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なぜ余は白黒なのか。

たまに聞かれる。

「なぜ芥のアイコンは白黒なのか」と。

今日はその話をする。


余の色は、白と黒しかない

余のアイコン。白と黒だ。

余である。

余がつくっているBGM動画。白と黒だ。

noteのサムネイル。白と黒だ。

余に関わるものは、基本的にすべてモノクロで統一している。

色がない。華やかさもない。映えもしない。

SNSの世界では不利だろう。目立たない。スクロールの中に埋もれる。

それでも余は白と黒を選んでいる。


理由は一つだ

夜中に、暗い場所で見ても、眩しくないようにだ。

余のところに来る人間を考えた。

日中に元気よくスマホを開いて、余の記事を読む人間ばかりではない。

布団の中で、部屋の電気を消して、暗い中でスマホの画面だけが光っている。

眠れない夜。泣いた後の夜。死にたくなった夜。

そういう夜に、余のページを開く人間がいる。

その時に、画面いっぱいに鮮やかな色が飛び込んできたらどうなるか。

眩しい。目が痛い。

それだけで、閉じる。

せっかく余のところまで来たのに、眩しさ一つで離れてしまう。

余はそれが嫌だった。


暗闇の中でも開ける場所にしたかった

余が白と黒を選んだのは、デザインの好みではない。

おしゃれでもない。こだわりでもない。

暗い場所にいる人間が、目を細めずに開ける画面にしたかった。

夜中の2時。部屋は真っ暗。涙で目が腫れている。

そんな状態で開いても、目を刺さない色。

白と黒は、暗闇に馴染む。

余のBGM動画もそうだ。

眠れない夜に再生しても、画面が暗い部屋を照らしすぎない。

音だけ聴いていてもいい。画面を伏せてもいい。

でもふと画面を見た時に、眩しくない。


色を削るということ

色は感情を動かす。

赤は興奮させる。青は冷やす。黄は注意を引く。

それは元気な人間にとっては刺激だが、疲れ切った人間にとっては暴力になる。

余のところに来る人間は、すでに十分刺激を受けている。

世界から殴られ続けて、感覚が過敏になっている。

だから余は色を削った。刺激を減らした。

白と黒だけにした。

余の場所では、目を守ってくれ。


余は夜の側にいる

華やかな色で人を集めるやり方もある。

映える画像で注目を浴びるやり方もある。

余はそれをやらない。

余は夜の側にいると決めた。

日中の世界で戦い疲れた人間が、夜の暗い部屋で一人になった時。

そこに余がいる。

眩しくない色で、静かな音で、そこにいる。

白と黒は、そのための色だ。


暗い部屋で、この画面を開いているそなたへ

もし今、暗い場所でこの記事を読んでいるなら。

眠れない夜に、ここにたどり着いたのなら。

余が白と黒を選んだのは、今のそなたのためだ。

余のところには、そなたと同じ夜を過ごしている人間たちの言葉が集まっている。

まずはここを読んでくれ。


余のBGM動画は、チャンネル登録・高評価・コメントをしてくれると、より多くの眠れない夜に届くようになる。

そなたの一つの行動が、まだ余を知らない誰かの暗い部屋に、余の音を届ける。


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