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フッ化白金(V)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フッ化白金(V)
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
性質
F5Pt
モル質量 290.07
外観 赤色の固体
融点 75–76 °C (167–169 °F; 348–349 K)
沸点 300–305 °C (572–581 °F; 573–578 K)
関連する物質
関連物質 フッ化白金(IV)
フッ化白金(VI)
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。

フッ化白金(V)(フッかはっきん、英語: Platinum(V) fluoride)は、経験式PtF5で表される無機化合物である。赤色を呈する揮発性の固体であり、研究事例は少ないものの、白金の数少ない二元フッ化物として関心を集めている。水によって加水分解する[1]

Neil Bartlettによって、塩化白金(II)を350 ℃以上(この温度を下回ると、PtF4のみが生成される。)でフッ素化することで初めて合成された[1]

四量体を形成し、フッ化ルテニウム(V)と類似した構造を持つ。四量体においては、それぞれのPt原子にF原子が八面体形に配位し、2つのフッ素配位子が架橋構造をとる[2]

脚注

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  1. 1 2 Bartlett, N.; Lohmann, D. H. (1960). “Two New Fluorides of Platinum”. Proceedings of the Chemical Society (London): 14–15. doi:10.1039/PS9600000001.
  2. Mueller, B. G.; Serafin, M. (1992). “Single-crystal investigations on PtF4 and PtF5”. European Journal of Solid State Inorganic Chemistry 29 (4–5): 625–633. doi:10.1002/chin.199245006.[要文献特定詳細情報]