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  • アヒルと鴨のコインロッカー

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アヒルと鴨のコインロッカー

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ボブ・ディランはまだ鳴っているんだろうか?

引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は――たった1冊の広辞苑!? そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ! 清冽な余韻を残す傑作ミステリ。第25回吉川英治文学新人賞受賞。
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出版社より

アヒルと鴨のコイロッカー

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東京創元社
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/12/21
  • 版 ‏ : ‎ 文庫
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 本の長さ ‏ : ‎ 384ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4488464017
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4488464011
  • 商品の重量 ‏ : ‎ 1 g
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 5,180位 (本の売れ筋ランキングを見る)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.2 (2,041)

著者について

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伊坂 幸太郎
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1971(昭和46)年千葉県生れ。

1995(平成7)年東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。

2002年刊行の『ラッシュライフ』が各紙誌で絶賛され、好評を博す。2003年に発表した『重力ピエロ』は、ミステリファン以外の読者からも喝采をもって迎えられ、一気に読者層を広げた。また『重力ピエロ』で、1970年代生れとしては、初の直木賞の候補となる。

2004年『チルドレン』、2005年『グラスホッパー』、2006年『死神の精度』が直木賞候補に。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞受賞。洒脱なユーモアと緻密な構成で読む者を唸らせ、近年稀にみる資質の持ち主として注目を浴びている。

2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞と山本周五郎賞を受賞した。

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カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
2,041グローバルレーティング
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お客様のご意見

