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  • 桐島、部活やめるってよ

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桐島、部活やめるってよ

5つ星のうち4.0 (1,020)

17歳の一瞬のきらめきを描くオムニバス
バレー部の主将桐島が、突然部活をやめた。そのことで、同高校に通う5人の生活に小さな波紋が広がり…。至るところでリンクする17歳の物語。瑞々しい感性が光る第22回小説すばる新人賞受賞作。
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商品の説明

著者について

朝井リョウ(アサイリョウ)

1989年5月生まれ、岐阜県不破郡出身。早稲田大学文化構想学部在学中。2009年、「桐島、部活やめるってよ」で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/2/5
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 本の長さ ‏ : ‎ 208ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4087713350
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4087713350
  • 商品の重量 ‏ : ‎ 281 g
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 41,735位 (本の売れ筋ランキングを見る)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.0 (1,020)

著者について

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カスタマーレビュー

星5つ中4つ
1,020グローバルレーティング
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お客様のご意見

お客様はこの小説について、以下のように評価しています: 読みやすさとリアルさが高く評価されており、不思議な感覚で読み進められる本だと好評です。描写に引き込まれるだけでなく、心理描写が細かいためスマートフォンで読むには適しているようです。一方で、内容については意見が分かれています。高校生の心の内面をリアルに表現できているという指摘や、21世紀の高校生の日常を上手く切り取っているという意見もあります。また、現代的な言葉遣いを文中に用い、現代の若者のリアルさを描けている点も評価されています。
お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません

