The Pillows Funny Bunnyの曲の解釈が人生経験によって分かれる件(前編)
私が学生時代によく聴いていたバンド
「The Pillows」の代表曲である「Funny Bunny」についてのお話
この曲のサビの「キミの夢が叶うのは誰かのおかげじゃないぜ」という 部分を私とは全く違う解釈をしている方をXで見かけ、非常に面白かったのでお話させていただきたく思います。
「キミの夢が叶うのは誰かのおかげじゃないぜ」
この歌詞を聞いて皆さんはどう思われますでしょうか。
もちろん曲ですから、前後の歌詞があり、文脈があるでしょう。
これに続く歌詞は「風の強い日を選んで走ってきた」です。
「キミの夢が叶うのは誰かのおかげじゃないぜ」
「風の強い日を選んで走ってきた」
大多数の人はこの部分の意味を
「夢が叶うののは誰かのおかげじゃなくて、あなたが頑張ってきたからだ」と捉える人が多いようです。私もずっとそう思っていました。
「風の強い日」というここでの風は、「追い風」ではなく「向かい風」で 辛いことがあっても、あえてそれを選ぶように強く主体的に人生を歩んできたという解釈になるかと思います。
しかし、Xで全く新しい別の解釈をする方を見かけたのです。
誰が投稿したのか、もう数年前なので忘れてしまいましたが、その方は
以下Sさんとしましょう。
「自分の夢が叶うのは自分のお陰だというのは自分勝手すぎる」と まず前置きしたうえで「誰か」のお陰ではなくて「両親や兄弟、友人、今まで仕事上でお世話になった方々」など、「自分をここまで導いてくれた1人1人のお陰なのだ」とポストしていました。
私はこのポストを見て、コペルニクス的転回といいますか、目が丸くなりました。
まさか、この歌詞を「頑張った自分を認めてあげよう」という解釈以外で捉える人がいるなんて全く想像すらしていなかったからです。
このことは私にとって非常にショックで、しばらく呆然としていたのを覚えています。
当たり前ですが、曲に限らずあらゆる物事は受け取る側によって白にも黒にもなります、千差万別の解釈があるわけです。
しかし、大多数はこう考えるという傾向や常識、マジョリティのようなものも当然あると思います。
この解釈は私にとって、非常に興味深く、はっきり言って私には異質に思えましたし、一種の「恐怖」のような感覚を覚えました。
ここまで自分と解釈を異にする方がいるのか・・・と。
この曲の解釈について、理解を深める為に分析していきたいと思います。
要点は以下
「自分の夢が叶うのは自分のお陰だというのは自分勝手なのか」
「Sさんがそのような解釈をしたのは何故なのか」
「私はこの解釈になぜ恐怖を覚えたのか」
次回、この3つについて解説といいますが分析していきたく思います。
