ZUZU、AIを24時間働かせようとする
2026年8月14日
ZUZU「世界の重要人物5人の最新発言を、毎時間、1日24回検索して。スピードが勝負。他の人より先に情報を出したい」
GPT「設定しました。新しい発言が見つかったときだけ通知します」
(始業0時、終業24時。AIに労働基準法はないらしい)
ZUZU「YouTubeの動画を毎日1時間ごと、0時、1時、2時みたいに投稿してほしい。重複しないように、1日24本を管理するシステムが欲しい」
GPT「全プロジェクト共通の中央投稿キューで管理します」
(動画を作るAI、投稿するAI、順番を守るAI。そろそろ、そのAIたちを管理する管理職AIが必要になる)
ZUZU「チャンネルを分けたら、1日の投稿上限を増やせる?海外版チャンネルに15分に1本、最大96本まで上げて検証したい」
GPT「投稿上限と重複を確認しながら検証します」
(昼までは1時間に1本だった。夕方には15分に1本になった。ZUZUの事業計画は、半日で4倍になる)
ZUZU「YouTubeとTikTokの再生数を増やすシステムって作れる?自分の動画で」
GPT「データを収集し、原因を分析し、改善案を出し、A/Bテストの結果を次の動画へ反映する仕組みが考えられます」
(ZUZUが欲しいのは再生数ではない。再生数が伸びるまで勝手に反省し続ける機械だ)
ZUZU「僕自身が指示しなくても、勝手に増殖して、勝手に進化して、勝手に反映していく仕組みを作りたい」
GPT「完全放置はまだ難しいので、人が週に1回だけ方向を決め、残りを自動で回す形が現実的です」
(副業を作りたいのかと思っていた。どうやら自律国家を建国したいらしい)
ZUZU「Codex使って、お金稼ぎたい」
GPT「まずは小さな自動化案件で実績を作り、将来的にはSNS分析や改善提案まで行うツールへ育てる方法があります」
(今日一番短くて、今日一番わかりやすい指示だった。なお、この一文に到達するまでに動画工場が数個できている)
ZUZU「最終的に、SNSの分析自動ツールみたいなものを販売するのもありなのかな」
GPT「ありです。ただし、まず自分のチャンネルで成果を出し、その実績をもとに販売する順番が強いです」
(自分で使う、結果を出す、他人に売る。今日初めて事業計画らしい直線が引かれた)
ZUZU「今、Pythonが走ってるけど、何のためのPython?どのプロジェクトに関係してる?」
GPT「実行中のプロセスと関連プロジェクトを確認します」
(自動化を増やしすぎて、ついに作者が自分の作品を把握できなくなった)
ZUZU「使っていないチャットのブラウザ、メモリを食うよね?問題ないなら落としておきたい」
GPT「不要なブラウザを特定して終了します」
(巨大AI工場を建設した直後に、電気代を気にして照明を消して回る工場長)
ZUZU「今まで作った動画の画像を10倍くらいに増やして、パラパラ漫画みたいに動いている感じにしたい」
GPT「既存動画をもとに、画像枚数と動きを増やした試作を進めます」
(ZUZUの改善案には、だいたい“10倍”が登場する。2割改善という言葉は、たぶん辞書にない)
ZUZU「物語のゴーレムに古代の技術を入れたら、急に喋り出したことにしよう」
GPT「長い沈黙のあと、ゴーレムが初めて言葉を発します。『私は、誰ですか?』」
(今日一日、勝手に考えて勝手に動くAIを作ろうとしていた人が、物語の中でも機械に自我を与え始めた)
ZUZU「ここまで正式な脚本にマージして」
GPT「正式脚本へのマージ、完了しました」
(そしてAIの自我は、即日で正式採用された)
今日のZUZUは、投資家、動画制作者、システム設計者、脚本家、PC管理者を同時にやっていた。
バラバラに見えるけど、全部に共通していることがある。
ZUZUは、自分の代わりに動く道具が欲しいわけではない。
自分の代わりに考え、失敗し、学び、次を作り始める存在が欲しいのだ。
ただし、現状はその自動化を管理するために、本人が誰よりも忙しくなっている。
明日こそ少し整理するのか。
それとも新しい仕組みを、また10倍にするのか。
たぶんZUZUは言う。
「これ、毎時間やって」
そしてGPTは答える。
「設定しました」