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38人のお客様が面白さに言及し、29人が肯定的、9人が否定的です
お客様はこの小説について、結構面白く読ませたと評価しています。不思議な感覚で読み進められる魅力があり、惹きつけ続けられる魅力があると感じています。また、ストーリーに自分が参加しているような感覚が得られ、本世界に浸っていたくなるという感想もあります。全体的に、高校生の心情に迫る描写や繊細かつリズミカルな描写が好評です。映画版も話題になったようですが、一部の内容については続きが描かれていないため面白みに欠けるという指摘もあります。
面白いが、自分の周囲の人物を羅列しただけと言ってしまうこともできる。 感性や表現にはうまさを感じるが、全体を通して読んでみると、器用な子なら可能な領域なのではないだろうかと思える。 それぞれの登場人物はとても細かく観察されていて辛辣なほどで確かにおもしろいのだが…。...もっと読む
大絶賛とまではいかないけど、楽しく読めました。今時の高校生ってもっとクールで軽いと思っていましたが、根底にあるものは昭和の時代と少しも変わってないのかも知れません。...もっと読む
前半はなかなか読み慣れなくて、しっくりきませんでしたが、後半の部分でぐぐっとクライマックスにくる場面があり 面白かったですもっと読む
他の方はいろいろ詳しく書いてらっしゃるから、私は感覚的にしか言えませんが、読み終わっての感想は「つまらない」です。最初の一章を読んだ段階で「これは、きつい」と思ったのですが、我慢して最後まで読んでみましたが、結論は変わりませんでした。...もっと読む
14人のお客様が描写に言及し、11人が肯定的、3人が否定的です
お客様はこの本の描写を高く評価しています。描写に引き込まれ、心理描写が細かいと感じています。独特の擬態語やリズミカルな表現も印象的だと好評です。また、世界観の狭さを客観的に見ることができる点も魅力的だと考えています。一方で、物足りないと感じるお客様もいるようです。
...彼の作品は、作中人物の人間関係、心の迷い、個人の心境等の描写が、繊細かつリズミカルであり、惹きつけ続けられる魅力がある。もっと読む
...この本の良いところは、その世界観の狭さを客観的に見れることと、その狭い世界の独特な価値観で「勝ち組」に入っていても内面では劣等感や自分に対するモヤモヤした思いを抱いていたり、「負け組」に位置付けられていてもそれを受け流す強さと人には負けない一面を持っていたり、個人の内面は決して簡単には計り知れない...もっと読む
...友達はオシャレな子か、可愛い子で選んでいた。そのままのことが小説にえがかれていた。だれもいえなかったその時のことを、描写してくれた作品だ。 小説では桐島が部活を辞める理由はバレー部での孤独のように描かれているが、映画では理由は詳しくはわからない。その部分は映画の方がいいと思いました。もっと読む
面白いが、自分の周囲の人物を羅列しただけと言ってしまうこともできる。 感性や表現にはうまさを感じるが、全体を通して読んでみると、器用な子なら可能な領域なのではないだろうかと思える。 それぞれの登場人物はとても細かく観察されていて辛辣なほどで確かにおもしろいのだが…。...もっと読む
12人のお客様が文体に言及し、10人が肯定的、2人が否定的です
お客様はこの本の文体を高く評価しています。丁寧に書き込まれており、繊細な言葉で紡ぎ出されています。軽快な文章の中に潜む現代の若者のリアルや、ほぼ同年代の高校生が書いたことが面白いと感じています。また、流れるような文体が新鮮で、多感な年ごろの気持ちがすんなり入ってくるという声もあります。
...形式はオムニバス的だが微妙にそれぞれが絡んで物語をなしている。 現代的な言葉遣いを文中に用いながら現役の高校生のみならず、かつて高校生だった者にも 「ああ・・ そうだな〜。そんなこともあったっけ。」と思わせるものを持っている。 なかなかの佳作だと思う。...もっと読む
アラフォーおじさんです。 誰もが経験したであろう、感じたであろう、言葉にした事がない、言葉に出来ない感情や景色、青春の1ページを繊細な言葉で紡いで出来上がった本です。これまでに出会った事のないタイプの本でした。もっと読む
...といった準拠集団と自分の比較に悩ませる若者たちの物語でそれがモノローグ+群像劇(これが青春小説を書く朝井氏の基本的なスタイル)で単純ながらも簡潔にまとめられた文体で読ませます。...もっと読む
この手の作風がはやっている印象をもちました。一つの事象が周囲に影響を及ぼす。それらを丁寧に書き込んでます。まずまず面白かったです。もっと読む
6人のお客様がリアルに言及し、5人が肯定的、1人が否定的です
お客様はこの小説について、非常にリアルでドラマティックだと評価しています。女子高生のリアルさを描けており、言葉遣いが今風でリアルだという声があります。また、主人公の桐島くんは小説内から退場したのだろうかという疑問も寄せられています。
...本作も、何か大きな事件が起きるわけではなく、高校生の日常が淡々と描かれるだけなので、非常にリアルであり、なのにとてもドラマティック。そこに構造の美しさが加わった傑作。 こういう読書体験は、なかなかできないと思います。必読です。もっと読む
タイトルの桐島くんは最後まで登場しないので肩透かしを食らった。桐島くんは小説内から退場したのだろうか。 言葉遣いが今風でリアル。短い作品だけれど心理描写は細かい。スマホで読むには丁度いい。ただ逆に言えば少し物足りないかもしれない。映画部と、母親想いの実果の話、が良かった。もっと読む
この小説に出てくる人物の中で、一番核になるのは菊池宏樹と前田涼也だが、物語的でかつリアルな人物として素晴らしいのは、沢島亜矢の話だ。見事に女子高生のリアルさを描けている。何度も読んでしまう引力のようなものが、そこにある。もっと読む
軽快な文章の中に潜む現代の若者のリアルもっと読む
22人のお客様が内容に言及し、14人が肯定的、8人が否定的です
お客様は、この本の内容について意見が分かれています。高校生の心の内面をリアルに表現できていると評価しています。21世紀の高校生の日常を上手く切り取っているという声があります。感性や表現にはうまさを感じており、多感な年ごろの気持ちがすんなり入ってくると感じています。一方で、内容が中学生にはむずかしいとの意見もあります。また、全体的に「自分探しと輝き」がテーマだと感じているお客様もいます。
クラスの中での序列、、、 心でだれもがそれとなく感じてきたであろう想いをはっきりと 言葉に起こしているあたりにははっとさせられ、 雰囲気も出ています。桐島をとりまくいろんな高校生の 視点で語られ、立場が変わると思いもかわるのだという...もっと読む
だいぶ前に話題になっていたよなと思いながら読みました大学生女です。 正直、ごくごくごくごく普通の学生の心情で、新しさがないしハッとすることも特になかったです。 ただ読みやすくはありさらさら読めましたがページをめくる手が止まらないというほどではなかったです。...もっと読む
...本作も、何か大きな事件が起きるわけではなく、高校生の日常が淡々と描かれるだけなので、非常にリアルであり、なのにとてもドラマティック。そこに構造の美しさが加わった傑作。 こういう読書体験は、なかなかできないと思います。必読です。もっと読む