お客様はこの小説について、以下のような評価をしています: 圧倒的な魅力を持って読ませてくれる作品だと感じています。 伊坂作品が好きな方は楽しめるとの声が多くあります。 一方で、ストーリー展開に関しては意見が分かれています。 冒頭からどんどん引き込まれ、離れられない魅力があると好評です。 感情移入も強烈で、心にしっとりと残る作品だと評価されています。 特に、隣人の真実を知った辺りからサスペンス的な要素が出てきて、物語に引き込まれたという声もあります。 一方で、話のテンポや内容については不満の声があります。 話自体が面白くなく生理的に無理だという指摘もあります。 全体的に読みやすさが高く評価されており、まず読むべき本だと言及されています。
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50人のお客様が面白さに言及し、36人が肯定的、14人が否定的です
お客様はこの小説について、以下のような評価をしています: 圧倒的な魅力を持って読ませてくれると好評です。伊坂作品が好きな方には楽しめると思います。小説ならではの展開でおもしろく、一気読み必至だと感じています。また、個性のある人物像が描かれており、小説ならではの展開でおもしろいと感じているようです。一方で、映画化は難しいという指摘もあります。
クライマックスのどんでん返しが良かったです。楽しめました。面白かったですもっと読む
おもしろいです。もう一度最初から詠みます。物を見る目が違う 事を思い知らされました。もっと読む
最後まで面白さを感じなかった これは自分に向いていない作品ということでしょうもっと読む
面白い。 タイトルがまた良い。 伊坂さんが売れているわけがよくわかった。 この作品は伏線のことがあり映像化は難しい気がする。 映画はまだ見ていないが、あえて映画化に挑戦したのなら 映画も見てみたいと思う。 大好きな作品の一つになった。もっと読む
8人のお客様が感情移入に言及し、6人が肯定的、2人が否定的です
お客様はこの小説について、強烈な思いが残ると評価しています。強い感情が揺さぶられ、心にしっとりと残る作品だと感じています。伊坂幸太郎さんの作品のハマり点や、人の思いに焦点を当てた内容で、多くの読者の心を揺さぶる作品だと述べています。クライマックスではジンジンと喉の奥が熱くなるほど感情が揺さぶられるという指摘もあります。
...切なかったです。 ネタバレになるのでこれ以上はうまく書けませんが、懸命に生きた姿が生き生きと描かれているからこそ余計に強烈な思いが残ります。 「恋愛とか女の人より好きなものってないの?」 「あるよ。ドルジと琴美」もっと読む
クライマックスにかけてジンジンと喉の奥が熱くなるくらい感情が揺さぶられた。気を許して他人を心に住まわせた分だけ、自身は影響を受けていく。そして自分が生きた証は、自分を受け入れてくれた誰かが未来へと繋いでくれる。そう信じられる物語だった。...もっと読む
...誰もその世界でちゃんと生活してる感がない 俺ってあたしって変わってるでしょすごいでしょ感がでていて共感もなにもできない 読み進めるのが苦痛で途中やめた とにかく何もかもが鼻につく この作家の小説は二度と買わないもっと読む
...何気ない会話の優しさやユーモア。それに包まれた深みが読み終わった後に心にしっとりと残る作品だと思います。 映画とはまた違う良さが感じられる原作なので、映画を観た人にもお勧めです。もっと読む
50人のお客様がストーリー展開に言及し、28人が肯定的、22人が否定的です
お客様は、この小説のストーリー展開について意見が分かれています。一部のお客様はストーリーに引き込まれたと評価していますが、一部のお客様は「そう信じられる物語だった」という感想を持っています。また、登場人物の性格やトリックがつまらないため、話自体が面白くなく生理的に無理だと指摘しています。特にブータン人の存在が描かれる辺りから、読者は悲しみを覚えるという声もあります。 一方で、他のお客様はストーリー展開に不満を感じています。ストーリーが進まないイライラがあり、話が面白くないと感じる方もいます。 主人公の伊坂さんの才能を高く評価しているものの、話の内容が面白くないと感じているお客様もいます。 全体的に、作者の意図を理解していないという意見が多くあります。
意外な展開がある小説を探してこの本に出会って読んでみましたが、、、うーん。たしかに驚きはあったけど、それだけ!?と拍子抜けでした。所々クスッと笑えるところがあり(バイバイキンにはハマりました!)でも、なんだか切ない気持ちにもなり後味悪かったです。もっと読む
ミステリー小説としての評価の高い作品と聞かせれていたけど、これってミステリーなの?話は進まないし、登場人物は個性的というより、変人ばかり。話に盛り上がりはないし、結局、作者はなにを言いたかったの。途中で何回読むのをやめようかと思ったことか。もっと読む
テンポがあっておもしろいです。結末は意外でした。というか、あっけなかった。できれば生きていてほしかった。もっと読む
...それが見事に終盤重なった瞬間、やられた~~!!!って感じで凄く良かった! 決してハッピーエンドではないのだが、何とも言えない居心地がよい小説!もっと読む
31人のお客様が読みやすさに言及し、15人が肯定的、16人が否定的です
お客様はこの小説について、全体的に読みやすさと読後感に不満を感じています。全体的に読みやすく、読後感がすっきりしているという意見があります。特に動物虐待のシーンが多く登場し、途中で飛ばし読みした経験を持つ方もいます。一方で、一部のお客様が「読後感がすっきりしない」という指摘もあります。また、世界観がユニークすぎて消化不良のまま読み終わってしまったという声もあります。
...犬を飼っていて動物虐待ほど嫌悪するものはない者からすると、いくらフィクションでも読み進めるのが辛かったもっと読む
著者の特徴の会話主体の文で、 読みやすいけど、引き込まれるものが薄いもっと読む
...河崎が初対面の椎名に対して、辞書を奪うため書店をモデルガンで 襲おうと誘うのだ。作者が言うように、浮世離れした設定で先が読めない。やがてこの2つの物語は結び ついて小さなトリックを絡めた推理小説に仕上がってくる。途中、2つの物語が私には混乱して些か複雑に...もっと読む
