USD 6.90
ポイント: 33pt  (3%)  詳細はこちら
配送料 USD 18.25 10月5日 月曜日にお届け
詳細を見る
または 最も早い配送 9月28日 月曜日にお届け(2 時間 44 分以内にご注文の場合) 詳細を見る
在庫あり。 在庫状況について
USD USD 6.90 () 選択したオプションを含めます。 最初の月の支払いと選択されたオプションが含まれています。 詳細
価格
小計
USD USD 6.90
小計
初期支払いの内訳
レジで表示される配送料、配送日、注文合計 (税込)。
出荷元 / 販売元
ギフトオプション
レジで利用可能
レジで利用可能 この商品はギフトです。変更
レジで、カスタムメッセージ、簡単返品のギフト領収書を追加して、商品をギフト包装することができます
支払い方法
お客様情報を保護しています
お客様情報を保護しています
Amazonはお客様のセキュリティとプライバシーの保護に全力で取り組んでいます。Amazonの支払いセキュリティシステムは、送信中にお客様の情報を暗号化します。お客様のクレジットカード情報を出品者と共有することはありません。また、お客様の情報を他者に販売することはありません。 詳細はこちら
次に追加されました:

申し訳ありません。問題が発生しました。

ウィッシュリストの取得中にエラーが発生しました。もう一度やり直してください。

申し訳ありません。問題が発生しました。

リストを利用できません。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

  • フェミニズムってなんですか? (文春新書 1361)

著者をフォロー

新刊とおすすめタイトルの情報を入手
何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

フェミニズムってなんですか? (文春新書 1361)

5つ星のうち4.3 (130)

{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"USD 6.90","priceAmount":6.90,"currencySymbol":"USD","integerValue":"6","decimalSeparator":".","fractionalValue":"90","symbolPosition":"left","hasSpace":true,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"XG%2FMLczX74ldOiQMG1BQaLQ6LFZXNDV45pu90W3u9l8iV7bFg%2BpiyOFm9sqsKcmisJxdDwv5mWESlmTTPsqsQlf7NQa4u64iIwpC40u0LmYEaBxUmI7S5LIQE6jwkUtIajKgALI%2F6Xs%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}

購入オプションとあわせ買い

性差別のない21世紀を実現するために。
フェミニズムを様々なトピックで学ぶ必携の一冊!

* * *

女性たちが日以上生活の中で、「あれ?」と疑問に思うこと、
何気ない言葉や行為に抵抗を覚えること。
それはフェミニズムのきっかけになります。
「私が我慢すれば」と抑えこんでいた怒りや不満を、
いつかどこかにぶつけたくなるかもしれません。
でも、誰に、どうやってぶつけたらいいのか?
それを考えるためのヒントをくれるのが、フェミニズムです。

エッセンシャルワーカーとケア
オリンピックとセクシズム
インターセクショナリティ
Black Lives Matter
性と身体
中絶と性暴力
LGBTQ∔
#MeToo

フェミニズムの視点を身に着ければ、世界の見え方が変わる!


フェミニズムの歴史を読み解き、
物事を一歩引いて眺める視点を与えてくれる一冊
――芥川賞作家・李琴峰推薦

* * *



最大10%ポイント還元:
紙書籍 まとめ買いキャンペーン
スポンサー

よく一緒に購入されている商品

対象商品: フェミニズムってなんですか? (文春新書 1361)
USD6.90
在庫あり。
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
+
USD6.20
残り19点(入荷予定あり)
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
+
USD6.62
残り14点(入荷予定あり)
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
総額: $00
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計: pt
詳細
追加されました
これらの商品のうちのいくつかが他の商品より先に発送されます。
一緒に購入する商品を選択してください。

出版社より

フェミニズム
フェミニズムってなんですか?