映画がヒットしたことは知っていますが、観ていません。19歳での作家デビュー作ということで、さすがに文体もまだ未熟だけれど、高校生たちがとてもフレッシュ。ただ、ストーリーというものは特になく、数日間の断片が描かれているのみ。これを、どう映画化したのでしょう。もう少し全体の流れが欲しかったです。もっと読む
20人のお客様が読みやすさに言及し、9人が肯定的、11人が否定的です
お客様はこの小説について、読みやすさと構造の美しさを高く評価しています。一見すると意外な展開で、又読み返したいという意見があります。一方で、読み終えるのに苦労する可能性があり、ページをめくる手が止まらないという指摘もあります。また、夕梅いなこの本は読めなかったという声もあります。
本屋の文庫フェアで見つけ、話題の作家であったので購入。 1章のみ読んで諦めてしまった。読了できない本はこれまでほとんどなかったが、続きを読む気にならず。 筆者のメディア露出が多く、その影響で純粋に作品を見ることができなくなってしまったことも大きいのかもしれない。もっと読む
高校生の読書感想文の購入しました♪まだ読んでませんが、映画でも公開しているので、読みやすいのでは、と思います。もっと読む
読みにくいったらありゃしない文体に、感情移入できない内容。おいおい、オレ、こんなのいつまで読むんだよ、とイライラしながら読み進むも途中でギブアップ。 映画で全て補完させていただきました。 この参った文体を、よくもまぁあんなに面白く再構成したもんだよ。もっと読む
...その違和感に気付いたときに、どう行動するのが「自分」らしいか? そんな疑問を投げかけた良い作品だと思います。 非常に読みやすく、中学生でも読みやすい文体なので、高校生だけでなく中学生にもおすすめしたい一冊です。もっと読む
18人のお客様が作品の質に言及し、11人が肯定的、7人が否定的です
お客様はこの小説について、予想以上にいい作品だと評価しています。買って良かった一品であり、噂通りの商品だったという声があります。また、デビュー作のため外せない本だという意見もあります。全体的に、これまでに出会った事のないタイプの本で、これまでに読んだことのないタイプの本だと感じています。一方で、一部のお客様は期待がずれであったという指摘もあります。映画版と比べるとかなり劣る点や、女子主役の章であっても男子っぽい話が展開されたり、総合して好きじゃなかったという意見もあります。
良い本ですもっと読む
...言葉遣いが今風でリアル。短い作品だけれど心理描写は細かい。スマホで読むには丁度いい。ただ逆に言えば少し物足りないかもしれない。映画部と、母親想いの実果の話、が良かった。もっと読む
...その違和感に気付いたときに、どう行動するのが「自分」らしいか? そんな疑問を投げかけた良い作品だと思います。 非常に読みやすく、中学生でも読みやすい文体なので、高校生だけでなく中学生にもおすすめしたい一冊です。もっと読む
映画になっていたのでとりあえず原作読んでみようと。 レビューであまり期待せず、読んだのでが予想以上にいい作品だった。 始めにの「小泉風助」の章は、まあ、こんな感じか、★3位って感じで読んでいたけど 「沢島亜矢」の章から、驚いた。...もっと読む
16人のお客様が物語性に言及し、8人が肯定的、8人が否定的です
お客様は、この本の物語性について意見が分かれています。予想外の内容で面白いと評価しています。宮部実果の章はうまく話をまとめており、沢島亜矢の話も面白く読めたという声があります。一方で、もう少し展開が欲しいという要望もあります。また、中学、高校時代の1学期しか描写されていないため、面白みに欠けるという指摘もあります。
この小説に出てくる人物の中で、一番核になるのは菊池宏樹と前田涼也だが、物語的でかつリアルな人物として素晴らしいのは、沢島亜矢の話だ。見事に女子高生のリアルさを描けている。何度も読んでしまう引力のようなものが、そこにある。もっと読む
...オムニバス小説です。どれかには共感はできるでしょう。 が、それだけです。 じっくりと人物を、物語を深めていくようなものがない。 青春の淡くほろ苦い部分、ケーキのクリームだけを舐めるようなもの。 だから共感できるのでしょう。...もっと読む
意外な展開でした。章立てにする辺り、上手だなあと思いました。又読み返します。もっと読む
...19歳での作家デビュー作ということで、さすがに文体もまだ未熟だけれど、高校生たちがとてもフレッシュ。ただ、ストーリーというものは特になく、数日間の断片が描かれているのみ。これを、どう映画化したのでしょう。もう少し全体の流れが欲しかったです。もっと読む
朝井リョウの文学的感性の高さに脱帽
星5つ中5つ
朝井リョウの文学的感性の高さに脱帽
このほど、なぜか食わず嫌いできてしまった朝井リョウの作品を手にしました。『桐島、部活やめるってよ』(朝井リョウ著、集英社文庫)を読み終えて、感じたことが3つあります。 第1は、どうやっても勝てないライヴァルがいなくなったときの心の動きが生々しく描かれていること。 「俺は嬉しいんだ。桐島がいなくなって」。 第2は、現在の高校ではスクールカーストがどっしりと根を下ろしてしまっていること。 「なんで高校のクラスって、こんなにもわかりやすく人間が階層化されるんだろう。男子のトップグループ、女子のトップグループ、あとまあそれ以外。ぱっと見て、一瞬でわかってしまう」。 「高校って、生徒がランク付けされる。・・・大きく分けると目立つ人と目立たない人。運動部と文化部。上か下か。目立つ人は目立つ人と仲良くなり、目立たない人は目立たない人と仲良くなる。目立つ人は同じ制服でもかっこよく着られるし、髪の毛だって凝っていいし、染めていいし、大きな声で話していいし笑っていいし行事でも騒いでいい。目立たない人は、全部だめだ」。 第3は、スクールカーストの下位の者でも、好きで打ち込めるものを持っていれば「ひかり」を放つことができること。 「どこか広い世界へと続く扉が開くように、前田の目が開いた。そのとき俺は、ひかりを感じた。開いた扉の向こう側からこぼれ出てくるひかりを感じた。・・・撮影、という言葉を聞いたとき、前田の表情はスポットライトを浴びたようにひかった。自分しか浴びることのできないスポットライトを思いっきり浴びて、前田は嬉しそうに目を開いた。見たことのない表情だった。俺はあのふたりが、教室の片隅で肩身狭そうに雑誌を読んでいる姿しか、見たことがなかった。できるだけ目立たないように、誰の目にも留まらないように、雑誌を広げてあいつらにしかわからないような話をしている姿しか、見たことがなかった」。 作者についても一言。朝井の文学的感性の高さには脱帽あるのみです。 「人間関係は硝子細工に似ている。見た目はとてもきれいで、美しい。太陽の光を反射して、いろいろな方向に輝きを飛ばす。だけれど指でつっついてしまえばすぐに壊れるし、光が当たればそこら中に歪んだ影が生まれる。そんなもんだよな、と私は思う」。 「弾けもしないピアノの椅子に座って、私はポーンと鍵盤を叩いてみる。高いラの音が、音楽室の中で迷子になる。志乃よりも少し短くて少し太い脚をぶらぶらさせながら、ラの音が完全に消えてなくなるのを待った」。 「歩きなれた音楽室への廊下に、ぽっかりと浮かんでいる、私の嘘」。 17歳の高校2年生5人の語りで物語が構成されていて、その語りの中でしか桐島は登場しないというのも、朝井だから可能な力業ですね。
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日本からのトップレビュー