過去と現在が点だったものが線として繋がって行く。アヒルと鴨の物語。 おすすめです。最後まで一気に読めましたもっと読む
26人のお客様が評価に言及し、14人が肯定的、12人が否定的です
お客様はこの小説について、非常に高く評価しています。傑作作品だと感じており、最後まで読んでほしいとの声もあります。また、悲劇を知ることで人は強くなれるという内容で、期待はずれだという意見があります。一方で、一部のお客様からは「期待はずれ」や「おしい」といった感想もあります。全体的に、伊坂作品としての評価が分かれているようです。
過去と現在が点だったものが線として繋がって行く。アヒルと鴨の物語。 おすすめです。最後まで一気に読めました。もっと読む
うまく纏まっているのですが、おしい。すごくおしい。一つ大事なところがどうしても気になってしまって、そこの意味をもっと持たせてくれたら★5つにもなれるのに。もっと読む
いいですもっと読む
期待はずれもっと読む
14人のお客様が内容に言及し、8人が肯定的、6人が否定的です
お客様はこの小説の内容について意見が分かれています。一部のお客様は、内容に深みを与えており、細かいところや理に叶った考え方を評価しています。また、深い意味のない描写が多く、ストーリーが進まないという指摘もあります。一方で、多くのお客様が「深い意味のない描写が多い」と指摘し、比喩表現があまり的を射ていないと感じる方もいます。また、強引な挿話も多く、動物にとってはストレス源だと感じているようです。
...主人公が1つの物語に後から参加したというスタンスが面白くも切ない。 ミステリーとしても青春ものとしても嫌みなく完成度が高く、地味ながら伊坂作品ではいまのところ一番好きな作品かもしれません。もっと読む
現代でしか通用しない観念や、浅はかな文化的伝統の知識や思想で語る登場人物にウンザリ。まったくもって魅力というものが無い。それはそのまま、著者を通して読者にもあてはまるものであろうことは避けられるものではない。この作品は文明開化的思考の持ち主には非常に受けるのかもしれない。もっと読む
...『因果応報』 仏教的ではありますが、理に叶った考え方だと思います。でもやっぱり私は、桜が悪徳警官を撃ち殺すように、銀行強盗が現金輸送ジャックをまんまと陥れるように、気持ちのいい爽快感を求めてしまいます。 星の数は爽快感の数。というわけで決して面白くないという事ではありません。...もっと読む
...ペット殺しの犯人を念頭に置いて、簡単な算数をすると作者の意図は自ずと分かってしまう。本線の他にも、強引な挿話が多い。動物園は動物にとってはストレス源で、憩いの場と言うよりは物悲しい場所である。パンダも模様を無視すれば、顔は熊以外の何者でもない。...もっと読む
9人のお客様が登場人物に言及し、3人が肯定的、6人が否定的です
お客様はこの小説の登場人物について意見が分かれています。キャラクターは魅力的で、主人公を取り巻く様々なシチュエーションが唸るものがあると評価しています。一方で、登場人物の性格については意見が分かれているようです。椎名と琴美のキャラ分けが性別以外まったくされていない点や、椎名と琴美のキャラ分けが性別以外全くなされていないという指摘もあります。
ミステリー小説としての評価の高い作品と聞かせれていたけど、これってミステリーなの?話は進まないし、登場人物は個性的というより、変人ばかり。話に盛り上がりはないし、結局、作者はなにを言いたかったの。途中で何回読むのをやめようかと思ったことか。もっと読む
...しかしキャラクターは魅力的であり、やはり面白い作品だと思います。もっと読む
...しかしながら読み終わるまでに感じたストレスは相当であった. まず作中の登場人物のリアリティが低く(性格の厚かましい超絶美形キャラが二人も出てきたり,明らかに危機的状況なのにのんびりとしていて結局死んでしまうキャラがいたり),かといって非現実路線特有の爽快感も感じられなかった....もっと読む
...さて、まず気に入らない点は、椎名と琴美のキャラ分けが、性別以外まったくなされてないこと。 二人共お気楽極楽で楽観的すぎる。 あんな連中に住所まで知られて無事でいられると考えるとは、なんという危機意識のなさ(琴美)。...もっと読む
8人のお客様が展開に言及し、3人が肯定的、5人が否定的です
お客様はこの小説の展開について意見が分かれています。一部のお客様は作品にグイッと引き込まれる様子や、ユーモラスな会話がリズムよく交わされ、たまに笑ってしまうという声があります。一方で、一部のお客様はこの作品のストーリー展開について不満を感じています。いくつかの伏線が緻密に張りめぐらされ、ラストに向けて謎が解き明かされる収束感があると評価しています。動物虐待の描写が特に目に残らないという指摘もあります。
事前情報で過大な期待を抱き過ぎた ただそれなしでも読後に満足感を得られたかと想像すると、多分そんな事は無いと思う なんか全てが中途半端で最終的に何も終わっていないので、カタルシスが皆無だもっと読む
村上春樹っぽい文体や世界観で奇妙なミステリーが展開される、一方で現在と過去が交錯しながら ラストに向けて謎が解き明かされていく収束感がある。ギミックに凝った作りとどこか日常を逸脱したキャラクター おおよそ大学生あたりを主役に据えたストーリーラインは作者の十八番ですが...もっと読む
...方が貧しいのか、動物への残虐さだけが印象深く残ってしまい、最後までこの本を読み切るにはこの残酷な部分をまだ読まなくてはいけないんだ・・とつらい気持ちで進めました。人それぞれの感想があって当然ですが、彼の本をまた読みたい、と思うまでには時間がかかりそうです。ミステリー作家は沢山いらしゃるのですから。もっと読む
...あちらは無意味に思える哲学的な言い回しが徹底的に無意味なままそれでも圧倒的な魅力を持って読ませてくれますが、 こちらはとってつけてたような印象しか残らない。 でもディランの歌声に対する「罪を持った人には糾弾しているように聞こえる」という表現は好きです。...もっと読む

