手帳グッズおすすめ33選|書く・貼る・押すをそろえて、続けやすい一冊に
新しい手帳を買ったのに、三月ほどで白いページが増えていく。多くの場合、続かない理由は気持ちの問題ではなく、書くまでの手間が少しだけ多いことにあります。
ペンを探す時間、書き間違いを直す手間、あとから見返したいページが見つからない不便。そのひとつずつを小さな道具でならしていくと、手帳を開く回数は自然に増えていきます。この記事では、書く・貼る・押す・持ち歩くという流れに沿って、手帳まわりで長く使われている道具を33点そろえました。
すでに使っているものは飛ばして、抜けている工程から拾い読みしてください。手帳そのものを見直したい方は、後半のノートと手帳の章から読むのもおすすめです。
手帳グッズの選び方
道具を足す前に、自分の手帳の使い方を一度言葉にしておくと、選び間違いがぐっと減ります。予定を管理したいのか、記録を残したいのか、あるいは考えを広げたいのか。目的が違えば、必要になる道具もまるで変わってきます。
そのうえで、次の順番で穴がないかを見ていくと整理しやすいでしょう。
書く道具:手帳のペンホルダーに差さる細さか、書き直しができるか
貼る道具:付箋やテープが手帳の幅に収まるか、はがした跡が残らないか
押す道具:毎日書く決まった項目を、スタンプに置き換えられないか
見つける道具:あとで開きたいページに、目印を残す手段があるか
持ち歩く道具:手帳とペンをひとまとめにして運べているか
全部を一度にそろえる必要はありません。まず1つだけ足して、二週間ほど使ってみるほうが、自分に合うかどうかがはっきりします。予定を書き込む頻度が高い人はペンと付箋から、記録を楽しみたい人はスタンプとカラーペンから見ていくと、変化を感じやすいはずです。
手帳のサイズも判断材料になります。A5なら下敷きやテンプレートが選びやすく、バイブルサイズやポケットサイズなら、細身のペンと小さな付箋を優先するほうが収まりよくまとまります。
書く道具をそろえる — ペンと直す道具
手帳を開いてから最初に触るのはペンです。ここが手になじんでいないと、書くこと自体がおっくうになってしまいます。逆に言えば、ペンを1本入れ替えるだけで手帳の印象は変わるので、いちばん効果を感じやすい入口でもあるでしょう。
この分類で見たいのは、軸の太さ、インクの乾きの速さ、そして書き直せるかどうかの3点です。手帳のペンホルダーは細身の設計が多く、軸径が13mmを超えると差さらないことがあります。予定が動きやすい人は消せるインク、清書として残したい人は乾きの速い顔料インクという分け方も使えます。
色の使い分けを考えるなら、太いラインを引くマーカーと、細かく塗り分けるカラーペンは役割が違うことも覚えておくと便利です。ここでは黒一色で書き切りたい人から、色を足して見返しやすくしたい人まで届くように幅を持たせました。
① パイロット 3色ボールペン フリクションボール3 スリム 0.38mm シルバー
予定が動くことを前提にした手帳なら、まず候補に挙がる1本です。黒・赤・青の3色が1本にまとまっていて、こすると消えるフリクションインキなので、時間の変更や中止の線を引き直すのが簡単になります。
手帳向きだと感じるのは軸の作りです。最大径12.8mmのスリム軸で、しかも段差のないなめらかな形状にしてあるため、手帳のペンホルダーへ引っかからずに差し込めます。ペン先は超極細の0.38mmボール。マンスリーの狭いマスに時間と場所を書き込んでも、文字がつぶれにくいのが助かるところ。
消しゴムのように消しカスが出ないのも、外で手帳を開く人には地味に効きます。カフェのテーブルや電車の中で書き直しても、消しカスを払う場所を探さずに済むでしょう。
注意点は温度です。フリクションインキは高温で色が消えるため、真夏の車内に置いたままにすると書いた内容が薄くなることがあります。大切な記録は別のペンで残すと決めておくと安心して使えます。
🐈 12.8mmの細軸だから、手帳のペンホルダーにすっと入るにゃ。
📝 予定が変わりやすい仕事や家事の管理なら、書き直せるこの一本が土台になります。
② 三菱鉛筆 多機能ペン ジェットストリーム 4&1 0.5 ブラック
書く量が多い人に向くのは、こちらの多機能タイプでしょう。黒・赤・青・緑の0.5mm油性ボールペンと、0.5mmのシャープペンが1本に収まっていて、手帳とノートを行き来しながら使っても持ち替えが起こりません。
書き味の軽さは、この価格帯では際立っています。超・低摩擦のジェットストリームインクを積んでいて、筆記抵抗が低いぶん、長い議事メモを取っても指が疲れにくい。インクの乾きが速いので、書いた直後にページをめくっても手が汚れにくいのもありがたい点です。ツインボール機構でインクの逆流を防ぎ、ペン先にはインク漏れ対策のスプリングチップが入っています。
シャープペンが入っているのは、仮の予定を薄く書いておきたいときに便利。確定したら上からボールペンでなぞる、という使い方ができます。
選ぶときに見ておきたいのは軸径です。直径13.7mmとやや太めなので、細身のペンホルダーには入らないことがあります。ペンケースに入れて持ち歩く前提の人に向いた一本と考えるとよいかもしれません。
🐈 4色とシャープが1本になってるから、筆箱の中がすっきりするにゃ。
📝 手帳と仕事のノートを1本で回したい人は、太めの軸を許容できるかで判断できます。
③ サクラクレパス ゲルインキボールペン ボールサインiD ピュアブラック 0.5mm
黒インクにも表情の違いがあることを教えてくれるペンです。ボールサインiDには6種類の黒が用意されていて、こちらのピュアブラックはもっとも素直な黒。フォーマルな書類にも手帳にも使いやすい色味に落ち着いています。
握り心地に工夫があるのも特徴でしょう。六角形と丸型を組み合わせた「iD設計」の軸で、六角の安定感を残しつつ、両サイドの角に丸みを持たせてあります。長く握っても指の一点に力が集まりにくく、一日の終わりに手帳をまとめて書く人には向いています。
クリップがノック部を兼ねるデザインで、見た目がすっきりしているのも扱いやすいところ。3本セットなので、手帳用・ノート用・かばんの中と、置き場所を分けて使えます。
書く前に確かめたいのは紙との相性です。ゲルインキは油性より線が濃く出るぶん、薄い紙だと裏に写ることがあります。手帳の紙が薄いタイプなら、0.5mmではなく細めの軸を選ぶか、下敷きを併せて使うと落ち着くでしょう。
🐈 六角と丸を合わせた軸は、長く持っても指が痛くなりにくいにゃ。
📝 黒の濃さや色味にこだわりたい人なら、6色ある黒から自分の一本を選べます。
