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スルガメテオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スルガメテオ
ジャンル スポーツ漫画(野球)[1]
漫画
作者 田中ドリル
出版社 講談社
掲載誌 週刊少年マガジン
レーベル 週刊少年マガジンKCデラックス
発表号 2025年7号 -
発表期間 2025年1月15日[2] -
巻数 既刊7巻(2026年8月17日現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

『スルガメテオ』は、田中ドリルによる日本の漫画。『週刊少年マガジン』(講談社)において、2025年7号から連載中[2]。

概要

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同誌としては『ダイヤのA』以来の高校野球を題材にした作品[要出典]。

あらすじ

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ラグビーの強豪である都立星群高等学校には、人数すら足りていない野球同好会が存在。キャプテンを務める甲斐陽人は、ガタイのいい新入生・駿河慧に目をつけ、“未来のエース”として勧誘する。しかし、即座に断られて意気消沈した甲斐は、帰りに馴染みのバッティングセンターへ寄る。そこで駿河とまたしても顔を合わせ、彼がなんと店主の身内である事実を知った。新入部員として再度勧誘するものの、駿河は断固として拒否。甲斐が去ってからベンチに置かれた入部届けを見つけ、後日返却すべく駿河はグラウンドに赴く。そこではグラウンドの使用を賭け、ラグビー部との試合が行われていた。その矢先、悪質なプレーにより投手である甲斐が負傷。成り行きで彼の代わりにマウンドへ上がった駿河は、バッティングセンターの名物「スルガメテオ」を彷彿させる投球を披露。ラグビー部の打線をねじ伏せ、見事勝利をもたらした。

登場人物

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星群高校

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西東京にある都立の無名校。部員数は10人(当初は8人)。宙曰く「チームの打撃力は低いが、守備力だけならば全国クラス[注 1]」。強化合宿の第1試合(対陽炎第三Bチーム)にて、完全試合を達成する。

1年部員

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駿河 彗(するが けい)
本作の主人公。投手・右翼手、右投右打。打順9番。AB型。
一見ぶっきらぼうな朴念仁であるが、実際はシャイな性分[注 2]。実家はバッティングセンターを経営しており、名物「スルガメテオ」の正体[注 3]。祖父と2人暮らしだが、何かしらの事情を抱えている模様。過去に関する記憶もまた断片的であり、御月のことを思い出せずにいる。
恵まれた体格とフィジカルを有し、高校生離れした剛速球を放る。加えてボール0.1個分単位の制球力を誇り、将山すらも抑え込める投球センスの持ち主。その反面、牽制球やクイックモーションをまともに行えず、基礎知識もまた疎い[注 4]。野手としては強肩や足の速さを活かし、走者を刺殺している。
入学式にキャプテンである甲斐に目をつけられ、グラウンドの使用を賭けた試合に思わぬ形で登板。それ以降、熱心なオファーを受けて入部する。
大の学業不振であり、とりわけ数学が苦手。
御月 新(みづき あらた)
ユーティリティープレイヤー。投手・遊撃手・外野手(右翼手・左翼手)、両投[注 5]左打。打順1番。
両耳に填めた無数のピアス、黒いマニキュアが特徴。根暗で物静かなメンヘラ気質。当初は仮入部という扱いだったが、1か月遅れで正式に入部する。駿河とは小学生からの仲であるが、諸事情により忘れ去られている。
大阪府のボーイズリーグで名を馳せた逸材選手。抜群な打撃センスと選球眼を備えており[注 6]、細身ながら本塁打を量産する長打力も持つ。リードオフマンとして打線を牽引する存在。投手としてのポテンシャルも高く、サイドスローから切れ味のある変化球を操る技巧派。持ち球としてカーブやスライダー、シュートやシンカーがある。
絵画が趣味。駿河と違って学業優秀。

