見なくていい。

もちろんAIエーアイはすごいです。

でも、そのAIエーアイに何を聞くのかを決める君たちも、すごいのです。

何を面白いと思うのか。

何に疑問ぎもんを持つのか。

何を作りたいと思うのか。

どんな未来みらいにしたいと思うのか。

それを考えられる君たち自身が、まずすごいのです。

AIエーアイ時代じだいだからこそ、君たちは自分の心を大切にしてほしい。

たくさん遊んでください。

たくさん学んでください。

たくさんくやしがってください。

たくさん笑ってください。

たくさん不思議ふしぎがってください。

たくさん「なんで?」と思ってください。

その一つひとつが、未来みらい問いといになります。

そして、その問いといAIエーアイに投げかけたとき、AIエーアイは君たちのゆめを作る手伝てつだいをしてくれます。

でも、ゆめの始まりはAIエーアイではありません。

君たちの心です。

君たちの好きなもの。

君たちが大事に思っているもの。

君たちが面白いと思うもの。

君たちが「これは変えたい」とかんじるもの。

そこから、AIエーアイ時代じだいゆめは始まります。




勉強べんきょうは、未来みらいを作るための道具になる

学校の勉強べんきょうは、AIエーアイ時代じだいにもとても大切です。

国語を学ぶと、自分の考えを言葉にしやすくなります。

算数を学ぶと、順番じゅんばんに考える力が育ちます。

理科を学ぶと、「なぜそうなるのか」と考える力が育ちます。

社会を学ぶと、人や町や世界のつながりが見えてきます。

図工や音楽を学ぶと、自分のかんじたことを表現ひょうげんする力が育ちます。

体育をすると、体で覚えることや、仲間と協力きょうりょくすることを学べます。

どの勉強べんきょうも、AIエーアイ時代じだいゆめを作る材料ざいりょうになります。

たくさん学んだ人ほど、AIエーアイにたくさん質問しつもんできます。

たくさん言葉を知っている人ほど、AIエーアイに自分の考えをつたえられます。

たくさん体験たいけんしている人ほど、AIエーアイの答えを見たときに、

「これは本当にそうかな?」

「自分の経験けいけんとは少しちがうな」

「ここはもっと面白くできそうだな」

と考えられるようになります。

AIエーアイを使えば、楽に答えが出ることもあります。

でも、君の中に何もなければ、AIエーアイの答えが本当に良いのかどうか分かりません。

だから、勉強べんきょうAIエーアイけないためにするのではありません。

AIエーアイをもっと楽しく、もっとかしこく、もっと自分らしく使うためにするのです。

漢字を覚えること。

計算けいさんすること。

本を読むこと。

友達と話すこと。

先生の話を聞くこと。

作文を書くこと。

観察かんさつすること。

発表はっぴょうすること。

その一つひとつが、未来みらいの君の力になります。

AIエーアイ時代じだいに大切なのは、AIエーアイに答えを出してもらうことだけではありません。

自分で問いといを作れること。

自分の言葉で説明せつめいできること。

AIエーアイの答えを見て、自分で考えられること。

そして、そこから楽しい未来みらいを作っていけることです。

だから、君たちにはたくさん学んでほしい。

たくさん質問しつもんしてほしい。

たくさん「なんで?」と思ってほしい。

その力が、AIエーアイを君の味方みかたにしてくれます。

勉強べんきょうは、未来みらいを作るための道具です。

AIエーアイも、未来みらいを作るための道具です。

その両方りょうほうを使って、君たちは自分たちの面白い未来みらいを作っていけるのです。




ゆめは「職業名しょくぎょうめい」だけで考えなくていい

大人からよく聞かれる質問しつもんがあります。

将来しょうらい、何になりたいの?」

この質問しつもんに、すぐ答えられる子もいます。

サッカー選手せんしゅ

漫画家まんがか

医者。

先生。

ゲームクリエイター。

パティシエ。

YouTuber。

宇宙飛行士うちゅうひこうし

研究者けんきゅうしゃ

社長。

それは、とても素敵すてきです。

でも、まだ答えられなくても大丈夫です。

なぜなら、これからの時代じだいは、今ある仕事だけが未来みらいの仕事ではないからです。

