活気の朝 閉場惜しむ 名古屋・中川区の下之一色魚市場
2021年3月13日 16時00分 (3月13日 16時00分更新)
一九一二(大正元)年に設立され、海産物の取引拠点として親しまれた名古屋市中川区の下之一色(しものいっしき)魚市場が十三日、営業最終日を迎えた。閉鎖を惜しむ客が早朝から多く訪れ、最後のにぎわいを見せた。
市場内の十六店舗には、早朝からアジやアワビ、ホタテなどがずらりと並び、活気に満ちた雰囲気に。常連客からねぎらいの言葉を掛けられたり、花束を手渡されたりする店主の姿もあった。下之一色魚市場協同組合の服部繁治代表理事(72)は「楽しさも苦しさも乗り越えてここまでやってこられた」と目を潤ませた。
庄内川と新川に囲まれた下之一色地区はかつての漁師町。五九(昭和三十四)年の伊勢湾台風を機に漁業権を放棄し...
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