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋
  • 発売日 ‏ : ‎ 2022/5/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 本の長さ ‏ : ‎ 256ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4166613618
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4166613618
  • 商品の重量 ‏ : ‎ 1 g
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.9 x 1.3 x 17.3 cm
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 201,064位 (本の売れ筋ランキングを見る)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.3 (130)

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
清水 晶子
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

著者の本をもっと見つけたり、似たような著者を調べたり、おすすめの本を読んだりできます。

スポンサー

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
130グローバルレーティング
スポンサー

お客様のご意見

お客様はこの入門書について、きっかけになる本だと評価しています。優れた思想戦を遂行し、対談が興味深いと感じています。また、読み応えがあり、入門用として良い本だと感じているようです。特に、フェミニズムに関心がある人にとってはそれなりに良い入門書になると評価されています。
お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません

選択して詳細を見る

7人のお客様が入門書に言及し、7人が肯定的、0人が否定的です
お客様はこの本について、フェミニズムの入門書として高く評価しています。優れた思想戦を遂行し、人それぞれのフェミニズムがあるという言葉に説得力があると感じています。対談も興味深いと好評です。重要な指摘が詰まっており、初心者向けの本ではないものの、フェミニズムに関心を持つ人にとっては読み応えのある本だと感じているようです。
本当に広い視野で物を見て書かれてらっしゃる本だな、と感じました。 なので、人それぞれのフェミニズムがある、と言う言葉に説得力があります。 世間的にどういった立ち位置でフェミニズムを関心を持っているか、...もっと読む
...この手の本を読む人の多くは、読む前からフェミニズムに関心があり、どちらかと言えば肯定的な視点で読むと思うので、そういう人にとってはそれなりに良い入門書になると思う<br /><br />ただ、逆の視点というか、いわゆるツイフェミなどと呼ばれる迷惑系フェミニスト(?)...もっと読む
フェミニズム/ジェンダーについて述べている本で、はじめてほとんど違和感なく最後まで読めた本。重要な指摘がとても詰まっている。 ただ、インターセクショナリティの説明は分かりづらかった。...もっと読む
フェミニズムの入門にあたる知識をしっかり押さえつつ、完全に初心者向けの本というわけでなく、フェミニズムに今まで触れてきた人にとっても読み応えのある本だと思います。もっと読む
5人のお客様が読みやすさに言及し、4人が肯定的、1人が否定的です
お客様はこの本について、読み応えのある本だと評価しています。入門用として良い本だと感じる一方で、フェミニズムに詳しくない人にも適していると考えています。対談も興味深いと感じています。
...持って行こう、というきっかけになる本だと感じました。男性女性問わず、ちょっとでも フェミニズムに関心を持ったら、読んでもらいたい本です。もっと読む
フェミニズムの入門にあたる知識をしっかり押さえつつ、完全に初心者向けの本というわけでなく、フェミニズムに今まで触れてきた人にとっても読み応えのある本だと思います。もっと読む
入門用としては良い本だと思う。対談も興味深い。著者にはいずれ本格的なフェミニズムの本を書いてほしい。もっと読む
...このような記述は、「わかりやすく」、大学の単位取得のための参考書としては役に立つのかもしれないが、自分の人生に迷って真剣な期待を持つ人にはお勧めできないもっと読む

日本からのトップレビュー

  • 星5つ中5つ
    フェミニズムの入門でありながら熟成した本
    2024年3月16日に日本でレビュー済み
    Brief content visible, double tap to read full content.
    Full content visible, double tap to read brief content.

    フェミニズムの入門にあたる知識をしっかり押さえつつ、完全に初心者向けの本というわけでなく、フェミニズムに今まで触れてきた人にとっても読み応えのある本だと思います。

    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    フィードバックを送信中...
    フィードバックをお寄せいただきありがとうございます。
    フィードバックを送信中...
    ありがとうございます。数日中に調査いたします。

    コミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。

  • 星5つ中5つ
    本当に広い視野で物を見て書かれている
    2022年8月28日に日本でレビュー済み
    Brief content visible, double tap to read full content.
    Full content visible, double tap to read brief content.