AIエーアイが出てきたことで、新しい仕事がどんどん生まれます。

今はまだ名前のない仕事も、たくさん出てきます。

だから、ゆめ職業名しょくぎょうめいだけで決めなくてもいいのです。

たとえば、こう考えてみてください。

何をしていると楽しいか。

どんなことを考えるとワクワクするか。

何を見たときに「すごい」と思うか。

どんな人を助けたいか。

どんな世界になったらうれしいか。

何を作ってみたいか。

何を守りたいか。

何をもっと知りたいか。

ゆめは、職業名しょくぎょうめいの前に「気になること」から始まります。




AIエーアイ時代じだいゆめは「好き」と「問いとい」から作る

これからのゆめの作り方は、少し変わっていくと思います。

昔は、

いい学校に行く。

いい会社に入る。

安定あんていした仕事につく。

そういう道が、一つの正解のように見えた時代じだいもありました。

もちろん、勉強べんきょうすることも、仕事をがんばることも大切です。

でも、AIエーアイ時代じだいにはそれだけでは足りません。

大切になるのは、自分の中にある「好き」と「問いとい」です。

好きとは、心が自然に向くものです。

虫が好き。

星が好き。

絵が好き。

ゲームが好き。

料理が好き。

友達を笑わせるのが好き。

動物が好き。

機械きかいを分解するのが好き。

歌うのが好き。

走るのが好き。

お店を見るのが好き。

人の話を聞くのが好き。

問いといとは、「なんで?」と思うことです。

なんで空は青いんだろう。

なんで人はケンカするんだろう。

なんで魚は泳げるんだろう。

なんでお店によって売れるものがちがうんだろう。

なんで地球には命があるんだろう。

なんでAIエーアイは言葉を返せるんだろう。

この「好き」と「問いとい」が合わさると、ゆめたねになります。


AIエーアイ時代じだいゆめは、遠くにある正解をさがすことではありません。

自分の中にある「好き」と「なんで?」を、少しずつ育てていくことから始まります。




ゆめは、大きくなくてもいい

ゆめというと、大きなことを言わなければいけない気がするかもしれません。

世界を変えたい。

有名になりたい。

お金持ちになりたい。

すごい発明はつめいをしたい。

もちろん、それもいいです。

でも、ゆめは最初から大きくなくていい。

小さくていいのです。

近くの人を笑顔にしたい。

家族においしいごはんを作りたい。

友達がこまっているときに助けたい。

自分だけの物語を作りたい。

虫のことをもっと知りたい。

ゲームを作って誰かに遊んでもらいたい。

お店をもっと楽しくしたい。

町をきれいにしたい。

おじいちゃん、おばあちゃんがこまらない道具を作りたい。

こういう小さなゆめで大丈夫です。


むしろ、小さなゆめの方が始めやすい。

AIエーアイ時代じだいは、小さなゆめを形にしやすい時代じだいです。

絵が苦手にがてでも、AIエーアイ相談そうだんしながらイメージを作れる。

文章が苦手にがてでも、AIエーアイに聞きながら整理せいりできる。

調しらべ方が分からなくても、AIエーアイに入り口を教えてもらえる。

プログラミングが初めてでも、AIエーアイと一緒に学べる。

小さなゆめを、少しずつ試せる時代じだいなのです。




AIエーアイは答えをくれる。でも、体験たいけんは君にしかできない

ここで、とても大事なことを言います。

AIエーアイは、たくさんの答えを出してくれます。

でも、体験たいけんは君にしかできません。

AIエーアイに「カレーの作り方」を聞くことはできます。

でも、実際に野菜を切ること。

玉ねぎをいためるにおいをかんじること。

火が強すぎてがしてしまうこと。

家族に食べてもらって「おいしい」と言われること。

これは、君にしかできません。


AIエーアイに「サッカーがうまくなる方法」を聞くことはできます。

でも、実際に走ること。

転ぶこと。

くやしいと思うこと。

練習れんしゅうして少しうまくなること。

試合で緊張きんちょうすること。

これは、君にしかできません。

AIエーアイに「友達と仲直なかなおりする方法」を聞くことはできます。