④ プラチナ万年筆 万年筆 プレピー 0.2mm ブラック
手帳に万年筆を使ってみたい、という最初の一本として長く支持されてきたモデルです。2007年の発売から累計1,000万本を数え、価格を抑えながら本格的な書き味を保っています。
手帳向きなのはペン先の細さです。0.2mm(細字EF)に調整されたステンレスのペン先で、マンスリーの小さな枠や、ウィークリーの細い行にも文字が収まります。特殊合金ポイント付きで摩耗にも強く、毎日使い続けても書き味が落ちにくい設計。全長138mm、重さ13gと軽いので、手帳と一緒に持ち歩いても負担になりません。
見逃せないのがスリップシール機構です。キャップを締めておけばカートリッジを差したまま1年経ってもインクが乾かないとされていて、毎日は書かない手帳でも書き出しでかすれにくい。万年筆を諦めた経験がある人ほど、この差は大きく感じられるでしょう。
気をつけたいのはインクの替え方で、色を変えるときは一度洗浄が必要になります。最初は付属のカートリッジで書き味を確かめるところから始めてみてください。
🐈 スリップシール機構のおかげで、たまにしか開かなくても書き出せるにゃ。
📝 毎日は開かない手帳でも、書き出しのかすれが気になる人に合う一本です。
⑤ ゼブラ 蛍光ペン マイルドライナー ナチュラルマイルド 5色セット
手帳に色を足すとき、蛍光色の強さが苦手だという声は少なくありません。マイルドライナーは淡い色味で目に優しいインクを採用していて、引いた線が主張しすぎず、ページ全体が落ち着いたまとまりになります。
ペン先は両端仕様で、太字が4.0mm、細字が1.0〜1.4mm。太いほうで一週間の予定にざっと帯を引き、細いほうで単語だけを囲む、という使い分けができます。インクは水性顔料。感熱紙に使っても筆記線が変色しにくく、感圧紙の文字を隠さない性質があるので、レシートや複写伝票を手帳に貼る人にも扱いやすいでしょう。
本体のボディカラーが蛍光ペンには珍しいホワイトで、ペンケースやかばんの中でも見つけやすいのが地味に効きます。
選ぶときは色のセットを確かめてください。ナチュラルマイルドは緑や青みの落ち着いた5色で、赤やピンクを主役にしたい人には別のセットのほうが合います。まずは5色で手帳の色数を絞るところから始めるのが、散らからないコツかもしれません。
🐈 白い軸だから、ペンケースの中でどれか一発でわかるにゃ。
📝 蛍光色の強さが苦手な人は、淡い色でそろえたセットから試すと決めやすくなります。
⑥ ぺんてる 筆タッチサインペン 12色セット
手帳の見出しや、月の扉ページに少し表情をつけたいときに活躍する一組です。筆ペンタッチの線が書けるサインペンで、力の入れ方で線の太さが変わるため、同じ文字でも印象を大きく動かせます。
うれしいのは、筆ペンが初めてでも扱いやすいこと。穂先が短くまとまっているので、和筆のように寝かせて書く技術がなくても、それらしい線が出ます。12色セットなので、月ごとにテーマカラーを決めて見出しを書く、といった遊び方もできるでしょう。1本あたり長さ133mm・重さ10gと軽く、ペンケースに数本だけ移して持ち出すのも簡単です。
はがきや色紙にも使える汎用性があり、手帳のためだけに買うのがもったいないほど出番があります。
注意したいのは紙の吸い込み方です。にじみやすい紙だと線がふくらんで細部がつぶれるので、手帳に使う前に空きページの隅で試し書きをしておくと失敗が減ります。太い線を活かすなら、日記や記録型の手帳のほうが向いているでしょう。
🐈 筆ペンなのに穂先が短いから、初めてでも線がぶれにくいにゃ。
📝 見出しや扉ページに手書きの表情を足したい人向けで、紙のにじみ方だけ先に確認します。
⑦ 呉竹 水性ペン ZIGクリーンカラードット マイルドカラーセット
こちらは線ではなく、点で手帳を飾るという発想のカラーマーカーです。芯先に「ぷにっ」とした弾力があり、押し当てる強さを変えることで最大径約5mmから最小径約1mmまでのドットを描き分けられます。
弾力を活かせば、しずく型の形も作れるので、予定の頭に小さな印を並べたり、達成した日にドットを重ねたりといった使い方ができます。インクは水性顔料インキで、他の色と重ねて描いても色がにじみにくいのが強み。マイルドな6色(ベビーピンク、ピーチブリス、バター、ペールミント、パウダーブルー、イングリッシュラベンダー)がそろい、手帳やノートのマーキングになじむ色調でまとめられています。
丸シールを貼るより手早く、それでいてペンで囲むより目立つ。この中間の表現ができる道具は意外と多くありません。
選ぶときの注意は、押す強さに慣れが要ることです。最初は同じ大きさのドットがそろわないので、余白で数回押して感覚をつかんでから本番のページに移ってください。
🐈 力の入れ方でドットの大きさが変わるの、押すのがちょっと楽しいにゃ。
📝 線を引くより点で印をつけたい人に向き、押す強さに慣れる時間を見込んで選びます。
⑧ トンボ鉛筆 修正テープ MONO モノエアー 5mm 3個
書き直しの多い手帳ほど、修正テープの引き心地は効いてきます。モノエアーはエアータッチシステムという新機構を積んでいて、テープを切るときだけブレーキがかかる作りです。引いている間は驚くほど軽く、しかもその軽さが使い切るまで続きます。
手帳で使ううえで頼りになるのが、手ブレ補正ヘッドと紙面密着向上テープの組み合わせ。細い行の上を短く引くとき、角度がずれて転写が途切れる失敗が減ります。極細ボールペンで上書きしても削れにくい設計なので、直したあとにもう一度書き込む前提の手帳と相性がいいでしょう。
幅5mm×長さ10mとコンパクトなのに巻きが長く、静音設計でカチカチ音が抑えられている点も、静かな場所で手帳を開く人にはありがたいところ。3個入りなので、家・職場・かばんに分けて置けます。
選ぶときは幅を確かめてください。手帳の行幅が狭い場合、5mmでも太すぎることがあります。マンスリーの細かい枠を直すことが多いなら、より細い幅の製品と併用する手もあります。
🐈 引いてる間ずっと軽いから、長い一行を直すのも苦じゃないにゃ。
📝 書き直しが多い手帳なら、引き心地の軽さと行幅に合う5mmかどうかで選べます。
貼ってふやす道具 — 付箋・テープ・シール
手帳のページ数は決まっていますが、貼る道具を持っていれば書ける面積は後からいくらでも増やせます。予定が詰まった週に一枚重ねる、レシートを留めておく、あとで動かすかもしれない用件を仮置きする。書き込みを「動かせる状態」にしておけるのが、貼る道具のいちばんの働きでしょう。
