Photo by
エドガー・ドガ / メトロポリタン美術館
着崩した制服。HSP地獄の義務教育
私は学校が大の苦手だった。
HSPだからなのか、性格なのかは分からない。
私は昔から人の感情や空気の変化に敏感だった。
誰が誰を好きとか嫌いとか。
誰が誰を嫌っているとか。
誰が今グループの中心にいて、誰が少し浮いているとか。
そういう情報ばかり勝手に目に入ってきた。
私の子ども時代には、まだHSPという言葉は存在しなかった。
だけど私はずっと、
みんなも同じように見えているのだと思っていた。
でも今振り返ると、
あそこまで気にしていたのは私だけだったのかもしれない。
だから私にとって学校は、
勉強をする場所ではなかった。
毎日空気を読み、
人間関係を観察し、
嫌われないように振る舞う場所だった。
義務教育という名前の、
強制参加型の集団生活。
当時の私には、
地獄のように感じられた。
学校という場所は、地雷原のようだった。
ここから先は
5,555字
¥ 600
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