でも、実際に勇気ゆうきを出して話しかけること。

相手の顔を見ること。

自分の気持ちをつたえること。

相手の気持ちを聞くこと。

これは、君にしかできません。

AIエーアイ時代じだいに一番大切なのは、AIエーアイに聞くことだけではありません。

AIエーアイに聞いたあと、自分でやってみることです。

体験たいけんすることです。

失敗しっぱいすることです。

そこから、自分だけの感覚かんかくを育てていくことです。




失敗しっぱいは、AIエーアイにもわたせない宝物になる

これからの時代じだい、きれいな答えはAIエーアイがたくさん出してくれます。

でも、失敗しっぱいした体験たいけんは、君だけのものです。

うまくいかなかったこと。

ずかしかったこと。

くやしかったこと。

思ったよりむずかしかったこと。

やってみたら全然ちがったこと。

これは、将来しょうらいとても大事な宝物になります。


なぜなら、失敗しっぱいした人にしか分からないことがあるからです。

AIエーアイは、たくさんの情報じょうほうを知っています。

でも、君がその日、どんな気持ちで失敗しっぱいしたかは知りません。

どこでこわくなったのか。

どこでまよったのか。

どこでくやしかったのか。

どこで「もう一回やりたい」と思ったのか。

それは、君の中にしかありません。

だから、失敗しっぱいこわがりすぎなくていい。

失敗しっぱいは、君のゆめを強くする材料ざいりょうです。

AIエーアイが上手に答えを出せる時代じだいだからこそ、君が自分で失敗しっぱいして、自分でかんじたことには価値かちがあります。




大人たちにも、それぞれの立ち位置たちいちがある

ここで、少し大人たちの話もします。

今の社会には、いろいろな世代せだいがいます。

おじいちゃん、おばあちゃん世代せだい

お父さん、お母さん世代せだい

先生たちの世代せだい

そして、君たちの世代せだい

それぞれに、見てきた世界がちがいます。

たとえば、おじいちゃん、おばあちゃんたちが子どもだったころには、今のようなパソコンはほとんどありませんでした。

インターネットもありませんでした。

もちろん、LINEもありません。

メールもありません。

スマホで検索けんさくすることもできません。

分からないことがあったら、すぐに画面がめん調しらべる、ということができない時代じだいでした。

何かを知るためには、とても時間がかかりました。

図書館に行く。

百科事典ひゃっかじてん調しらべる。

たくさんの本を読む。

新聞を読む。

くわしい人に聞きに行く。

専門的せんもんてきなことを知りたければ、その分野にくわしい人のところへ行って、直接ちょくせつ話を聞く必要ひつようもありました。


今なら数秒で調しらべられることに、何時間も、何日も、場合によってはもっと長い時間がかかることもありました。

お金も、時間も、今よりずっとかかったのです。

だから、その時代じだいは「知っていること」そのものに大きな価値かちがありました。

知識ちしきを持っている人。

経験けいけんを持っている人。

本をたくさん読んできた人。

人に会って話を聞いてきた人。

そういう人たちの言葉には、とても重みがありました。

おじいちゃん、おばあちゃん世代せだいには、そうやって時間をかけて調しらべ、経験けいけんし、人から学んできた知恵ちえがあります。

それは、今のインターネット検索けんさくだけでは簡単かんたんに手に入らないものです。




昔は、人とつながることが情報じょうほうを得る場所でもあった

昔は、情報じょうほうを知るために、人とつながることもとても大切でした。

町内会ちょうないかい

自治会じちかい

学校の集まり。

会社の集まり。

同じ仕事をしている人たちの集まり。

地域のお祭り。

近所の人との会話。

今のみんなから見ると、少し面倒めんどうに見えるものもあったかもしれません。

草むしりをする。

どぶ掃除そうじをする。

地域の行事に参加さんかする。

みんなで集まって話し合う。

近所の人と助け合う。

そういうことは、たしかに大変なこともありました。

自分の好きな人とだけ遊びたい。

気の合う友達とだけ話したい。

面倒めんどうな集まりには出たくない。