    本当に広い視野で物を見て書かれてらっしゃる本だな、と感じました。

    なので、人それぞれのフェミニズムがある、と言う言葉に説得力があります。

    世間的にどういった立ち位置でフェミニズムを関心を持っているか、

    人それぞれだと思うのですが、何かしら共感できたり、もっとフェミニズムに関心を

    持って行こう、というきっかけになる本だと感じました。男性女性問わず、ちょっとでも

    フェミニズムに関心を持ったら、読んでもらいたい本です。

    13人のユーザーが役に立ったと感じています
    フィードバックを送信中...
    フィードバックをお寄せいただきありがとうございます。
    フィードバックを送信中...
    ありがとうございます。数日中に調査いたします。

    コミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。

  • 星5つ中4つ
    必読書…ではあるが
    2022年5月26日に日本でレビュー済み
    Brief content visible, double tap to read full content.
    Full content visible, double tap to read brief content.

    フェミニズム/ジェンダーについて述べている本で、はじめてほとんど違和感なく最後まで読めた本。重要な指摘がとても詰まっている。

    ただ、インターセクショナリティの説明は分かりづらかった。「足し算」でも「交差点」でもない、と(著者によれば)通俗的な見解を否定するものの、著者がそれに代わって提示するインターセクショナリティはどのようなものなのか、それが通俗的な見解とどう異なるのかが分かりづらかった。ここの記述は特に楽しみにして手に取ったので、星4つ。

    16人のユーザーが役に立ったと感じています
    フィードバックを送信中...
    フィードバックをお寄せいただきありがとうございます。
    フィードバックを送信中...
    ありがとうございます。数日中に調査いたします。

    コミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。

  • 星5つ中5つ
    フェミニズムに関する歴史やその内容を理解する為に最適な評論
    2022年6月19日に日本でレビュー済み
    Brief content visible, double tap to read full content.
    Full content visible, double tap to read brief content.

    女性学者の方のフェニミズムに関する評論。

    フェミニズムに関する考え方、その歴史、今現在のムーブメントを通して、今やこれからのフェミニズムがどうあるべきかを探った内容になっております。

    端的に要約すると、男性中心の社会制度や考え方を変革し、女性が主体的の言いたい事が言える、生きられる社会にする考え方、行動等で宜しいでしょうか(違ったらすいません)。

    私自身は中年の野郎なで、尚且つ女性の知り合いも少なく、あまりここに書かれている事を身近に感じた事がないもので、そういう人間が似非リベラルぶって諸手を挙げて賛同します、とか言っても嘘くさい事夥しいと思うので、本書を読んだ率直な感想のみを書き込みたいと思います。

    まず、こういう活動や言説や考え方が普及するのに、キリスト教の暦で、2000年くらい掛かったのかが、気になりました。昔は携帯電話やインターネットがなく、同性に恋愛の情を感じたり、性的な感情の全くない性向の人がいても、異常や病気という偏見や差別があったので、そういう人が集まって連帯しにくかったという事情がありますが、それでもこういう考え方が普及するまで、長い時間が掛かった事に、過去の人類の営為に問題があり、マルチメディアの急速な進化でもまだ結構理解されるまで時間が掛かりそうだと思いました。

    次にセックス・ワーカーに関する所で思ったのですが、普段人にする行為として恥ずかしい事なので、そういう事を仕事にしている人がふしだら、堕落した人という考え方があったのも真実だと思います。ここに書いてある通り、ある一定の時間だけサービスを提供するのがセックス・ワークで、こういう仕事が天職の人もいると思うので、よくない仕事として一括りにして批判したり偏見を持ったりするのもまずいかも。

    人口妊娠中絶に関する所では、生むか生まないかを決めるのは女性の主体性に属する、という部分にその通りだと思いますが、個人的には生む前の段階、セックスについての事で意図しないで妊娠しない様にするのが理想に思えました。中絶するにしろ、生むにしろ、対象の生命を持った人が一番迷惑を被ると思うので。対談されている作家の李さんの作品で生まれるか生まれないかの決定をその人自身が決めていい、という世界が舞台の小説があるそうですが、そういう風に出来たら私は生まないで、と頼んだかも(嫌な事ばかりで金かかってしょうがないし、こういう事を言うと人間としておかしいと批判されて、言論・良心の自由も担保されてないしで)。

