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Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【8月7日㈮~8月12日㈬】

先週8月7日㈮から神保町シネマリスで始まった特集上映“エッセンシャル・ヌーヴェルヴァーグ”は、おかげさまで満席回も出て連日賑わいを見せております。8日㈯から始まった大阪 第七藝術劇場も好調、今週末14日㈮からはフォーラム仙台、15日㈯からは那覇 桜坂劇場でもスタートします。今回のために制作したAtoZ解説&ステッカー付きB3ポスターも好評をいただいております。ぜひ劇場でご覧になってみてください。

さて。先週の当通信でチラッと予告した通り、週明け月曜と昨日水曜の2日間、ちょっとだけ早いお盆休み(ところで“お盆休み”って厳密にいつなのでしょう?)をいただいて香港に行ってまいりました。中国返還前の90年代初頭、あの街並みの真上を航空機が下降して着陸する絵面で有名だった啓徳空港の時代に初めて訪れ、もう数えていませんが何度目になるのでしょう。当初は旧作香港映画の買付目的の出張が多かったのですが、通っているうちにすっかり香港の街の虜になってしまい、プライベートな旅行を含めて(2度の社員旅行も!)一時期は2年に3回ペースで通っていました。2010年代半ば以降、民主化運動が激化、その後コロナ禍になってしまい、訪れる頻度はガタッと減ってしまいましたが、去年ぐらいからまた香港熱がよみがえって来ています。

そんな中、「また香港映画を配給したいなぁ」と考えていたところに昨年末出会ってしまったのが『フォー・トレイルズ 限界を超えてゆけ』。「これは私が配給しなければ!」という謎の使命感にかられて、今年7月の公開に漕ぎつけたのでした。今回はそのロビン・リー監督にポスターとパンフレットをお渡しするためにお会いする、というミッションに加え、香港フォー・トレイルズ・ウルトラ・チャレンジ(HK4TUC)のゴール地点、梅窩(ムイオー)のフェリー乗り場にある緑のポストに聖地巡礼する、という目的もありました。

ロビン・リー監督にお会いするのは、昨年11月末の六本木での香港映画祭以来2度目。

ロビン・リー監督とお会いすることになった11日㈫は、その夜監督がシャモニーに向けて出発する日。トレイルランニングレースの世界最高峰と言われるUTMB(Ultra Trail Du Mont-Blanc)の中の、CCCという101キロのレースの撮影のためだそうで(獲得標高は6,000m超え!)、お忙しい中わざわざ時間を割いてくれました。乾杯するほどのヒットに至っていないのは残念、というか監督に申し訳ないのですが、日本で劇場公開出来たことを大変喜んでくれていて、SNS等の反響も細かくチェックしてくれて、ポジティブな感想コメントが多くてとても嬉しい、とおっしゃっていました。

そして聖地巡礼。グリーン・ポストのある梅窩までは、地下鉄の東涌駅、もしくは中環からフェリーで行ける愉景湾(ディスカバリー・ベイ)、どちらからも山を越えて8キロあまりなので、当初は『フォー・トレイルズ~』のコースを走っている気分も味わえるかも?てことで、どちらからかトレッキングがてら歩こうと思っていたのですが、香港は先週台風が去って連日35℃前後の晴天続き。こんな炎天下を2時間半以上歩いたらきっと死ぬ…、ということで、東涌駅から路線バスに乗ることにしてしまいました。軟弱。

ゴールしたランナーたちがシャンパンシャワーを浴びるのが、この辺りでしょうか?

梅窩のフェリー乗り場までは路線バスで40分あまり。監督に前もって聞いていたので動揺しなくて済みましたが、乗り場周辺は大リノベーション中で、ポスト自体も暫定的なのか、映画のゴールシーンとは違う場所に移動していました。が、ご覧の通り海に面しているので、こちらのほうが映えてます。それにしても暑い!次回は冬に来て、HK4TUCのコースの一部を走ってみたいです。

海が背景の今のロケーションのほうが、映えると監督もおっしゃってました。

今回も、私の香港の旅は「喰って、喰って、喰いまくれ!」(『ザ・グリード』!)がメインだったのですが、ネットで仕入れた美味い店情報を元に街中を移動していて、そこらじゅうで目にしたのが「ちいかわ」タイアップ。8月6日から香港でも公開になってます。

地下鉄MTRでは車両ラッピングを手始めに、改札口もラッピング。カードをタッチすると「チイカワッ!」と音が鳴る仕掛けになってたり(耳が遠いからか聴き取れなかった。泣)、スターフェリーの屋根に、ちいかわ、ハチワレ、うさぎが乗っかってたり、ユニクロ創業のアイデアの元となったと言われるローカルのカジュアルブランドGIORDANOとコラボしていたり…。

スターフェリーで開催中のスタンプラリー。台紙をどこで入手するのか分からず諦めた(笑)。

と、いちいち目に入って来たのは、香港出発前に私も映画を観ていたから。“ハチワレ”とサラリと書いてみましたが、映画観る前はまったく知らなかったです。展示イベントも開催されていたようなので、観に行っちゃおうかとも思いましたが、「予約制」みたいなので止めておきました(というか、満杯で予約を停止している模様)。香港限定グッズが充実している、という噂なので、買い占めて転売してひと儲けしようと企んでいたのですが(ウソです)。

texte de daisuke SHIMURA







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