今なら、そう思う人も多いかもしれません。

でも、昔の地域のつながりには、とても大きな意味いみがありました。

なぜなら、そこが「情報じょうほうを知る場所」でもあったからです。

今のように、スマホで検索けんさくすれば何でも分かる時代じだいではありません。

LINEで一瞬で連絡れんらくできる時代じだいでもありません。

SNSでニュースや流行りゅうこうを知ることもできません。

だから、新聞しんぶんを読んだり、本を読んだり、人から聞くことが大事でした。

近所の人から聞く。

会社の人から聞く。

同じ業界ぎょうかいの人から聞く。

地域の集まりで聞く。

自治体じちたいのお知らせで知る。

そうやって、世の中の変化へんかや、新しい情報じょうほうを知っていたのです。

たとえば、町の工事のこと。

新しいお店のこと。

学校や地域の行事のこと。

災害さいがいのときの助け合いのこと。

仕事に関係する新しい決まりのこと。

商売の工夫のこと。

暮らしをよくするための知恵ちえ

そういう情報じょうほうは、人と人とのつながりの中で流れていました。

だから昔は、地域の集まりや会社の集まり、業界ぎょうかいの集まりに参加さんかすることに、大きな価値かちがありました。

それは単に「みんなで仲良くしましょう」というだけではありません。

新しい時代じだい情報じょうほうを、少しでも早く知るための場所でもあったのです。

みんなで情報じょうほうを持ち寄る。

みんなでこまりごとを話し合う。

みんなで助け合う。

みんなで地域を良くしていく。

そうやって、暮らしや仕事を守ってきた時代じだいがありました。




インターネットができて、調しらべることは大きく変わった

次に、お父さん、お母さん世代せだいや先生たちの中には、インターネットが広がっていく時代じだいを見てきた人たちがいます。

昔は調しらべるのに時間がかかったことが、インターネットで検索けんさくできるようになりました。

分からない言葉を調しらべる。

地図を見る。

遠くのニュースを知る。

動画を見る。

メールを送る。

友達と連絡れんらくを取る。

買い物をする。

世の中は、ものすごく便利べんりになりました。

調しらべる」ということの意味いみが、大きく変わったのです。

本をさがしに行かなくても、画面がめん調しらべられる。

誰かに会いに行かなくても、情報じょうほうにたどり着ける。

遠くの人とも、すぐにつながれる。

これは、とても大きな変化へんかでした。

そして、お父さん、お母さん世代せだいや今の大人たちの中には、インターネットがない時代じだいと、インターネットがある時代じだい両方りょうほうを見てきた人がいます。

調しらべるのが大変だった時代じだいも知っている。

検索けんさくすればすぐに出てくる時代じだいも知っている。

人に聞かなければ分からなかった時代じだいも知っている。

スマホで何でも調しらべられる時代じだいも知っている。

だから、大人たちは「便利べんりになったこと」も知っています。

でも同時に、「便利べんりになったことで、失われたもの」も少し知っています。

たとえば、自分で本をさがす力。

人に聞きに行く力。

時間をかけて考える力。

遠回りしながら調しらべる力。

実際に会って話を聞く力。

こういう力です。




便利べんりになっても、人とのつながりには意味いみがある

今は、だいぶ変わりました。

分からないことは、自分で検索けんさくできます。

買い物も、スーパーやコンビニ、ネットでできます。

食べたいものも、飲食店や配達はいたつサービスで選べます。

お金をはらえば、たいていのことは一人でもできるようになりました。

昔よりも、ずっと便利べんりになりました。

だから、昔ほど「地域の人とかかわらなければ生きていけない」という感覚かんかくうすくなっています。

自分の好きな人とだけつながりたい。

気の合う仲間とだけ遊びたい。

わずらわしいことには、できるだけかかわりたくない。

そうかんじる人が増えたのも、自然なことかもしれません。

でも、ここで考えてほしいことがあります。

便利べんりになったことで、人とつながらなくても生きやすくなりました。

けれど、人とつながることでしか得られないものも、まだあります。