    通読して思った事が、女性が男性よりも肉体的に劣る場合が多かったので、中々自己主張出来ず、しても暴力で制圧、弾圧された歴史があったらしいという事で、2000年掛かって、そういう社会を変革する為に声を挙げ始めた女性が多く、マルチメディアの進化で行動や発言をしやすくなった、という現状でした。これを読む前に「母親になって後悔している」というノンフィクションを読んだのですが、そこでもあまり母親になりたくなかった女性の告白が赤裸々に語られておりましたが、今やっと真のフェミニズムが実現する端緒が始まった様に見えます。現実に制度や考え方が変わるまで更に時間が掛かるかもしれませんが、今からでもする価値はあると思います。

    フェミニズムに関する歴史やその内容を理解する為に最適な評論。是非ご一読を。

    蛇足ですが、学生時代小柄だった性で、怖い女子からいじめられたりして、場合によっては女性よりも弱い男もいるという事を付け加えておきます。

    29人のユーザーが役に立ったと感じています
    フィードバックを送信中...
    フィードバックをお寄せいただきありがとうございます。
    フィードバックを送信中...
    ありがとうございます。数日中に調査いたします。

    コミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。

  • 星5つ中3つ
    いずれ本格的な一冊を
    2022年11月19日に日本でレビュー済み
    Brief content visible, double tap to read full content.
    Full content visible, double tap to read brief content.

    入門用としては良い本だと思う。対談も興味深い。著者にはいずれ本格的なフェミニズムの本を書いてほしい。

    5人のユーザーが役に立ったと感じています
    フィードバックを送信中...
    フィードバックをお寄せいただきありがとうございます。
    フィードバックを送信中...
    ありがとうございます。数日中に調査いたします。

    コミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。

  • 星5つ中5つ
    フェミニズムの「今の課題」と格闘する
    2022年6月23日に日本でレビュー済み
    Brief content visible, double tap to read full content.
    Full content visible, double tap to read brief content.

    現代日本のフェミニズムは、思想状況として非常に複雑な局面になっており、何と何が対立し、どこが本当の問題なのかがよく見えなくなっている。その理由は、(1)LGBTなど「インターセクシュアル」な問題群が前景化した、(2)インターネットによってセクシュアリティの在り方やセクシュアリティの言説が「表現」されるようになった、ことが挙げられる。しかもこの二つは連動している。本書は、インターセクシュアリティ、そして黒人差別などとも「重なる」インターセクショナリティの視点に立つ分析であると同時に、それをジェンダー論として理論化しようと格闘しているという点で、価値の高い本である。セックスワークをどう捉えるか、「中絶」をどう捉えるか、人間の「自立/依存」関係をどう捉えるか等、いずれも倫理学の難問中の難問で、おそらく正解は存在しない。問題の対立局面がここまで煮詰められてしまうと、ある意味でカントのアンチノミーのような状況になっており、誰もが満足する解答は存在しない。著者と三人の女性対談者は、そのような現在の課題とそれぞれ格闘していることが、ひしひしと伝わってくる。私は、李琴峰と著者との対談に眼を開かれる思いがした。インターセクシュアリティ、そしてインターセクショナリティの問題は、「多数派ではない人々の身体経験やそこから紡がれる言葉をどのように共有し理解してゆくのか。そもそも共有したり理解したりできるのか。・・・実際には色々な局面で、なんて難しい作業だろうと思うことが多い」(清水、p235)。どこまで行っても「居心地の悪さ」を完全に無くすことはできず、そこから逃げるか、「そこに踏みとどまる」かしかないのだが、「居心地が悪いところに踏みとどまれるのは、その場を受け入れる余裕があることで、それはとても難しいと思います」(李、p241)。「私たちはどうやって居心地の悪さに踏みとどまれるのか、その条件について考えるべきだと思います」(清水、p242)。「深いレベルまで考えていくほどに、何が正しいのか分からなくなる。結局、コミュニティの構成員がそれぞれ「これがいい」と考える方向に向かって努力するしかない」(清水、p234)。何が問題の解決なのかということ自体が「人それぞれ」に異なるのだから、結局、明解ですっきりした答というものは存在しない。そのような問題に向き合っていることを自覚し、「それぞれが、これがいいと思える」状況を少しでも作り出すことが唯一可能な「解決」だとすれば、その解決は「人それぞれ」になるだろう。万人に共通の解はなく、ある人々にはAという、別の人々にはBという、それぞれ異なる小さな「解」を割り振るしかない。

