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1954年1月29日、北海道帯広に生まれる。愛知県立芸術大学日本画科中退。1975年「鋼鉄のクイーン」でマンガ家デビュー。平成20年度文化庁メディア芸術祭でマンガ部門優秀賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア〈中篇〉』(ISBN-10:4199080058)が刊行された当時に掲載されていたものです)
冒頭の初期作品「落雷」。絵は今とはまったく異なりますが、「原爆のことをわすれてしまったり 知らないふりをする… 日本人のほうが腹がたつわ!」という女性の言葉は強烈でした。40年近く昔の作品なのに、当時にしてこんな風に考えておられたとは!
「暁の狩人」は、原始時代が舞台設定ですがツッコミどころ満載で(女性の髪形がイマドキ、主人公の男性には髭が一本もないしイマドキのヘア、猛吹雪なのに女性たちが半裸)別の意味で面白かったです。
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星野之宣さんの12年にわたる、短編をのせた本です。
中でも「海の牙」はおすすめ。
星野先生のファンなら、読んでおくべき傑作です。
しかも、これは長編「ブルー・シティー」への序曲となる漫画です。
「イワン・デジャビュの1日」「アリス」は、とっても不思議な漫画です。
単にSFとは言っていられない、奥の深さを感じます。
収録されている5作品は12年間の開きがあり、「あとがき」で星野氏も述べているように画風の変遷が見て取れる。しかしテーマは一貫してSFであり、氏の心意気が変わらないことを確認できる。
「落雷」「海の牙」「暁の狩人」「アリス」「イワン・デジャビュの一日」が収録されているが、同じSFでもテーマは多岐に渡り、星野氏の懐の深さを感じる。
「アリス」は珍しく随所に絵的な遊びが見られるが、実はそれが物語の重要な伏線であり、テーマは非常にシリアス。
表題作はソルジェニーツィンの「イワン・デニーソヴィッチの一日」のもじりでしょうが、同じような国家を舞台とした、重く、考えさせる作品です。「海の牙」と共に親子の関係を描いていますが、本作での父親の気持ちの表現は非常に優れています。SFのストーリーと共に、ドラマとしても良くできていると思います。