この分類で見るべきなのは、手帳の幅に収まるサイズか、はがした跡が残らないか、そして持ち歩いても折れないかの3つです。手帳に挟んだ付箋がひらひらして角が折れる、という不満はよく聞きます。ロール式やケース入りを選べば、この悩みはほとんど消えるでしょう。
付箋:あとで動かす予定や、仮のメモを置く
ロール式のふせん:カバーで先端を守り、持ち歩いても折れないようにする
マスキングテープ:ページの区切りや、切り抜きの固定に使う
丸シール:一粒で、その日の記録の印にする
貼るものを増やしすぎると、今度はページが分厚くなって閉じにくくなります。役割の違うものを2〜3種類に絞るくらいが、結局いちばん長く使えるかもしれません。
⑨ 3M ポストイット 付箋 強粘着 細い ネオンカラー 75×25mm
まずは基本になる一箱から。75×25mmという細長いサイズは、手帳の見開きに横向きで貼っても本文をふさがず、一行分のメモや仮の予定を置くのにちょうどよく収まります。
粘着力は通常品の約2倍とされる強粘着タイプです。クリアファイルやパソコンのような樹脂面、キャビネットのスチール面、扉や壁の垂直面にもしっかり貼れるので、手帳から一時的に移して机まわりに貼っておく、という使い方にも耐えます。しっかり貼れて、きれいにはがせるという基本性能が崩れていないのが、この製品が定番であり続ける理由でしょう。
色はオレンジ、エレクトリックブルー、ウルトライエロー、ライム、ローズのネオン5色。90枚×6パッドとたっぷり入っているので、色ごとに意味を決めて使い分けても、途中で切らす心配が少なくなります。
強粘着ゆえの注意点として、薄い紙や古い書籍に貼るとはがすときに表面を傷めることがあります。手帳の紙質が薄い場合は、貼る場所を表紙の内側やポケットに限定すると安心です。
🐈 75×25mmの細長い形は、見開きの端っこにすっと収まるにゃ。
📝 まず1種類だけ選ぶなら、細長くて色分けできる基本の付箋から始めると迷いません。
⑩ カンミ堂 ふせん リトロ COLOR マニッシュ
手帳に挟んで持ち歩くことを前提にするなら、ロール式という選択肢が出てきます。リトロはカンミ堂のロールふせんシリーズの第4弾で、シンプルさと使い勝手を突き詰めた形にまとまっています。
いちばんの利点は形が崩れないこと。スライドカバーが付いていて、ふせんの先端をしっかり守るため、かばんの中で角が折れたりほこりが付いたりしません。本体サイズは1.45×1.55×10.4cmと細長く、ペンケースの隅や手帳のポケットに立てて入れておけます。
ふせん1枚のサイズは42×12mm。メモとして書き込むにも、行の頭に貼って印にするにも使える大きさで、70枚×2本の計140枚が入っています。細いぶん手帳の1行を隠さずに済むのが、ロール式の細かな良さでしょう。
選ぶ前に確かめたいのは書き込む量です。42×12mmは短い単語や時刻を書くのに向く大きさなので、長い文章を残したいときは前述の大きめの付箋と使い分けてください。
🐈 スライドカバー付きだから、かばんの中でも先っぽが折れないにゃ。
📝 手帳と一緒に持ち歩く前提なら、カバーで先端を守れるロール式が扱いやすくなります。
⑪ ヤマト 付箋 メモックロールテープ カッター付き 25mm
こちらは、必要な長さを自分で決められるタイプです。裏の全面に粘着剤が付いたロール状のメモテープで、引き出してカッターで切るので、書きたい量に合わせて1cmにも15cmにもできます。
普通の付箋のように上端だけで留まっているのではなく、全面がのりなので、貼った紙がひらひらしません。手帳に貼った付箋が浮いて折れる、というよくある不便がここで解消されます。粘着力は強すぎず弱すぎずに調整されていて、貼り直しにも耐える塩梅。25mm×10mのロールが2巻入りで、色はローズとライムです。
材質は上質紙なので、ボールペンでも鉛筆でも問題なく書けます。手帳の見開きをまたいで長く貼れば、その週だけの持ち物リストを作ることもできるでしょう。
注意点はカッター部分の扱いです。テープを引きながら斜めに切ると端がぎざつくので、まっすぐ引いてから切るときれいに仕上がります。
🐈 長さを自分で決められるから、書きたい量に合わせて切れるにゃ。
📝 貼った付箋が浮くのが気になる人は、裏全面がのりのロールテープを候補にできます。
⑫ カモ井加工紙 mt direct マスキングテープ 10巻セット
マスキングテープは、貼る道具であると同時に、ページを区切る道具でもあります。週の変わり目に一本貼る、終わった予定の上に重ねる、切り抜きを留める。和紙素材なので手でちぎれて、はがす跡も残りにくいのが手帳向きです。
このセットで注目したいのは巻きの長さです。文具用の7m巻きに比べて約2.5倍の18mが巻かれていて、幅は手帳で扱いやすい15mm。たっぷり使いたい人には、途中で切れる心配が少ない構成になっています。
もうひとつ、光沢を抑えたマット仕上げというのが効いてきます。つやのあるテープは上から書いた文字がはじかれることがありますが、マット仕様なら文字も書きやすい。テープの上にその日の一言を書き足す、という使い方ができるようになります。
選ぶときは色の幅を確かめてください。こちらはマットブルーの10巻セットで、色を分けたい人には単色すぎると感じるかもしれません。まず1色を使い切るつもりの人に向いた買い方です。
🐈 マット仕上げだから、テープの上から文字が書けるにゃ。
📝 テープの上にも書き込みたい人は、つやを抑えたマット仕様かどうかを見て決められます。
⑬ ニトムズ STALOGY マスキング丸シール 8mm シャッフルアース
貼る道具の中でも、いちばん手数が少ないのが丸シールです。直径8mmという小ささなので、マンスリーのマスの角に一粒置くだけで、その日の性格を示せます。運動した日、出費のあった日、体調の記録。意味を決めておけば、月末に見返したときの情報量が変わってきます。
素材は薄くて丈夫な和紙で、貼ってはがせるタイプ。発色と質感にこだわって作られており、重ねて貼ることで色の変化が楽しめるのもこのシリーズならではです。シャッフルアースはテンダーグリーン、ターフグリーン、サマーブルーの3色構成で、各20枚×10シートが1パックに入っています。
見出しや分類はもちろん、メモを留めるテープ代わりにも、装飾にも使える汎用性があります。台紙が薄いので、手帳の後ろポケットに入れて持ち歩くのも簡単でしょう。
気をつけたいのは色の選び方です。落ち着いた3色なので、はっきり目立たせたい用途には向きません。強調が目的なら前述のネオン付箋と役割を分けるほうが、手帳全体は見やすくまとまります。
🐈 8mmの粒を重ねると色が変わるの、地味におもしろいにゃ。