実際に会って分かること。

一緒に作業して分かること。

こまったときに助けてもらえること。

自分も誰かを助けられること。

地域の中で、自分の役割やくわりかんじられること。

これは、検索けんさくだけでは手に入りません。

AIエーアイに聞くだけでも、全部は分かりません。

AIエーアイ時代じだいになっても、人と人がつながる意味いみはなくなりません。

むしろ、情報じょうほう簡単かんたんに手に入る時代じだいだからこそ、本当に信頼しんらいできる人とのつながりが大切になります。

昔の町内会ちょうないかいや地域の集まりには、面倒めんどうな面もありました。

でも、その中には「人と助け合いながら生きる知恵ちえ」もありました。

君たちが生きるこれからの時代じだいには、昔と同じ形で町内会ちょうないかい参加さんかしなければならない、という話ではありません。

大事なのは、形ではなく意味いみです。

人とつながること。

こまったときに助け合うこと。

自分の知っていることを誰かにわたすこと。

誰かの経験けいけんから学ぶこと。

自分だけでは見えない世界を、人との関係かんけいの中で知ること。

これは、AIエーアイ時代じだいにもとても大切な力です。




君たちは「検索けんさくする時代じだい」の先にいる

そして、君たちはさらにその先にいます。

君たちは、インターネットで検索けんさくできるだけでなく、AIエーアイ質問しつもんできる時代じだいに生きています。

分からないことを検索けんさくするだけではなく、AIエーアイ対話たいわしながら考えることができます。

作文のヒントをもらうこともできます。

自由研究じゆうけんきゅうのテーマを一緒に考えることもできます。

絵や物語のアイデアを出してもらうこともできます。

つまり、君たちは「検索けんさくする時代じだい」の先にある、「AIエーアイと一緒に考える時代じだい」に立っています。

ここが、君たちの特別とくべつ立ち位置たちいちです。

おじいちゃん、おばあちゃん世代せだいは、インターネットがない時代じだいに、時間をかけて知る力を育ててきました。

お父さん、お母さん世代せだいや先生たちは、インターネットが広がり、世界が便利べんりになっていく変化へんかを見てきました。

そして君たちは、AIエーアイと一緒に考え、作り、試せる時代じだいにいます。

どの世代せだいが上か、下かではありません。

それぞれが、ちが時代じだいを見てきたのです。

だから、君たちは大人を「古い」と笑わなくていい。

大人たちも、君たちを「楽をしている」と決めつけなくていい。

おじいちゃん、おばあちゃんには、時間をかけて知ってきた経験けいけんがあります。

お父さん、お母さんや先生たちには、インターネットがない時代じだいと、インターネットがある時代じだい両方りょうほうを見てきた経験けいけんがあります。

君たちには、AIエーアイと一緒に未来みらいを作っていく力があります。

それぞれの見てきた世界を持ち寄れば、もっと面白い未来みらいが作れるはずです。

大人たちの経験けいけんを聞く。

自分たちの新しい感覚かんかくつたえる。

AIエーアイにも相談そうだんする。

友達とも考える。

そうやって、いろいろな世代せだい知恵ちえをつなげていく。


それが、これからの時代じだいにとても大切な力になると思います。




君たちの立ち位置たちいちは「AIエーアイの使い手」ではなく「未来みらいの作り手」

君たちは、AIエーアイ時代じだいの中で生きていきます。

でも、ただAIエーアイを上手に使う人になればいい、という話ではありません。

AIエーアイの使い手で終わらなくていい。

君たちは、未来みらいの作り手です。

AIエーアイは、たしかにすごい道具です。

分からないことを教えてくれる。

文章を一緒に考えてくれる。

絵を作る手伝てつだいをしてくれる。

調しらべものも、アイデア出しも、たくさん助けてくれる。

でも、未来みらいを作るのはAIエーアイではありません。

未来みらいを作るのは、君たちです。

AIエーアイだけではなく、友達との会話も、学校で学ぶことも、遊びの中で気づくことも、失敗しっぱいした経験けいけんも、家族との時間も、全部が未来みらいを作る材料ざいりょうになります。