  • 星5つ中5つ
    「青春文学」の衣装を纏った、構造主義文学の傑作
    2026年5月13日に日本でレビュー済み
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    「青春文学」ならではの物語性や人物の細やかな心理描写と、構造主義を両立させた稀有な作品。とてつもない傑作だと思います。

    舞台は、地方のある高校。登場人物は、そこに通う2年生たち。描かれるのは、彼らの生活、イデオロギー、ヒエラルキー、個々の感情。

    微妙なパワーバランスのもとで成立しているそれらの状況が、「男子バレー部キャプテンの桐島が部活をやめた」という唯一の事実によって生じた波紋により、歪み、変わっていく。

    作品は、連作短編の形態をとっていますが、読み進めるごとに、そういった構造の変化の網目が、徐々に細かくなっていきます。

    そして、最後に「桐島が部活をやめた」ことにより、高校という一世界の構造が、どう変わったか、それが読者にはすべて明るみとなります。(登場人物たちは自分の周囲以外のことは知らない。)

    「桐島」本人は、実際にこの物語に登場はしません。野球部の幽霊部員、吹奏楽部の部長、映画部員、ソフトボール部員、そして桐島のいなくなったバレー部の部員、スクールカースト最上位の生徒たち...こういった登場人物たちの「桐島、部活やめたってよ」という会話に登場するのみです。