📝 マンスリーに記録の印を残したい人なら、意味を決めやすい3色構成が扱いやすいでしょう。
押す・はさむ道具 — スタンプとクリップ
毎日書く項目が決まってくると、同じ言葉を何度も手で書くことになります。ここをスタンプに置き換えると、書く手間が減るだけでなく、ページの見た目がそろって、あとから探しやすくなるという効果もついてきます。クリップは反対に、開きたいページへ戻るための道具です。
この分類で確かめたいのは、インクの性質、印面の大きさ、紙を傷めないかの3つ。油性顔料のインクなら上から水性ペンで塗ってもにじみにくく、色を重ねる使い方ができます。印面は手帳のマスに収まるかどうかが基準で、10mm前後を目安にすると失敗が減るでしょう。
スタンプは楽しくなって増えがちですが、押す項目を3つほどに絞るほうが記録として読みやすくなります。まずは自分が毎日書いている言葉を数えてみてください。
⑭ シヤチハタ 連結スタンプ nototo join デイリーログ ブラック
手帳用のスタンプを一組だけ選ぶなら、この形が扱いやすいと思います。4つの絵柄のスタンプがひとつに連結されていて、ばらばらにならずに持ち歩けるのが最大の利点。長さ13.8cm、幅1.6cmと細長く、ペンケースに1本分の場所を空ければ収まります。
デイリーログという名前のとおり、日々の記録に使う絵柄がそろっています。決まった項目を毎日押していくだけで、月末には自分の生活の傾向が見えてくるはず。油性顔料インキなので、押した上から水性ペンで色を塗ってもにじみにくく、あとから色分けする使い方もできます。
インキは補充できる作りで、印影が薄くなったら付属インキや別売りの補充インキを足せば続けて使えます。使い捨てにならない点は、毎日押す道具として大きな安心につながるでしょう。
注意しておきたいのは紙質です。アート紙やコート紙、トレーシングペーパーのような加工紙では乾きが遅くなったり、にじんだりすることがあります。手帳の紙を確かめて、心配なら端で試し押しをしてください。
🐈 4つの絵柄が1本につながってるから、なくす心配がないにゃ。
📝 毎日決まった項目を記録したい人は、インキを補充できるかどうかで長く使えるか判断できます。
⑮ こどものかお Pochitto6 今日はどんな気持ち?
押し損じが気になる人に向くのが、このボタン式です。キーボードのようなボタンを軽く押すだけで印面が紙に当たる仕組みで、手元が安定するため、力の入れすぎでにじんだり、傾いてかすれたりする失敗が減ります。
サイズは長さ7.7cm、幅1.5cmとスリム。6種類の絵柄が1本にまとまっていて、「今日はどんな気持ち?」というテーマのとおり、その日の気分を残す用途に向いています。文字で書くには照れくさい記録も、押すだけなら続けられるかもしれません。
インクは油性で、上から水性ペンで塗ってもにじみません。約1,000回押せる使い切りタイプなので、毎日1回押しても数年もつ計算になります。インクカラーはくろ、あか、あお、みどり、ピンク、オレンジ、ちゃいろ、むらさきの展開です。
選ぶ前に知っておきたいのは、補充インクがない点。押せなくなったら本体ごと交換になるので、気に入った絵柄を長く使いたい人は、その前提で選んでください。
🐈 ボタンを押すだけだから、傾いてかすれることがないにゃ。
📝 文字で書くのが照れくさい記録は、絵柄を押すだけの形にすると続けやすくなります。
⑯ サンスター文具 スタンプ 水性浸透印 ノスタルジーな気持ち
こちらは色で管理するという考え方のスタンプです。同じ柄で違う色が5個セットになっていて、色の違いだけで分類できるため、絵柄を覚え直す手間がありません。予定の種類、担当者、優先度といった軸を、色に割り当てて使えます。
形はスティック型で、サイズは14mm×100mm×19mm。ワイヤークリップが付いているので、手帳のページやポケットに挟んでおけるのが便利なところです。柄のデザインはキャップに印刷されているため、どれがどれか一目でわかります。
インクは水性顔料で、重ね押しをすると濃淡が出ます。同じ色を二度押して強調する、薄く押して背景の模様にする、といった調整ができるのは水性ならではでしょう。ToDoリストの頭に並べるほか、インデックスとして端に押しておく使い方も向いています。
注意点は使い切りタイプであること。それから、スタンプ本体はひねって取り外す構造なので、力任せに引き抜かないようにしてください。
🐈 同じ柄で色だけ5種類、色分けで管理するのって手っ取り早いにゃ。
📝 絵柄を増やさず色だけで分類したい人に向き、重ね押しの濃淡も判断材料になります。
⑰ ミドリ クリップ エッチングクリップス 和の人柄
開きたいページに戻るための道具として、薄いクリップは想像以上に働いてくれるでしょう。こちらはステンレスにエッチング加工を施したクリップで、忍者・侍・力士・芸者という4種類の絵柄が4個ずつ、計16個入っています。
厚みは0.3mmとごく薄く、手帳に挟んでも閉じたときのふくらみがほとんど出ません。それでいてコピー用紙を約10枚までしっかり留められるので、切り抜きやチケットを一時的に手帳へ固定しておくのにも使えます。
ケースの作りも丁寧です。カードサイズで左右どちらからでもスライド開閉でき、端に傾斜がつけてあるため、薄いクリップを滑らせるように取り出せます。ケースごと手帳のポケットに入れておけば、必要なときに一枚だけ抜き出せるでしょう。
金属製なので、紙をきつく挟んだまま長く置くと跡が残ることがあります。しおり代わりに使うなら、ページを移すたびに位置を変えるくらいの気軽さで扱うのが向いています。
🐈 0.3mmの薄さだから、挟んでも手帳がふくらまないにゃ。
📝 しおりを増やしたい人は、厚みが出ないことと取り出しやすさの両方で選ぶと納得できます。
線を引く・切る・穴をあける道具
手帳を続けている人ほど、ページの上で細かい作業をしています。枠を引く、チケットを切り取る、資料を綴じ込む。こうした作業を素手やありあわせの道具でやっていると、そのたびに数十秒が消えていき、いつのまにか手帳を開くこと自体が面倒になっていきます。
この分類では、手帳と一緒に持ち運べる大きさか、手帳の罫線や規格に合っているかを見てください。定規なら手帳のポケットに入る長さ、はさみなら携帯できる形、穴あけパンチなら自分の手帳の穴数と間隔に対応しているかが判断材料になります。
三つとも毎日使う道具ではありません。それでも、必要になったときに手元にないと作業ごと後回しになるので、手帳のそばに置いておく価値はあるでしょう。
⑱ コクヨ ジブン手帳 手帳アクセサリ テンプレート プランVer.
