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以前から渡辺洋二氏の著書などで302空のことは知っていましたが、他の書籍では最後の反乱についてあまり深堀しておりませんでした。
そこで反乱に焦点を当てた本作を知り、読んでみました。
実際は302空全体の活動史となっているようで、隊の創設から話が始まります。
しかし、まだ50ページほどしか読んでいませんが、難点が散見されます。
まず根本的に著者の文章力が低く、事実を羅列するだけの行が頻繁に登場し、いまいち読者を引き込む力がありません。
ほかにも
「七月十八日から二十一日までの三日間にわたって~(p.42)」→「四日間」の誤りでは?
「城(英一郎)大佐は(略)(十月)十九日、レイテ沖海戦で艦と運命を共にした。(p.53)」→城英一郎大佐は10月「25日」に戦死されています。
「館山航空隊司令だった岡村基春大佐も(p.53)」→341空のことでしょうか?岡村大佐は「341空司令」として館山基地で紫電の訓練を指揮していましたが、「館山航空隊司令」ではありません。
「岡村(基春)は、終戦の日に特攻を見送ったあと、鹿屋で自決する。(p.53)」→岡村大佐は戦後の1948年7月13日に千葉で鉄道自殺をされています。「終戦の日に特攻を見送ったあと」でもありませんし「鹿屋」でもありません。誰と間違えているのでしょうか?
はじめに文章力云々と書きましたが、それ以前に事実誤認が多すぎて、この調子であと600ページ以上読まなければいけないと思うと憂鬱です。
本書の購入を検討されている方には、渡辺洋二氏の302空著作をお勧めいたします。
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