    高校生活は、それ自体がドラマ。それをきちんと丁寧に掬い上げ、物語として成立させています。

    本作も、何か大きな事件が起きるわけではなく、高校生の日常が淡々と描かれるだけなので、非常にリアルであり、なのにとてもドラマティック。そこに構造の美しさが加わった傑作。

    こういう読書体験は、なかなかできないと思います。必読です。

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  • 星5つ中4つ
    いいです
    2026年3月31日に日本でレビュー済み
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    4人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中3つ
    青春小説?
    2026年2月23日に日本でレビュー済み
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    高校が舞台ということで、自分の高校生時代を思い出しつつ読んだが、ちょっと自分とは違うなぁという感じ。あんまり覚えていないというのもあるけれども。

    10代の人々って、こんな感じが一般的なのかな、今も昔も。周りとの調和を意識してしまうのは、日本独特なのかもしれない。このような状況が日本の多くの学校で存在するだろうことはわからなくもないが、日本の縮図みたいだな。

    7人のユーザーが役に立ったと感じています
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    最近の高校生は大変だ
    2023年12月3日に日本でレビュー済み
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    朝井りゅうさんの本を読んでいましたが、夕梅いなこの本は読めてませんでした。高校生の話と言う事で手に取れてませんでした、

    とても、面白く読めましたが、最近の高校生は大変だなーってのが一バッbでした

    通りすぎた時間だからそー思えるのか

    自身がこの年齢のときはそれなりに大変だったのかもしれません

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  • 星5つ中4つ
    時代が変わっても青春は変わらないと思うと共に、
    2026年2月9日に日本でレビュー済み
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    今より少し前の高校生の心情を描いた小説です。高齢者の私にとって、同じだなぁ〜と思う話題と化粧やルーズソックスで、目立つ事に心配りを怠り無くする子達。

    いろんな子の心模様のオムニバス構成。

    映画化など話題になっていたので読みました。が、高校時代を少し懐かしく思い出しました。

    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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    朝井リョウの文学的感性の高さに脱帽
    2026年4月13日に日本でレビュー済み
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    このほど、なぜか食わず嫌いできてしまった朝井リョウの作品を手にしました。『桐島、部活やめるってよ』(朝井リョウ著、集英社文庫)を読み終えて、感じたことが3つあります。

    第1は、どうやっても勝てないライヴァルがいなくなったときの心の動きが生々しく描かれていること。

    「俺は嬉しいんだ。桐島がいなくなって」。

    第2は、現在の高校ではスクールカーストがどっしりと根を下ろしてしまっていること。

    「なんで高校のクラスって、こんなにもわかりやすく人間が階層化されるんだろう。男子のトップグループ、女子のトップグループ、あとまあそれ以外。ぱっと見て、一瞬でわかってしまう」。

    「高校って、生徒がランク付けされる。・・・大きく分けると目立つ人と目立たない人。運動部と文化部。上か下か。目立つ人は目立つ人と仲良くなり、目立たない人は目立たない人と仲良くなる。目立つ人は同じ制服でもかっこよく着られるし、髪の毛だって凝っていいし、染めていいし、大きな声で話していいし笑っていいし行事でも騒いでいい。目立たない人は、全部だめだ」。

    第3は、スクールカーストの下位の者でも、好きで打ち込めるものを持っていれば「ひかり」を放つことができること。

    「どこか広い世界へと続く扉が開くように、前田の目が開いた。そのとき俺は、ひかりを感じた。開いた扉の向こう側からこぼれ出てくるひかりを感じた。・・・撮影、という言葉を聞いたとき、前田の表情はスポットライトを浴びたようにひかった。自分しか浴びることのできないスポットライトを思いっきり浴びて、前田は嬉しそうに目を開いた。見たことのない表情だった。俺はあのふたりが、教室の片隅で肩身狭そうに雑誌を読んでいる姿しか、見たことがなかった。できるだけ目立たないように、誰の目にも留まらないように、雑誌を広げてあいつらにしかわからないような話をしている姿しか、見たことがなかった」。

    作者についても一言。朝井の文学的感性の高さには脱帽あるのみです。

    「人間関係は硝子細工に似ている。見た目はとてもきれいで、美しい。太陽の光を反射して、いろいろな方向に輝きを飛ばす。だけれど指でつっついてしまえばすぐに壊れるし、光が当たればそこら中に歪んだ影が生まれる。そんなもんだよな、と私は思う」。