手書きの手帳がごちゃついて見える原因の多くは、線がまっすぐでないことにあります。このテンプレートは手帳の罫線に合わせて枠囲みや時計枠、写真の切り抜き枠がきれいに描けるよう設計された、薄い樹脂の板です。
サイズはタテ142×ヨコ55mm、厚み0.5mm。手帳のポケットに差し込んでおける大きさで、目盛りが付いているため定規としても使えます。素材はPMMA、シート色はオレンジなので、下の文字が透けて位置合わせがしやすいのも実用的なところ。
時計枠が入っているのは、この製品の性格をよく表しています。予定を時刻の円で表す書き方は、文字だけの記録よりも一日の密度が直感的に伝わるもの。毎日の記録を図として残したい人には、思っている以上に出番があるでしょう。
選ぶ前に確かめたいのは手帳との相性です。ジブン手帳の罫線に合わせて作られているため、他社の手帳では枠の寸法がずれる場合があります。定規と汎用の枠として割り切って使うなら、サイズ違いの手帳でも役立ちます。
🐈 厚み0.5mmだから、手帳のポケットに入れても膨らまないにゃ。
📝 手書きの枠をそろえたい人は、自分の手帳の罫線と枠寸法が合うかを先に見ます。
⑲ プラス はさみ フィットカットカーブ ツイッギー ホワイト
手帳に何かを貼る習慣がある人には、携帯できるはさみが要ります。ツイッギーは全長135mm、直径12mmというスティック形状で、ペンケースにも化粧ポーチにもすっきり収まる細さです。
切れ味を支えているのはベルヌーイカーブ刃。裁断時に最適な刃の角度を保つ設計で、根元から刃先まで力の入れ方を変えずに切り進められます。刃渡りは42mmとやや長めに取ってあり、封筒や袋の開封のように、長い距離を一度に切りたい場面でも効率的です。
安全面の作りも丁寧でしょう。独自設計のスマートハンドルにより片手でロックと解除ができ、さらにキャップをはめるとハンドルが押し込まれて自動でロックがかかります。かばんの中で刃が開く心配が小さいのは、持ち歩き前提の道具として大切な点です。
用途の範囲だけは押さえておいてください。コピー用紙のような薄いものを切るためのはさみなので、厚い紙や硬い素材の裁断には向きません。手帳まわりの切り抜き専用と考えるのが妥当です。
🐈 直径12mmの棒みたいな形、ペンケースの隙間に紛れ込むにゃ。
📝 持ち歩き用の一本を探しているなら、ロックのかかり方と刃渡りの長さで選べます。
⑳ カール事務器 ゲージパンチ 手帳用 A5 バイブル ミニ マイクロ5 対応
システム手帳を使い始めると、市販のリフィルだけでは物足りなくなってきます。このゲージパンチは、手持ちの紙を自分の手帳に綴じられるリフィルへ作り替えるための道具です。
対応サイズが広いのが強みでしょう。A5・バイブル・ミニ・マイクロ5の4種類に対応し、6穴・穴径5.5mm・穴間隔19mmという規格で穴をあけます。一度に約5枚(PPC用紙64g/㎡の場合)まで処理できるので、印刷した会議資料をそのまま手帳に綴じ込むといった使い方も現実的です。
家庭で使うなら、家計簿の様式を自作したり、気に入った雑誌の切り抜きを綴じたりする方向にも広がります。ゲージ部分はW247×L71×H13mm、パンチ部分はW73×L68×H56mmと分かれた構成で、使わないときは引き出しに収まる大きさ。
注意点は穴の規格です。6穴のシステム手帳向けなので、20穴や30穴のバインダーには使えません。自分の手帳の穴数を数えてから選ぶと確実です。
🐈 プリントした資料をそのまま手帳に綴じられるの、けっこう便利だにゃ。
📝 システム手帳を自分仕様にしたい人は、手持ちの手帳が6穴かどうかを先に確認します。
持ち歩きを支える道具 — ケース・カバー・下敷き
手帳が続かない理由として意外に多いのが、手帳とペンが別の場所にあるという状態です。書きたいと思ったときにペンを探すことになれば、その一手間で気持ちが切れてしまいます。持ち歩きを支える道具は、書く動作を始めるまでの距離を縮めるための投資だと考えるとわかりやすいでしょう。
この分類で見たいのは、手帳のサイズに合っているか、かばんの中で開いてしまわないか、机の上で使いやすい形に変わるかの3点です。とくに三つ目は見落とされがちで、ペンケースが自立するかどうかだけで、カフェや会議室での使い勝手はまるで違ってきます。
ペンケース:手帳と同じ場所にペンをまとめて、探す時間をなくす
ノートカバー:手帳とプリント類をひとまとめにして運ぶ
下敷き:紙の薄さや机の硬さから、書き心地を守る
書き心地に関わる下敷きも、この章に入れました。手帳の紙が薄い、あるいは書くときに机が硬くて響く。そんな小さな不満を消す役目を持っています。
㉑ リヒトラブ スタンドペンケース オーバルタイプ L ネイビー
外で手帳を開く機会が多いなら、立つペンケースは選択肢に入ります。こちらはやわらかく手触りのよいシリコン製で、上から押すだけでペンスタンドに早変わりする仕組みです。狭いテーブルでもペンが転がらず、必要な一本をすぐ抜き出せます。
容量は約22本とたっぷり。手帳用の細身のペンから、カラーペンのセットまでまとめて入ります。それでいて楕円形なので、かばんの中で角が引っかからず、すっきり収まるのが日常使いに向いているところ。寸法は89mm×49mm×192mmです。
フタの裏側に消しゴムホルダーが付いているのも、細かいながら助かる工夫でしょう。ケースの底に沈んで見つからない、という定番の困りごとが起きません。
選ぶときはサイズを確かめてください。Lサイズは高さ192mmあるので、小さめのバッグでは主役級の大きさになります。手帳と一緒にトートに入れる人向けと考えると、失敗が少なくなります。
🐈 押すだけでペン立てになるから、狭い机でも転がらないにゃ。
📝 外で書く時間が長い人ほど、立つ形かどうかで使い勝手の差がはっきり出ます。
