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新シリーズ|DAY3(全5回)人件費率が教えてくれる

組織の状態。
病院経営の会議で、必ず話題になる数字があります。
それが人件費率。

人件費率が高い。だから問題だ。
人件費率が低い。
だから安心だ。
本当にそうでしょうか。
人件費率は結果である
人件費率とは、給与の割合を示す数字です。
しかし、その数字だけでは何も分かりません。

人件費率70%。高いように見えます。
しかし、
職員が多すぎるのか。
収益が不足しているのか。
生産性が低いのか。
それは数字だけでは分かりません。

人件費率が高くなる理由
多くの病院では、人件費率が上がると人員削減を考えます。
しかし、本当の原因は別にあることが少なくありません。

* 病床稼働率の低下
* 紹介患者の減少
* リハビリ単位不足
* 退院調整の停滞
* 残業の増加

つまり、人件費率は組織の問題を映す鏡なのです。
強い管理職は人件費率をどう見るか
優秀な管理職は、人件費率をコストとして見ません。
組織の健康診断として見ます。

人件費率が上がった。
なぜか。現場で何が起きているのか。
その背景を探ります。
数字を責めるのではなく、原因を探る。
それが経営視点を持つ管理職です。
人件費率だけで判断しない
人件費率は重要です。
しかし、単独で判断してはいけません。

確認すべきは
* 病床稼働率
* 在院日数
* 新規入院数
* リハビリ単位数
* 時間外労働
との関係です。
数字をつなげたとき、本当の課題が見えてきます。

管理職の役割
管理職の役割は、人件費を下げることではありません。
人件費に見合う成果を生み出すことです。
人を減らすことではなく、人が力を発揮できる環境をつくること。
そこに本当のマネジメントがあります。

PRACTICAL TIP
自部署の人件費率を見たとき、こう問いかけてみてください。
「この数字の原因は何だろう?」
数字の裏側を考える習慣が、経営視点を育てます。

有料版では「人件費率分析シート」
「部門別生産性診断テンプレート」を公開予定です。
数字の背景を読み解き、改善につなげる実践ツールとして活用できます。

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