日本からのトップレビュー

  • 星5つ中5つ
    いいです
    2026年7月19日に日本でレビュー済み
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  • 星5つ中4つ
    「地上から何センチか浮いた作品」にいささか居心地の悪さを感じる
    2025年12月7日に日本でレビュー済み
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    作者の伊坂がこの作品を自分で評して「地上からわずか何センチか浮いている作品」という表現を使っている。

    読後なるほどと思わせる。大学に入学したばかりで東北の町に引っ越してきた大学生椎名の「現在」の

    物語と、ペットショップに働く活気盛んな女性琴美の「2年前」の2つの物語が並行して描かれる。そして、この

    2つの話に共通して登場するのが河崎という美貌の男性と、ブータンから来た留学生ドルジという男性。読み

    進めていくと、何となく河崎、ドルジ、そして琴美の3人の青春小説っぽく思えてくる。だが、冒頭でまさに

    唐突かつ非常識な事態が起きる。河崎が初対面の椎名に対して、辞書を奪うため書店をモデルガンで

    襲おうと誘うのだ。作者が言うように、浮世離れした設定で先が読めない。やがてこの2つの物語は結び

    ついて小さなトリックを絡めた推理小説に仕上がってくる。途中、2つの物語が私には混乱して些か複雑に

    なってくる。読後はなるほどと思うのだが。作者が言うように「地上何センチ」という感覚が好きな人には

    いいだろう。だが、この感覚に何となく居心地の悪さを感じる私のようなものには、ちょっと爽快感が

    残らぬ作品であった。

    3人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中5つ
    初めて読んだ小説
    2025年11月2日に日本でレビュー済み
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    普段本読まない私でも読めました

    途中でなぜその描写をしてるのか考えたり、後半になるとあの行動はこういうことだったのかってわかるのが楽しかったです

    動物を虐待する内容が入ってるのがちょっときついですが

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  • 星5つ中3つ
    途中から加速しました
    2026年2月28日に日本でレビュー済み
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    伊坂作品5作目?くらい。まだ初心者でしょうか。

    正直なところ、読後感が他の作品に比べてすっきりしませんでした。ネット界隈ではヒロインの琴美の対応に疑問が持たれることが少なくないようですが、自分はそれを琴美ではなく作者の考え方なのかなあ、と捉えてしまいます。メタ的に判断して作品に没入出来ていないのは、読者が未熟だからでしょうね。

    日本の警察、そんなに頼りないかなあ? 頼ってもよかったんじゃ・・・。

    でも最初、読み進めるのがちょっと苦痛だった頃に比べたら、200ページ過ぎから結末を知りたくて加速しました。この才能はやっぱりすごいなと思います。

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  • 星5つ中5つ
    良かった
    2025年9月8日に日本でレビュー済み
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  • 星5つ中4つ
    【現在】パートと【二年前】パート。二つのパートの歯車がからまり合う妙味に魅せられました。
    2024年3月14日に日本でレビュー済み
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    大学生・椎名(しいな)の視点で話が進む【現在】のパートと、ペットショップの店員・琴美(ことみ)の視点で話が進む【二年前】のパートが、交互に繰り出されながら(いわゆる、カットバックを使って)話が織り上げられていきます。

    序盤は?て噛み合わなかった二つのパートが、中盤辺りから徐々にからまり合ってきます。その辺のミステリアスな妙味がなんとも言えず、魅せられました。

    先日、著者の「陽気なギャング」シリーズ三作品を読んだばかりだったので、〈祥子(しょうこ)〉〈響野(きょうの)〉の名前が出てきたのは、ちょっと嬉しかったな。

    それと、話の終盤に幻想的な光景が出てくるのですが、この描写にかなり救われる思いがしました。

    で、某登場人物が眺めるこの光景、どこかで見た気がするなあと思って記憶を探ってみたら、それは著者の『魔王』の表題作でした。

    〝伊坂ワールド〟ならではのこうした作品同士のリンク、繋がる感じは、見つけると「おっ!」となりますね。なんか、わくわくしちゃいました。

    そうそう。時折ふっと登場する黒猫の名前が、〈シッポサキマルマリ〉て言うんですね。妙に記憶に引っかかる、洒落たネーミングやないかあ思いました。

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  • 星5つ中5つ
    主人公は何も変わらなかった
    2024年8月24日に日本でレビュー済み
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    重要な人物はカワサキ。

    2人?いや3人にとっては相変わらずおかしなやつ。

    現代の主人公は何も変わらないけどそれで良かった。

    自分の人生じゃ体験できないいい人生が描いてありました。

    2人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中5つ
    面白い
    2024年5月12日に日本でレビュー済み
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    おもしろかったです

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