㉒ HIGHTIDE penco ストレージコンテナーペンケース
もう少し小さくまとめたい人には、こちらの缶タイプが向いています。pencoの定番であるストレージコンテナーをペンケースの形にしたもので、取り出しやすいコンパクトな形ながら十分な容量を持たせた設計です。
缶ならではの良さは、中身が形に押しつぶされないこと。やわらかいポーチだと、かばんの底でペン先が押されて曲がることがありますが、しっかりした本体ならその心配がほとんどありません。手帳と一緒に立てて入れておけば、ペンも定規もクリップも同じ場所にそろいます。
デザインは倉庫の保管箱をそのまま小さくしたような雰囲気で、机に出しっぱなしにしても景色に溶けます。ふたを開けて中身を見渡せる形なので、探し物の時間が短くなるのも実用的なところでしょう。
気にしておきたいのは音です。金属のふたなので、開け閉めのときにかちりと音が出ます。静かな図書館や会議中に開くことが多い人は、布のケースと使い分けるほうが落ち着いて使えます。
🐈 缶だから中でペン先が押されて曲がらないにゃ。
📝 ペン先が曲がるのを避けたい人は、やわらかいポーチより硬い缶タイプが向きます。
㉓ セキセイ ノートカバー アクティフV スマポケ A5 クリア
手帳と、手帳に貼るはずの紙が別々に散らばっている。そんな状態をまとめてくれるのがノートカバーです。こちらはA5サイズのノートや手帳を収容しつつ、プリントやペンも一緒に運べる作りになっています。
ポケットの設計が丁寧です。形の違う3種類のポケットが用意されていて、ファスナーポケットにはペンや小さなメモを、サイドインポケットにはA5の手帳本体を、4つあるオープンポケットには書類を仕分けて入れられます。サイドインポケットにはカード用のスリットも付いています。
かばんの中で勝手に開かない工夫として、フリップ機能が入っているのも見逃せません。簡単に開けられる一方で、不意な開きを防いで中の書類を守ります。本体サイズはW178×H223×D10mm、表紙は再生PP0.4mm厚で、重さは軽くまとまっています。
用途は手帳に限りません。母子手帳や診察券、補助券をまとめるケースとしても使えるので、家族の書類の置き場に悩んでいる場合の受け皿にもなるでしょう。
🐈 ポケットが3種類あるから、紙とペンの居場所が決まるにゃ。
📝 手帳と一緒に紙も持ち歩く人は、ポケットの数と形の違いを見て選ぶと使い切れます。
㉔ 和気文具オリジナル 下敷き A5サイズ
手帳の紙が薄いとき、あるいは机が硬くて書き心地が響くとき、下敷きが一枚あるだけで書き味は落ち着きます。こちらはH210×W147×D0.55mm、重さ約21gのPET製で、A5サイズの手帳やノートにちょうど収まる寸法です。
裏面の作りが実用的でしょう。全面が薄いブルーの5mm方眼になっていて、罫線が薄いため書くときに透けても筆記の邪魔になりません。方眼のない無地の手帳でも、下に敷けばまっすぐ書ける下地ができます。さらに右端には20cmのスケールが付いていて、線を引くときのガイドとして使えます。
表面は文房具をモチーフにしたイラストで、和気文具のスタッフが手描きしたもの。日本製で、手帳の間や裏表紙の内側に挟んでおける薄さです。
選ぶときはサイズを合わせてください。A5定型に合わせた寸法なので、B6やバイブルサイズの手帳では大きくはみ出します。手帳の実寸を測ってから選ぶと、挟んだときの収まりがきれいになります。
🐈 裏が5mm方眼だから、無地の手帳でもまっすぐ書けるにゃ。
📝 紙の薄さや机の硬さが気になる人は、手帳の実寸に合う下敷きを一枚挟むと落ち着きます。
一年つきあう手帳とノート — システム手帳と海外の定番
道具をそろえたあとで、器そのものを見直したくなるかもしれません。日付が入った手帳は年ごとに買い替えが必要ですが、中身を差し替えられるシステム手帳や、日付のないノートなら、始めたい日から使い始めて、書き終えたら次へ移るという自由な進め方ができます。
この分類で見るのは、綴じ方、紙の厚さ、そしてサイズの3点でしょう。リング式は差し替えができるかわりに厚みが出て、糸綴じや無線綴じは薄くまとまるかわりに順番を変えられません。紙は80g/㎡前後あれば裏抜けしにくく、万年筆やゲルインクでも扱いやすくなります。
日付のない一冊は、途中で空白が続いても罪悪感が生まれにくいのが利点です。手帳が続かなかった経験がある人ほど、まずこちらから入るほうが気楽に始められるかもしれません。
㉕ レイメイ藤井 システム手帳 ダヴィンチ 本革 バイブルサイズ ネイビー
長く使う一冊として選ばれてきたのが、ダヴィンチのシリーズです。こちらは牛革「スーパーロイス」を使った本革製で、使うほどに手になじむ風合いに変わっていきます。内側にはダヴィンチの刻印が入っているのも、長くつきあう道具らしい細部でしょう。
システム手帳の利点は、必要な様式を自分で組み替えられることに尽きます。付属品として横罫ノート30枚が入っており、本体にはカードポケットとフリーポケットも備えています。予定表・メモ・カード類を一冊に集約できるので、かばんの中で手帳と財布を行き来する必要がなくなるでしょう。
見逃せないのが可動式のペンホルダーです。ペンの太さに合わせて幅を調整できるため、細身のボールペンでも、やや太い多機能ペンでも同じ手帳に差せます。本体サイズはW125×H186×D24mm、重さは193g。
選ぶ前に重さと厚みは想像しておいてください。革製で24mmの厚みがあるため、小さなバッグでは存在感が出ます。毎日持ち歩くのか、机の上で使うのかを決めてからサイズを選ぶと、後悔が少なくなります。
🐈 ペンホルダーが動くから、太いペンでも細いペンでも差せるにゃ。
📝 中身を組み替えて長く使いたい人向けで、193gという重さを許せるかが分かれ目です。