君たちは、あらゆる手段しゅだんを使って、あらゆる方法で、自分たちの未来みらいを作っていく世代せだいです。

AIエーアイ支配しはいされる必要ひつようはありません。

AIエーアイに使われる必要ひつようもありません。

君たちが、AIエーアイを道具として使えばいいのです。

友達と協力きょうりょくする。

先生に聞く。

家族と話す。

自分で試してみる。

うまくいかなかったら、もう一回考える。

AIエーアイにも相談そうだんしてみる。

そして、また作ってみる。

そうやって、君たちが「楽しい」と思う未来みらいを作っていく。

君たちが「面白い」と思う世界を、少しずつ形にしていく。

それが、君たちの大切な役目やくめです。

大人が決めた未来みらいを、ただ待つだけではありません。

AIエーアイが出した答えに、そのまましたがうだけでもありません。

君たち自身が、

「こんな世界だったら楽しいな」

「こんな道具があったら便利べんりだな」

「こんな町だったらみんなが笑えるな」

「こんな遊びがあったら面白いな」

「こんな勉強べんきょうの仕方ができたらワクワクするな」

そう思ったことを、少しずつ形にしていけばいいのです。




AIエーアイ時代じだいゆめの作り方

では、AIエーアイ時代じだいゆめはどう作ればいいのでしょうか。

むずかしく考えなくて大丈夫です。

まず、自分の「好き」を集める。

次に、自分の「なんで?」を大事にする。

そして、AIエーアイに聞いてみる。

でも、AIエーアイの答えをそのまま終わりにしない。

自分で試してみる。

小さく作ってみる。

誰かに見せてみる。

失敗しっぱいしたら、何がちがったのか考える。

もう一度、AIエーアイ相談そうだんしてみる。

また試してみる。

これをくり返せばいいのです。

ゆめは、頭の中で決めるものではありません。

少しずつ作っていくものです。

作りながら変わっていくものです。

最初のゆめと、あとから見つかるゆめちがっても大丈夫です。

むしろ、それでいい。

君が成長すれば、ゆめも成長します。




これから大切になる力

これからの時代じだい、学校の勉強べんきょうも大切です。

読む力。

書く力。

計算けいさんする力。

考える力。

人の話を聞く力。

自分の気持ちをつたえる力。

これは、AIエーアイ時代じだいでも大切です。

むしろ、もっと大切になります。

なぜなら、AIエーアイを使うにも言葉が必要ひつようだからです。

何を聞くのか。

どう聞くのか。

どこがおかしいとかんじるのか。

どう直したいのか。

自分は本当は何を考えているのか。

これをつたえる力が必要ひつようになります。

だから、国語も大事です。

算数も大事です。

理科も社会も大事です。

図工も音楽も体育も大事です。

友達と遊ぶことも大事です。

失敗しっぱいすることも大事です。

ぼーっとする時間も大事です。

全部が、君のゆめ材料ざいりょうになります。

AIエーアイ時代じだいに大切なのは、AIエーアイけないことではありません。

AIエーアイこわがりすぎることでもありません。

AIエーアイを道具の一つとして使いながら、自分たちが楽しいと思える未来みらいを作っていくことです。




最後に、君たちへ

君たちは、すごい時代じだいに生きています。

AIエーアイがある時代じだい

宇宙開発うちゅうかいはつが進む時代じだい

ロボットが身近になる時代じだい

知らない国の人とも、すぐにつながれる時代じだい

子どもでも、世界中の情報じょうほうにふれられる時代じだい

でも、忘れないでください。

未来みらいを作るのは、AIエーアイだけではありません。

未来みらいを作るのは、君たちです。

AIエーアイに聞けることは増えます。

AIエーアイ手伝てつだってもらえることも増えます。

でも、何を大切にするかは、君が決めます。

誰を助けたいかも、君が決めます。

どんなゆめを持つかも、君が決めます。

君たちの立ち位置たちいちは、ただ未来みらいを待つ場所ではありません。

未来みらいを作り始める場所です。


だから、たくさん見てください。

たくさん聞いてください。

たくさん試してください。

たくさん失敗しっぱいしてください。

たくさん考えてください。

そして、自分の「好き」と「なんで?」を大切にしてください。

楽しいと思うことを、簡単かんたんてないでください。

面白いと思ったことを、誰かに笑われても大切にしてください。

その小さなワクワクが、未来みらいの入り口になるかもしれません。

君たちは、AIエーアイと一緒にゆめを作れる最初の世代せだいです。

でも、それは「AIエーアイを使える世代せだい」という意味いみだけではありません。

AIエーアイも使える。

友達とも作れる。

自分の手でも試せる。

失敗しっぱいからも学べる。

遊びからも未来みらいを思いつける。

そんな、たくさんの作り方を持った世代せだいです。

AIエーアイ時代じだいゆめは、正解をさがすことから始まるのではありません。

君たちが、人生を楽しむことから始まります。

君たちが楽しむ世界。

君たちが面白いと思う世界。

君たちが誰かと一緒に作りたい世界。

それを、AIエーアイも、友達も、勉強べんきょうも、遊びも、全部使って作っていく。

そんな君たちであってほしいと思います。


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