2年部員

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甲斐 陽人(かい はると)
野球部のキャプテン。投手・捕手、右投右打。打順3番。A型。
太い眉毛が特徴。明るく前向きな性格だが、やや無鉄砲。口癖は「ガッツリ◯◯!!」。司令塔らしく観察力に長けており、体格のみで駿河のポテンシャルを見抜いた。
加地 京平(かじ きょうへい)
甲斐に勧誘されたメンバーの1人。捕手・三塁手、右投右打。打順2番。O型。
三白眼が特徴。5人兄弟の長男。少しばかり荒っぽい性格。高校入学から野球を始めたものの、現在はすっかり順応している。
火野 透馬(ひの とうま)
遊撃手、右投右打。打順7番→8番。A型。
端正な顔立ちに口元のホクロが特徴。母親はモデルをしている。小心かつ神経質な性格。華麗な守備が売り。
土屋 俊介(つちや しゅんすけ)
中堅手、右投左打。打順1番→6番。
童顔とツーブロックの髪型が特徴。チームの中では最も小柄なものの、俊足が売り。
天沢 狐次郎(あまさわ こじろう)
左翼手・三塁手、左投右打。打順5番。
糸目と八重歯が特徴。好物は油揚げ。
水戸部 勇(みとべ いさむ)
一塁手、右投右打。打順4番。
老け顔とチーム1の長身が特徴。実家は醤油屋。

3年部員

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金子 優大(かねこ ゆうだい)
二塁手、右投右打。打順6番→7番。
切れ長の目元が特徴。クラスでは学級委員を務めている。
木原 憲明(きはら のりあき)
右翼手→補欠、右投右打。打順8番→代打。
丸眼鏡が特徴。東京大学を志望している。観月が加入してからは控えに回った。

首脳陣(星群)

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監督
本名不明。スーツ姿が特徴。運動経験の乏しい文化系であり、連絡事項の際に登場する。
進堂 宙(しんどう そら)
本作のヒロインおよび解説役。将山の妹にしてマネージャー。1年生。
目元のホクロが特徴。流されやすい生真面目な性分。以前から生粋の高校野球オタクであり、観察力に関しては甲斐を上回る[注 7]。さらに運動神経も高く、内外野へ苦もなくノックを打ち分ける。
当初は「ごく普通の女子高生」としてスクールライフを送る気だったが、以前から書き留めていた『野球ノート[注 8]』を甲斐たちに見られ、なし崩し的に勧誘された。

その他(星群)

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鳴海 修也(なるみ しゅうや)
2年生。ラグビー部所属。
ギザギザした歯並びが特徴。好戦的かつ嫌味な性格。中学時代に野球経験があり、甲斐とチームメイトだった。実力はまだ健在であり、本塁打性の大飛球を放っている。

陸稲城西高校

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西東京に君臨する『風林火山』の一角[注 9]。甲子園出場回数春11回、夏14回。

進堂 将山(しんどう しょうざん)
駿河の宿敵。2年生。二刀流選手、右投左打。
掴みどころのない飄々とした性格。打率7割超え、通算67本塁打を記録している天才プレイヤー。投手としても最速151km/hの速球に加え、高速スライダーを操る。
権藤 雄一郎(ごんどう ゆういちろう)
主砲。一塁手、右投。
高校通算87本塁打。
東峰 龍(とうみね りゅう)
3年生。外野手、左投左打。
鋭い吊り目とカチューシャが特徴。駆け引きに優れており、星群との練習試合では「守備シフトだけで配球を読む」という芸当を披露。
佐伯 州都(さえき しゅうと)
投手、左投。
山之内 稔(やまのうち みのる)
監督。仏頂面が特徴。
部長
野球部の責任者。眼鏡とハゲた頭髪が特徴。

陽炎第三高校

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同じく『風林火山』の一角。甲子園出場回数春10回、夏6回。

国本 竜介(くにもと りゅうすけ)
Bチームのキャプテン。投手、右投右投。
上昇志向な性格であり、和気藹々とした星群ナインに終始困惑。強化合宿の第1試合である星群戦に先発登板。先頭打者の御月にプレイボール本塁打を打たれ、その後も失点して敗戦投手となる。
冴木 風磨(さえき ふうま)
Aチームの主力選手。打順2番。
尊大な性格でよく煽り口調を用いる。
重松 志尊(しげまつ しそん)
監督。口元に蓄えた髭が特徴。