㉖ モレスキン クラシックノートブック ハードカバー 無地 ポケットサイズ
持ち歩く一冊として世界的に定着しているのが、モレスキンのクラシックノートブックでしょう。1997年にミラノの小さな出版社が復刻して以来、書き留めるという行為そのものを支える道具として使われ続けてきました。
こちらは横9cm×縦14cmのポケットサイズで、上着の内ポケットやバッグの外ポケットに入る大きさです。ハードカバーなので、片手で持ったまま立って書くときも紙が波打たず、支えが要りません。角が丸いのは、かばんの中で表紙が傷まないようにするための古くからの工夫です。
罫線のない無地を選べば、文字も図も自由に置けます。予定を線で区切ってもよいし、思いついた形をそのまま描いてもよい。書き方の決まりがないぶん、使い道を自分で決められる一冊になります。
注意したいのは紙の性質です。無地のクラシックは万年筆で書くと種類によってにじむことがあるため、インクを選ぶ人は端で試してから本文に入るのが安心でしょう。
🐈 ハードカバーだから、立ったままでも書けるにゃ。
📝 持ち歩き前提の小さな一冊を探しているなら、表紙の硬さとポケットサイズが決め手になります。
㉗ ロイヒトトゥルム ノート A5 ドット方眼 シルバー
自分で目次を作りながら書き進めたい人に向くのが、ドイツ生まれのこの一冊です。横14.5×縦21cmのA5サイズで、ドット方眼のページは線として主張しないため、文字も表も図も同じページに置けます。
機能の作り込みが丁寧なノートでしょう。ミシン目入りページが付いていて必要な部分だけ切り離せるほか、見出し用のラベルステッカーが同梱されているので、書き終えた一冊を背表紙で管理できます。さらにしおりとポケットも備えており、開きたいページに戻る動作と、チケットを挟んでおく場所の両方が最初からそろっています。
紙は上質紙80g/㎡。この厚さがあると裏抜けしにくく、ゲルインクや万年筆でも安心して書き進められます。ページ番号が振られているので、自分で目次を作る書き方とも相性がいいところ。
選ぶときはサイズの見極めが要ります。A5は机で書くのに向く大きさで、立ったまま扱うにはやや大きい。持ち歩く場面が多いなら、より小さい判型を検討するほうが現実的です。
🐈 しおりもポケットもラベルも最初から付いてるにゃ。
📝 書いた記録をあとから探したい人は、ページ番号とラベルが付く仕様を基準にできます。
㉘ ロディア メモ帳 No.11 方眼罫 3冊セット
手帳に書くほどではない一時的なメモを受け止める場所として、小さなブロックメモは重宝します。ロディアのNo.11は7.4×10.5cmのA7判で、片手で持ちやすいサイズ。シリーズの中でも特に人気の高い判型です。
紙の作りが書きやすさを支えています。80g/㎡の紙に5mm方眼が淡いパープルの罫線で刷られていて、目に負担がかかりにくい設計。筆記具を選ばないなめらかな書き味で、鉛筆でもボールペンでも引っかかりが出にくくなっています。
上部で綴じられた形なので、マイクロカット加工によりページをきれいに切り離せます。書いたメモを手帳に貼る、あるいは相手に渡すという流れが自然につながるのは、ブロックメモならではの働きでしょう。撥水カバーが付いているため、かばんの中で濡れても中身が守られます。
黒の表紙が印象的なBLACKシリーズで、160ページ入りが3冊組。フランス製でPEFC認証を取得しています。小さいぶん長文には向かないので、まとまった記録は別のノートに任せる前提で選んでください。
🐈 上を切り離せるから、書いたメモをそのまま手帳に貼れるにゃ。
📝 手帳に貼る前提でメモを取る人なら、切り離しやすさと紙の厚さで選ぶと納得できます。
書き心地で選ぶ国産ノート
手帳と一緒に使うノートは、書き心地で選ぶと満足度が変わります。国産のノートは紙の質と綴じ方の作り込みに特徴があり、同じ価格帯でもインクの乗り方や開きやすさが違ってくるからです。
この分類で確かめたいのは、開いたときに平らになるか、罫線の種類、ページを外せるかの3点。糸がかり綴じは机の上で完全に開くので、見開きで書きたい人に向きます。リング式は差し替えができるかわりに、リングが手に当たる位置に注意が必要です。
糸がかり綴じ:見開きが平らになり、ページの中央まで書ける
ツインワイヤ:360度折り返せて、狭い机でも広げずに使える
開閉できるリング:ページの差し替えや並べ替えができる
手帳が予定と記録の器なら、ノートは考えを広げる場所。役割を分けておくと、手帳のページが埋まりすぎず、あとから読み返しやすくなるでしょう。
㉙ マルマン ノート ニーモシネ A5 方眼罫
考えをまとめるための道具として設計されたのが、このニーモシネです。特徴は判型で、A5でありながら横型という珍しい形をしています。横に広いページは、図と文字を同時に置くのに向いていて、思考を並べて比べる書き方と相性がいいでしょう。
罫線は特殊5mm方眼が片面のみに印刷されています。片面だけという割り切りは、書く面と貼る面を分ける使い方につながるでしょう。本文は70枚、筆記用紙80g/㎡なので、裏抜けを気にせず使えます。
綴じ方はツインワイヤ。切り取りミシン目が入っているため、書いたページを外して手帳に挟んだり、写真に撮って共有したりする流れがスムーズです。本体寸法は縦160×横210×厚10mm、重さ240g。表紙はPP、裏表紙は板紙で、持ち歩いても角がつぶれにくい構成になっています。
選ぶときは置き場所を考えてください。横型は机で広げると幅を取るので、狭いテーブルで使うことが多い人は縦型のほうが扱いやすい場合があります。
🐈 横に広いページだから、図と文字を並べて書けるにゃ。
📝 考えを並べて比べたい人は、横型という判型が自分の書き方に合うかで判断できます。
㉚ アピカ プレミアムCD ノート 横罫 A5