    清水と李の対談で明確になったのは、「アイデンティティをめぐる政治」の問題としてのジェンダー問題は、結局、オースティンの言う「言語行為」の問題になることである。つまりヘイト「スピーチ」と同様、ジェンダー「差別」とは他者の人格を傷付ける「言語行為」なのだ。我々がどのような戦場にいるのかを理解することは、戦うための重要な要素である。ジュディス・バトラーも問題を言語行為の問題と考えているし、その点では、清水や李もジェンダー理論家として、正しい立場と戦略に立っていると私は思う。李が繰返し嘆いているように、SNSにおける戦いが泥仕合になってしまうのは、デリダが「引用」という概念で明らかにした言語の本性と運命にもとづいている。どんな発話も、発話者のコンテクストと聴き手のコンテクストは異なるから、同じ文章でも発話者の意図とは異なる意味が立ち現れてしまう。他者の書いた文章を読むこと自体が、すでに私による「引用」なのだ。「差別」の問題を理解するには、言語の「引用性」の自覚が欠かせない。あと一つ、本書では言われていないが、ロールズのいう「公共財としての自尊心」という価値をはっきり打ち出すと、さらによいのではないか。「良い社会」とは誰もが「自尊心」を持って生きられる社会である。女性を含めたセクシャルマイノリティーが「自尊心をもてない」ことこそが最大の問題なのだから、そこを強く打ち出すこともできるはずだ。ともあれ、本書は、問題状況の全体をつねに視野に入れようとする点で、優れた思想戦を遂行しており、「哲学の戦場」(カント)を思わせる好著である。

    13人のユーザーが役に立ったと感じています
    フィードバックを送信中...
    フィードバックをお寄せいただきありがとうございます。
    フィードバックを送信中...
    ありがとうございます。数日中に調査いたします。

    コミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。

  • 星5つ中5つ
    多くの“気付き”を得れる
    2024年4月7日に日本でレビュー済み
    Brief content visible, double tap to read full content.
    Full content visible, double tap to read brief content.

    標題をそのまま鵜呑みにして“フェミニズム”について知りたいという人にとっては少し肩透かしをくらうかもしれない内容です。

    しかしながら、我々人類が長い歴史の中で人の容姿や生物学的性別、社会役割的性別、性自認、恋愛対象の性について、差別や偏見に基づいた多くの事象が記載されています。どの章から読んでも理解可能で、著者の3名の対談だけを読んでも多くの“気付き”を得る事ができました。

    2人のユーザーが役に立ったと感じています
    フィードバックを送信中...
    フィードバックをお寄せいただきありがとうございます。
    フィードバックを送信中...
    ありがとうございます。数日中に調査いたします。

    コミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。

  • 星5つ中4つ
    12章、11章後半、16章後半、対談Ⅲの表現の自由がたいへん面白い。
    2022年5月25日に日本でレビュー済み
    Brief content visible, double tap to read full content.
    Full content visible, double tap to read brief content.

    今月の新刊新書は○○とか、✕✕とか、△△とか、重量感のある大作が並び、緊張の読書の日々が続いているが、気分転換にこの本を開いてみたら、たいへん読みやすくて、2時間ちょっとで読めてしまった。

    VOGUEのオンラインサイトの連載に加筆修正した本で、序文も本文も女性読者を想定して書かれているので、男性読者の感想など余計なお世話のようにも思えるが、一応980円+税の入場料は支払ったので、ちょっとだけ、書かせていただこう。

    ○テーマが16あり、1テーマが7頁から13頁ぐらい。短いので読みやすい。

    ○対談が3本あり、こちらはちょっと長い。

    ○第11章の結婚の不都合な真実の後半部分、第12章のセックスワーカー論、第16章後半の依存の受容論、対談Ⅲのうちの表現の自由論はたいへんたいへん面白かった。

    蛇足

    ○第4章ガールパワーもなかなか面白い。

    22人のユーザーが役に立ったと感じています
    フィードバックを送信中...
    フィードバックをお寄せいただきありがとうございます。
    フィードバックを送信中...
    ありがとうございます。数日中に調査いたします。

    コミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。