紅葉林学園

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同じく『風林火山』の一角。甲子園出場回数春5回、夏2回。

有栖川 樹林(ありすがわ じゅり)
主力選手。打順1番。
中性的な顔立ちと長髪が特徴。美意識の高い性格。
佐藤 貴一(さとう きいち)
監督。恰幅のいい体型が特徴。

東海菅原学府高校

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同じく『風林火山』の一角。甲子園出場回数春8回、夏6回。

円寺 琉火(えんじ るか)
主力選手。打順3番。
関西弁が特徴。
野村 怜(のむら れい)
監督。眼鏡を着用した理知的な女性。

その他

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駿河の祖父
本作の狂言回し。バッティングセンターの店主。
杖をついた白髪の老人。孫と2人暮らし(対外的には「息子」と呼んでいる)。
日車(ひぐるま)
専門誌『月刊高校野球』のベテラン記者。喫煙者。
無精髭とハンチング帽が特徴。辛口なコメントが目立つ。

書誌情報

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  • 田中ドリル『スルガメテオ』講談社〈講談社コミックス〉、既刊7巻(2026年8月17日現在)
    1. 2025年4月16日発売[1][3]、ISBN 978-4-06-538789-4
    2. 2025年7月16日発売[4]、ISBN 978-4-06-539766-4
    3. 2025年10月17日発売[5]、ISBN 978-4-06-541112-4
    4. 2025年12月17日発売[6]、ISBN 978-4-06-541988-5
    5. 2026年3月17日発売[7]、ISBN 978-4-06-543008-8
    6. 2026年5月15日発売[8]、ISBN 978-4-06-543633-2
    7. 2026年8月17日発売[9]、ISBN 978-4-06-544628-7

脚注

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注釈

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  1. ↑ その証拠に陸稲城西との練習試合では、トリプルプレイを記録している。
  2. ↑ 特に物語序盤は、コミュ障を思わせる言動が目立った。
  3. ↑ 表向きはピッチングマシンとなっているが、実際のところ防球ネット裏から駿河が投じていた。
  4. ↑ 具体的には「相手打者がセーフティバントを試みた際、ベースカバーに入らない」「走者がいる状態でワインドアップ」などが挙げられる。
  5. ↑ 作中の描写から本来は左利きと思われ、登板時のみ右投げになる。
  6. ↑ 宙曰く「スイングスピードで合わせている兄・将山と異なり、腰の捻りや全身を使ってミートしている」。
  7. ↑ 第15話では観月の打撃技術をすぐさま把握し、第18話では些細な守備シフトの穴を見破っている。
  8. ↑ 星群高校野球部に関する特徴、改善点などを事細かく書き記した内容。
  9. ↑ 甲子園出場常連である強豪4校の通称。

出典

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  1. 1 2 “バッティングマシンの“中の人”が甲子園を目指す青春野球譚「スルガメテオ」1巻”. コミックナタリー. ナターシャ (2025年4月16日). 2025年4月16日閲覧。
  2. 1 2 “熱血キャプテン&内気な新入生コンビが甲子園を目指す、マガジンの青春野球譚”. コミックナタリー. ナターシャ (2025年1月15日). 2025年4月16日閲覧。
  3. ↑ “『スルガメテオ(1)』(田中 ドリル)”. 講談社. 2025年4月16日閲覧。
  4. ↑ “『スルガメテオ(2)』(田中 ドリル)”. 講談社. 2025年7月16日閲覧。
  5. ↑ “『スルガメテオ(3)』(田中 ドリル)”. 講談社. 2025年10月17日閲覧。
  6. ↑ “『スルガメテオ(4)』(田中 ドリル)”. 講談社. 2025年12月17日閲覧。
  7. ↑ “『スルガメテオ(5)』(田中 ドリル)”. 講談社. 2026年3月21日閲覧。
  8. ↑ “『スルガメテオ(6)』(田中 ドリル)”. 講談社. 2026年5月15日閲覧。
  9. ↑ “『スルガメテオ(7)』(田中 ドリル)”. 講談社. 2026年8月19日閲覧。

外部リンク

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