書き心地そのものを目的にするなら、紙で選ぶという方法があります。プレミアムCDノートは本文にA.Silky 865 Premiumという筆記用紙を使っていて、ペン先が引っかからないなめらかさが持ち味です。
綴じ方も特徴的でしょう。糸がかり綴じを採用しているため、開いたページが机の上で平らになります。見開きで長い文章を書くとき、真ん中で手が浮かないというのは想像以上に効いてきます。左ページの端まで文字を書ける、というだけで使える面積が変わってくるものです。
サイズはA5(21.0×14.8cm)、罫線は7mm横罫×24行、本文は96枚。行間が広めなので、書いたあとに赤ペンで書き足す余白が残ります。表紙にはキュアリスメタルという用紙が使われていて、落ち着いた質感にまとまっています。
方眼やドットが好みの人には横罫が窮屈に感じられるかもしれません。文章中心で記録を残す人に向いた一冊と考えるのが、選び方としては素直です。
🐈 糸がかり綴じは、開いたページが机でぺたんと平らになるにゃ。
📝 見開きで長い文章を書く人は、平らに開く綴じ方かどうかを最初に見ておきます。
㉛ ライフ ノート ノーブルノート 横罫 A5
長く作られ続けている国産ノートのひとつが、ライフのノーブルノートです。210mm×148mmのA5判で、8mm横罫が100ページという構成。行間が広めに取られているので、大きめの文字で書く人でも窮屈になりません。
このノートが支持されてきた理由は、紙とつくりの落ち着きにあります。表紙のクロス装が示すとおり、机に置いたときの佇まいが静かで、書く時間そのものを整えてくれるような性格を持っています。手帳の隣に置いて、考えごとを書き出す場所として使うのに向いているでしょう。
8mm横罫という行幅は、日本語の手書きにちょうどよい間隔です。細かく詰めて書くより、一行にひとつの考えを置く書き方と相性がよく、あとから読み返したときに内容が追いやすくなります。
罫線が横罫のみなので、図を多く描く人にはやや窮屈かもしれません。図表はドット方眼のノートに、文章はこちらに、と役割を分けて使うのがまとまりのある持ち方です。
🐈 8mmの行幅は、大きめの字で書く人にちょうどいいにゃ。
📝 一行にひとつの考えを書く人なら、8mmという行幅の広さが選ぶ理由になります。
㉜ キングジム リングノート テフレーヌ 20穴 A5タテ 透明
リングノートの弱点は、書くときにリングが手に当たることでした。テフレーヌはそこに手を入れた製品で、上下にセパレートしたリング式とじ具を採用し、書く位置に金具が来ない構造にしています。
つくりの利点は二つあります。ひとつは表紙を360度内側に折り返せること。狭い場所でも半分に折って使えます。もうひとつはリングが開閉できることで、ページの抜き差しや並べ替えが自由になります。ワンタッチで開くので、書き終えたページを別のファイルへ移すのも簡単でしょう。
市販のA5サイズ20穴ルーズリーフが使えるのも実用的なところ。付属のルーズリーフは15枚で、最大30枚まで収納できます。本体サイズはH217×W159×D14mm。リングノートの薄さと、バインダーの機能性を両立させた設計です。
収納枚数の上限だけは覚えておいてください。30枚を超える量を綴じたい場合は、別のバインダーへ移す前提で使うほうが無理がありません。
🐈 リングが上下に分かれてるから、書くとき手に当たらないにゃ。
📝 リングが手に当たるのが苦手だった人は、とじ具の形が変わっているかを見て選べます。
㉝ オキナ プロジェクトA5リングノート
最後は、記録用として気負わず使える一冊を。オキナのプロジェクトシリーズは5mm方眼で、図形やグラフを書き込みやすい罫線が入っています。製図にも使える精度があり、手帳に収まらない検討事項を広げる場所になってくれるでしょう。
方眼の色に工夫があります。コピーに写りにくいブルー罫なので、書いた内容をコピーやスキャンで残したいときに、罫線だけが消えて文字と図が残ります。会議のメモをそのまま資料に転用する人には、この一点だけでも選ぶ理由になるでしょう。
サイズは縦210×横148mm、中紙50枚、重さ約116g。本文は特抄上質紙で、ミシン目でカットすればA5の用紙として使えます。切り取った紙は、前述のゲージパンチで穴をあければシステム手帳にも綴じられます。
薄手で軽い構成なので、たっぷり書きたい人には50枚が物足りないかもしれません。一つのテーマごとに使い切って次へ移る、という進め方に向いた一冊です。
🐈 ブルー罫はコピーに写らないから、そのまま資料に使えるにゃ。
📝 書いた内容をコピーして使う人は、罫線が写らない色かどうかが選ぶ手がかりになります。
まとめ
手帳グッズは数が多く、どこから手をつけるか迷いやすい分野です。最後に、今日から動くための順番を整理しておきます。
まずペンを1本:手帳のペンホルダーに差さる細さか、書き直せるかで選ぶ
次に貼る道具:手帳の幅に収まるサイズで、はがした跡が残らないものを1種類
記録が続いてきたらスタンプ:毎日書いている言葉を数えて、3つほどに絞る
持ち歩きが不便ならケース:手帳とペンを同じ場所にまとめる
器そのものが合わないと感じたら:日付のないノートやシステム手帳へ移る
道具を増やすことが目的ではありません。手帳を開くまでの手数を1つ減らすという視点で見ていくと、自分に足りない道具がはっきりしてきます。
続けるコツは、いきなり全部そろえないこと。ひとつ足して二週間使い、合わなければ役割を変えるか外す。この繰り返しで残ったものが、来年も使い続ける道具になっていきます。手帳は自分の生活に合わせて育てていくものなので、他人の完成形をそのまま真似する必要はありません。
今の手帳で不便を感じている一点を思い浮かべて、そこに効く道具から選んでみてください。