    「弾けもしないピアノの椅子に座って、私はポーンと鍵盤を叩いてみる。高いラの音が、音楽室の中で迷子になる。志乃よりも少し短くて少し太い脚をぶらぶらさせながら、ラの音が完全に消えてなくなるのを待った」。

    「歩きなれた音楽室への廊下に、ぽっかりと浮かんでいる、私の嘘」。

    17歳の高校2年生5人の語りで物語が構成されていて、その語りの中でしか桐島は登場しないというのも、朝井だから可能な力業ですね。

    朝井リョウの文学的感性の高さに脱帽
    星5つ中5つ
    朝井リョウの文学的感性の高さに脱帽
    2026年4月13日に日本でレビュー済み

    このほど、なぜか食わず嫌いできてしまった朝井リョウの作品を手にしました。『桐島、部活やめるってよ』(朝井リョウ著、集英社文庫)を読み終えて、感じたことが3つあります。

    第1は、どうやっても勝てないライヴァルがいなくなったときの心の動きが生々しく描かれていること。

    「俺は嬉しいんだ。桐島がいなくなって」。

    第2は、現在の高校ではスクールカーストがどっしりと根を下ろしてしまっていること。

    「なんで高校のクラスって、こんなにもわかりやすく人間が階層化されるんだろう。男子のトップグループ、女子のトップグループ、あとまあそれ以外。ぱっと見て、一瞬でわかってしまう」。

    「高校って、生徒がランク付けされる。・・・大きく分けると目立つ人と目立たない人。運動部と文化部。上か下か。目立つ人は目立つ人と仲良くなり、目立たない人は目立たない人と仲良くなる。目立つ人は同じ制服でもかっこよく着られるし、髪の毛だって凝っていいし、染めていいし、大きな声で話していいし笑っていいし行事でも騒いでいい。目立たない人は、全部だめだ」。

    第3は、スクールカーストの下位の者でも、好きで打ち込めるものを持っていれば「ひかり」を放つことができること。

    「どこか広い世界へと続く扉が開くように、前田の目が開いた。そのとき俺は、ひかりを感じた。開いた扉の向こう側からこぼれ出てくるひかりを感じた。・・・撮影、という言葉を聞いたとき、前田の表情はスポットライトを浴びたようにひかった。自分しか浴びることのできないスポットライトを思いっきり浴びて、前田は嬉しそうに目を開いた。見たことのない表情だった。俺はあのふたりが、教室の片隅で肩身狭そうに雑誌を読んでいる姿しか、見たことがなかった。できるだけ目立たないように、誰の目にも留まらないように、雑誌を広げてあいつらにしかわからないような話をしている姿しか、見たことがなかった」。

    作者についても一言。朝井の文学的感性の高さには脱帽あるのみです。

    「人間関係は硝子細工に似ている。見た目はとてもきれいで、美しい。太陽の光を反射して、いろいろな方向に輝きを飛ばす。だけれど指でつっついてしまえばすぐに壊れるし、光が当たればそこら中に歪んだ影が生まれる。そんなもんだよな、と私は思う」。

    「弾けもしないピアノの椅子に座って、私はポーンと鍵盤を叩いてみる。高いラの音が、音楽室の中で迷子になる。志乃よりも少し短くて少し太い脚をぶらぶらさせながら、ラの音が完全に消えてなくなるのを待った」。

    「歩きなれた音楽室への廊下に、ぽっかりと浮かんでいる、私の嘘」。

    17歳の高校2年生5人の語りで物語が構成されていて、その語りの中でしか桐島は登場しないというのも、朝井だから可能な力業ですね。

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  • 星5つ中3つ
    青春だなあ。
    2022年5月25日に日本でレビュー済み
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    映画がヒットしたことは知っていますが、観ていません。19歳での作家デビュー作ということで、さすがに文体もまだ未熟だけれど、高校生たちがとてもフレッシュ。ただ、ストーリーというものは特になく、数日間の断片が描かれているのみ。これを、どう映画化したのでしょう。もう少し全体の流れが欲しかったです。

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  • 星5つ中5つ
    甘酸っぱい
    2023年12月23日に日本でレビュー済み
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    高校時代、確かにこういうような時間が流れていたな。

    登場人物の誰にでも自分が混ざっているような不思議な感覚で読み進めていった本でした。

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